オミズの花道
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『 飛花落葉 』
2005年09月15日(木)


前回書いた問題は解決。
取り敢えず、週一の方を一人ゲットした。
あとはまぁ、何とかなるだろうと思う。


私には多分、努力というものを除いたとしても、何か巡り合わせが良いというか、幸運と言うか・・・・そういうモノがあるような気がする。

人生において、物事や仕事にとことん餓えを感じたり、恐怖を感じたり、焦燥感に駆られたり、は勿論人並みにあるのだが、いつも最終的なギリギリの所で何とかなって来た。

占いはあまり信じないが、個々の人生において星回りというものはあるのかも知れないなぁと思う。

最近にゃんこを飼い始めてますますその傾向が強くなったから、ひょっとしたら知らぬ部分の肩の力が抜けて、柔らかさが物事を良い方向に向かわせているのかも知れない。

そうすると星回りというより人間心理の分野なのだろうけれど。



真田さんにも最近、私は柔らかくなったと言われる。
諦めとも違うし、開き直りとも違うし、飄々としているのとも違う、ただ楽そうに呼吸をし…すいすい泳いでるように見える、と言うのだ。

実際は彼を相手にも、相変わらずドキドキしたり喧嘩したり気恥ずかしくなったりしているのだが。

ただ出会って2年も経てばそりゃ多少は落ち着いて当たり前なのであって、意識してなくてもお互いの波を自然に流せるようにはなっている。

それが彼の言う形のものならば、私達の間柄も安定して来た、という事なのだろう。

相変わらずお互いが大好きで、会えそうな時は時間を割き合い、会える努力をし、進むでもない褪せるでもない関係を維持している。



私の年令になると、関係の発展より持続の方が課題になってくるから妙なものだ。

どれだけの時間をその人と過ごせるか?とか、共に何を見て語り合うか感じ合うか?が重要で、相手にとって一番になりたいとか、相手が欲しいとかはさほど重要ではない。


男女になるとどうしても『離れる』という結末があって、それが年令を重ねると思ったより苦痛になる。

若い時はその苦痛を味わっても立ち直りが早かったから、恋愛の結果を求める事にも意義を見いだし、貪欲に挑んでいった。

だが、体についた傷の治りが悪くなるのと同じく、心の傷も治りが悪くなるのだろうか、とにかく今は・・・・壊さないように壊さないようにしている自分が居るのだ。

いや、そうすることが苦痛では無くなっていると言うか、むしろこの関係を壊さないこと、その行為自体に恋をしているようだ、とさえ思う瞬間がある。



忙しい私が、この事を考える時には少しだけ時間も緩やかに進み、柔らかい気分になれるのはどうしてだろう?

きっとこの疑問に対する答えも、先の人生に落ちているはず。



今、若葉の名残りを惜しむのと同じ気持ちで。






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