今日は花粉小康状態。 昨日の悶絶ぶりが嘘のように晴れ晴れしい気分。
数日前になぜか強烈な腹下しの呪いを受け、正露丸を服用しました。 「正露丸てさ、昆虫採集セットの味がするよねー?」 「知らない! そんなの持ってなかったし!」 激しく同意を拒否されてしまったのです。
なぜ? 百万人の小学生のお友達、"昆虫採集セット"を持ってなかった人がいるのか?!
あの赤いビンと青いビンに入っていた、謎の注射液の匂いと正露丸は同じ味なのよ。 消毒液やナフタリンみたいな匂いの、舌にチリチリくる味。 (あれはクレオソートなんじゃよ、と兄から聞きました)
ちなみにセットに入っていたのは"昆虫を眠らせる薬"と"保存液"という二種類の注射液だったのですが、"眠らせる薬"を注射して、その後目覚めてくれたムシはいなかったように思います。 つまり"永久に眠らせる薬"だったんですか?
検索かけたけど、今はもう存在しないらしいです、昆虫採集セット。 あったとしても別の名前なんでしょう。 全国にプチ・マッド・サイエンティストを発生させていたに違いない、素晴らしいツールだったのに。
虫つながりで、このマンガの話。
「蟲師 2巻/漆原友紀」
やー、待ち望んだ2巻ですよ。 相変わらず、ちょっと不思議で不気味な世界が繰り広げられています。 個人的には最後の話「綿胞子」が「ボディ・スナッチャー」ぽくて好き。 どの話も残酷な気配(昔話によく見受けられるような)が満ちていて、お涙頂戴な話ではないところが気に入っています。 絵柄も相変わらずガサガサしていて素敵。 このごろの講談社は単行本の印刷に凝っているらしく、この蟲師のシリーズもカバーデザインが大変よろしいです。 しかも、今回から本文にもカラーページが! ぜひともお読み下さい。
木曜深夜(金曜早朝?)にテレ朝で放送している「時空警察ヴェッカー」って知ってますか? オナゴばかりのタイムパトロール機構の話なんだけど、はっきりいって演技は学芸会でどうしようもない。しかし、設定とストーリーがおかしいっす。(実写です)
冷静な美少女が実はアンドロイドだったり。見た目はアホでも一番の天才(しかも普段はメイドさんだったりします…)とか。そういう"お約束"がてんこもりで、さらに毎回"お約束"なストーリーが展開します。 こないだはある女の子の憧れの先輩(男)が敵側に回り、対決することになるという筋立てで、腹を抱えて大笑いさせてもらいました。
戦国時代をミニスカートにビスチェの制服で歩いてたら、おかしいじゃろ!
他にもツッコミどころ満載で、奇妙なドラマ。 "phase 4"から見始めたので、はじまりはわからないんだけど。
一回見た感じでは、『ダメなサイレントメビウス(ただし妖魔は出てこない)』。
全体に漂うチープさが病みつきになりそうです。 ヒマなら、ちょっとチェックしてみてください。
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