無責任賛歌
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藤原敬之(ふじわら・けいし)

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2000年08月03日(木) 巻頭言&近頃の若いやつぁよぉ……/『ジェームズ・ボンドへの招待』(ジェームズ・チャップマン)ほか


 まずは私の日記をこの第1回から読み始めようとしていらっしゃる、奇特なあなたに、若干の注釈を付けねばならない。
 と下記の書き出しと全く同じ文で始めてみたが、これは2001年2月11日から現在、2003年4月5日に至るまで、私が使用し続けてきた「有久幸次郎」のHNを廃棄し、本来使っていた「藤原敬之」に戻すことになった事情を新たに書き記したものである。
 もともといくつものHNを使い分けるのは私の本意とするところではなかったが、下記のような事情で、二つ(あるいはそれ以上の)HNを使い分けざるをえなくなっていた。しかし、時を経て、私のことを「国賊」と罵った上司も、わが社において乱暴狼藉を働いたあげくに左遷され(ともかく社員の誰一人としてよく言う者のいない上司であった)、また当時の事情を知るものも殆ど退職転職(~_~;)配置替えとなった。
 もはや「藤原敬之」の名前で私の日記を検索し、職場に「へっへっへ、あんたんとこの社員が職場の悪口陰口書きまくってますぜ」とチクる人間はいないのである。第一、何度も書いていることだが、私は自分の会社の名前を日記内で明かしたことは一度もない。関係者の実名だって一度も書いてはいない。個人の尊厳を傷つけ、社の営業を阻害するような誹謗中傷に当たることは全くしていないのである。そのことは私の知り合いの弁護士さんにも確認してもらっている。
 私の発言に関して人によっては怒りを覚える方もおられることだろう。しかし、それに対する批判ならばいくらでも受けるし、私自身、誤りだと思えば謝罪し訂正することも躊躇はしないが、初めから発言の自由を奪うような行為に対しては、断固として戦う。
 ……と言いながらまたなんかあったら別ハンドルになっちゃうこともあるかもしれないけれど、そんときゃそんときでまたよろしくお願いします。
 ああ、無責任(^_^;)。

                2003年4月5日 午前1時50分 記之
                    藤原敬之(ふじわら・けいし)





 さて、私の日記をこの第1回から読み始めようとしていらっしゃる、奇特なあなたに、若干の注釈を付けねばならない。
 もともとこの日記は、私が所属している「演劇集団 P.P.Produce」のホームページの日記コーナーに、他のメンバーと共に「藤原敬之」名義で毎日書きこんでいたものであった。
 その期間は2000年8月3日から、2001年1月26日までのほぼ半年。もちろんその後も継続して日記は書き続けるつもりであった。
 しかるに、職場の上司より、突然この日記に対して文句を付けられた。職場の悪口を書いていることが職場の何人かに知られている、即刻中止せよ、とのお達しである。
 確かにこの日記は一般に公開されてはいるが、私の職場を貶めるために書かれたものではない。固有名詞は一切出していないし、職場ないしはそこに所属する私人の人権やプライバシーを侵すような表現は一切ない。愚痴や悪態をついてはいるが、それは普通の会社員が誰でも感覚的に持っている程度のモノであって、これで腹を立てるとはケツの穴が狭いとしか言いようがない。第一、私のこの日記を読んで、私がどのような職業についているか断定できる人間がいるとでも言うのだろうか? 要するに私の身近の人間が私を貶めるために上司にチクり、上司もアタマが悪いので私の文意を読み取ることもなく高圧的な態度に出た、というだけのことである(「国賊」とまで言われたぞ。狂ってるな)。
 大体、上司自身、他組織のホームページに対して改竄を命令することが立派な法律違反であるということに気づいていないのだ。こちらもこんなバカバカしいことで喧嘩したところで益がない(というか、ことが荒だったら職場だって困る)ので、日記そのものはホームページから引き上げることにした。
 しかしその際、「日記の内容に関して文句をつけるつもりはない」という言質を上司から引き出している。アドレスを職場の者に知られたのがよくないということなのだ。従って、ここのアドレスはもう職場の関係者には絶対に教えない。どこかから嗅ぎ付けて更に文句をつけてきたら、それはそいつの悪意による行為であって、今度こそ立派な犯罪である。

 このような事情なので、この日記だけを読んでいる人には、演劇集団 P.P.Produceとは何なのか、日記中に散見するほかのメンバーとのやりとりはどのようなものなのか、見当がつかないと思う。しかしそこまで注をつけることは大変労力を要することなので、興味を示された方は、面倒でも演劇集団 P.P.ProduceのURLを開いて確認していただきたい。

 http://members2.jcom.home.ne.jp/p-p-p/

 この日記ともども、面白がっていただければ幸いである。


       2001年2月11日 午前4時10分 記之
                         有久幸次郎

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 実は私は、若い女の子に囲まれてお仕事をしている。
 かと言って、ウレシイことは何にもないので、うらやましがらないよ〜に。

 で、今日もある女の子(A子)と世間話などしていたと思いたまい。

 A子「すっごく日焼けしてますねェ。どこ行ったんですかぁ?」
 私「ああ、東京行って、皇居を一周してきたよ」
 A子「コーキョ……って何ですかぁ?」
 (間)
 私「……昔の江戸城」
 A子「大きいんですかぁ?」
 (間)
 私「……一周、一時間半はかかるからな」
 A子「すっごぉい。なんでそんなとこ行ったんですかぁ?」
 (間)
 私「……観光だよ、やっぱし」
 A子「何か面白いんですかぁ?」
 (間)
 私「……散歩が好きなんだよ、俺」
 A子「ヘエエ。変わってますねェ」

 変わっとるのはオドレじゃあああっ!!

 ……ま、九州の福岡くんだりに住んでて、新聞も読まない、テレビも見ない(じゃあ何してんだ?)って生活してりゃあ、皇居が何かも知らねえだろうが、それにしても……なあ。
 ああ、でもこんなヤツらが世間の主流派になった日にゃあ、俺たち年寄りのほうが迫害されるようになるんだ。
 こりゃもう、若い連中にはどんどん犯罪を犯してもらって、とっとと世間と隔絶したトコロに行っちゃってもらわねば。
 
 お仕事の合間に『ジェームズ・ボンドへの招待』を読む(こらこら)。やっぱり最高のボンド役者はジョージ・レイゼンビーであろう(賛同者求む)。

 仕事から帰って、博多駅の紀伊國屋で本を物色。
 ミステリ数冊と竹熊健太郎『私とハルマゲドン』。
 『ザ・めしや』でうな丼食いながら読むが、同世代なので共感できる部分はあるが、どうもこの人、他人の情念に流され過ぎとるな。オウム真理教を「自分とは異質な人間とは思えない」と言っとるが、他人の異質さを分析できねば自分が誰かってことだって自覚できんだろう。
 結局誰ぞに洗脳されてしもうとるがな、この人。
 ……それにしても、今はどこもかしこもうなぎフェアで安い。ドンブリ一杯480円。これで三日続けてうなぎを食ってるが、そのうち夢にうなぎが化けて出るぞ。でも「化けうなぎ」ってちっとも怖そうじゃないが。

 さて、劇団の諸君。とりあえず年長者なので皮切りに書きこんでみたが、私にばかり書かせないように頼んまっせ。
 ラブラブ日記でもいいからさ。



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