| 2001年11月26日(月) |
なこちん、ロンリーポエマーの巻 |
今日の書道の授業で詩人の中原中也さんの名前が出てきました。 そこで思い出したのが小1か小2の頃の詩。 授業で自分の詩を書くというものだったのですが、 なんせボキャブラリーが貧相なのでろくな物は書いていませんでした。 (例えば5・7・5の俳句では「ありさんが、歩いていたら,ぶつかった」 という季節感なし!感動なし!センスなし!の3拍子そろったすごい奴でした。) 先生が言うには、感動した事以外にも、不思議に思ったこと、 びっくりした事など何でもいいということだったので、 ない知恵絞って一生懸命考えた題材は 「石けんとカ二」 そう、この一見何の共通点もないこの2つ。 そこに苦しくも共通点を見出してしまった白羽。
「石けんもカニもあわをだす。 石けんはこするとあわが出るのに、 カニはこすってもあわが出ない。 何でだろう、不思議だな」(※多少の語句の違いはあると思います)
……と、さほど不思議にも思っていないような (むしろどうでもいい)ことをつらつらと書き綴った。 しかしこれを見て先生が異常なほどウケていたのを見て、 当時{面白い=素晴らしい}という価値観の持ち主だった白羽は 「いける!!」とか密かに思っておりました…。
白羽の駄詩のあとにこんなこと言っても 真実味は減少する一方ですが、中原氏の詩は素敵だと思います、まる。
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