# 形無く胸を貫くもの
2003年01月31日(金)
朝、自転車で職場に向かう途中。
横を通り過ぎた女子高生の会話の断片が耳に届いた。
「……私そこが嫌いなのよねー」
通り過ぎるたった一瞬で脳裏にぐわンッと届いた「嫌い」の言葉。
「嫌い」の言葉には妙なエネルギーがあるもんなんだな、と考える。
いや、でも「好き」にはまた違うエネルギーがある。
エネルギーというか、ちから、か。
そもそも全ての言葉にはちからがある。
力というか…やはりエネルギー、か。
全ての言葉にはエネルギーがある、というのが持論で。

そう考えていた時、ふと判ってしまった。
私は、その持論を証明したいのかもしれない。
言葉の持つエネルギーを、それを書きたいのかもしれない。
あー…やっぱり「ちから」という言葉の方が正しいのかな。
私の目的とするものは「ストーリー」じゃない。
あくまで表現すること。書くこと。書き表すこと。
書き表したものの連なりが、生み出すもの。


その連なりが更に大きな渦を生み出すとしたら、それはストーリーになり得るのかもしれない。
でも私はストーリーを書きたいんじゃなくて。
ほんの短い、そう、1センテンスでもいい。
どォんッ!て胸にぶちかましてくるようなその力を表現したい。

それだ。
私は言葉のちからを表現したい。




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いつも思うけど、いわゆる「今日の出来事」を書く日記を書かないね(笑)
今日はついにアイシールド21のコミックスを買ってしまった。
いちいちジャンプを探さなくてもヒル魔さんがいっぱい(ご満悦)

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