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ぱふぱふの森
アケヲ
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2001年10月01日(月)
今月から始まるアニメは何を見たら良いのか…?


このところあまり本を読んでなかったりするんですが、久々に新刊を買ってきた。
平野耕太の「ヘルシング」4巻ザマス。

近日中にアニメが始まるそうで、キャスト忘れたけど、派手に発表会やるからに
は、結構な資本が集まっているのではないかと。
このざわざわしたペンタッチをどうアニメに反映させるのだろうか?

あと、この人はかなり気まぐれに話を書いている気配が常につきまとうのですが、
本作も好きなことを好きなように書きまくってますね。
アワーズって雑誌、編集者が本当に好きな作家を引っ張ってるんだろうなと思うの
です。
だって他の連載陣て、内藤“トライガン”泰弘とか、余湖“コミックマスターJ”裕
輝とかよ?(もっとマニアックな人も書いてますが代表的な人をあげてみました)
これが1冊に載る訳なんですから、バラバラやん!
SFあり、ホラーあり、無茶苦茶あり(これは主に“J”です)…。
コミックビームとはまた違った意味で凄い雑誌だと思う。尊敬。

で。平野耕太は非常にマニアのツボを心得ていて、微妙に配置されたキーワード
(ネーミングや設定)だとか。
絵的に素敵なシーンをばしばし書くとか。
全体を見てまず始めに感じるのが「カッチョええ」の一言に尽きます。
最近流行の言葉で言えば「スタイリッシュ」(笑)。

話が吸血鬼その他が血塗れなもんで、ベタが多いんですが、このベタとトーンの配
分が絶妙に素敵なのです。見ればわかります。
時々むやみに白い画面もあるけど、これはご愛嬌ってことで。

そしてキャラ設定はお約束ながら、オナゴにも優しい配慮付き。
必ず半ズボン系美少年が出てくるのであります!
今回もいますよ、シュレディンガー准尉というカワイコちゃんが。
しかも耳付きっすよ?(人狼なのかなあ?)
あざとすぎるぅうと言いながらも、かなり嬉しいのは事実。
「大同人物語」にも似たコがいましたから、まぁこういう役回りの人を出すのが好
きなんでしょう。

あとの悲願は「ぜひ最後まで書いてください」ということですか。
割とぶっちぎれの連載が多いので、編集の方にも頑張ってほしいところです。

カバーの下にめくるめく世界が待っていますので、所持している人はまずカバーを
外してみましょう。

主人公(?)アーカードの周りには年齢不詳の素敵なオヤヂが多いのですが、そう
いった本を書いている人はいないんでしょうか?
知っている人は、そっと教えてください。


今週のジャンプ感想。
「ワンピ」におけるルフィの扱いって、とても主人公とは思えんね。“しわっ”っ
てアンタ…。
一番激しく面白かったのは「ボーボボ」でした。
作者の精神構造は一体どうなっているのか、本当に心配になりました。
でも、面白いから許す!