街では風が止まっていて子猫が茂みにそっと消え道を行くのは車ばかりで日傘の婦人はすがたなく自分は一人くるまの中で窓をあけて風を入れつつ道の周りに何にもなくて道の向こうに何も見えず車の中にも風ははいらず何も動かない街のなかを僕は本当に動いてるのか動いているのは時間だけ