2003年05月31日(土)
今日、ものすごい忙しくなる予定だったのに、台風のせいで客足が遠のいて、普段よりも暇になってしまった…(苦笑)なので、2時間半も早く上がらせてもらいました。
普段は、他の人はあがれても私はあがれない…ということが殆どなので、こういう機会は嬉しいです(夕方は、私の任される仕事の、代わりが出来る人がいないので帰らせてもらったりは滅多にないのです)
西澤保彦『完全無欠の名探偵』を読みました。
古本屋で安かったので買ったのです。実はホイッスル!の10巻を探してたんだけど(笑)
主人公の山吹みはるがとても好きです、私。
身長約2mの、スポーツマンみたいな精悍な体付きをした25歳。
なのにトロそうなコドモみたいな人で、純粋で素直。
何処に魅力があるというわけでもなく、タイトルの“名探偵”も一応彼のことを示している(一応だけど)けど、たとえば御手洗さんみたいな探偵っぷりにはものすごーく遠い(遠いとかいう問題じゃない。そもそも探偵と称すること自体が間違っている(笑))。
でも彼は特殊能力を持っている。
彼が相槌を打つだけで、人々が勝手に記憶の糸を辿り、隠された意外な真相へと導かれる
でも、そんな特殊能力が、私が彼に感じる魅力ではない。
というか、そんな能力はどうでもいい(オイ)
(いや、話の内容的には大変重要だけどね。私には特にこれといって…)
大きい身体して、子供みたいに泣いたりする彼がすごく可愛かった。
精悍な体付きで“みはる”って名前なのもちょっと可愛いし。
純粋で優しくて、素直で。きっと、太陽みたいに屈託なく笑うんだろう。
好きだな。