ぽあろの文芸日記

2001年04月17日(火) 磯の香

  磯の香を一身に受け母弾む

ひたち海浜公園の帰り、阿字ヶ浦をドライブ。
久々に近くに見る海に、島育ちの母が歓声。

海岸の砂浜、果てしない水平線、やさしい白波、
それら以上に母が喜んだのは、
磯の岩場だった。

車を止め、ロックしている間に、
母は岩場へとどんどん足を進めていった。
海浜公園で遊びつかれたことなど忘れて、
いきいきと磯遊びに熱中する母の姿。

ビニール袋いっぱいに、螺をつめて。
魚市場まで足を伸ばすことに即決。

  磯遊び遠くの汽笛間のびして


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