喫茶店いつもロイヤルミルクティ時計の砂を追う汝の目を追う
何気なく過ぎていく時間 そんな時間こそが贅沢だと思う 喫茶店の砂時計 砂が落ちきるのを待ちわびるでもなく ただただ砂を眺めている君
とりとめもない話をしていくうちに ミルクティはいつもさめてしまう それでも君は おいしそうに飲んでいたね その一瞬一瞬が至福の時だったんだね
君とともに暮らすようになり そんな時間はかえって減ってしまった でもそれは寂しいことじゃない 毎日のあわただしい時間の中に いつも君がいること それが至福の時
眠い目をこすりコーヒー飲み干して君と目が合う今日が始まる
|