くたびれて眠れる君の横顔をしばし眺めて隣室へ出る初仕事でくたびれた妻。僕が風呂から上がると、もう眠っていた。ほっとしたように眠っている。きっと緊張の連続だったのだろう。いつまでも眺めていては起こしてしまう。まだ眠くならないので本でも読もうかと思ったが、とにかく起こしてはかわいそうと思い、そっと隣の部屋へ出る。 我一人ならば重たい音楽をじっくり聴こうヘッドフォン付けちなみに曲はマーラーの5番・・・