日報ファイル
saki



 Hope to see you again… someday, somewhere.


またひとつ別れの時が来た

かもしれません。


まあ…飽きられるか

呆れられるか

それまでの付き合いなのかもしれないと

思ってはいたんですけど。

本当にそうなると気が滅入ります…。


まだまだ色々話したいこととかあったのになぁ。

実際話せる時にもちっとも話せやしないので

どっちみち話せなかったんでしょうけどね。


やっぱり私はあの方を見習って

来るもの拒まず去るもの追わず…。

来るものは拒もうが逃げようがやってくるし

去るものは追おうが縋ろうが去ってゆくものだ

ということなのでしょうか。


アナタもまた私を通り過ぎてゆくだけの人だったのですか?


なぜアナタがそんな曖昧な別れ方を選ぶのかは

分からないけれど

私は知らないふりをして祝福して見送りましょう。

また連絡しますと嘘をついて。

寂しい夜にはアナタを想うこともあるかもしれませんが。

アナタに幸運がありますようにと祈りましょう。

アナタは私のことを覚えていてくれますか?

苦い思い出として?

甘い記憶として?

それとも綺麗さっぱり忘れてくれますか?

私という存在があったことすら抹消してくれませんか?


そうしてくれたら別れなんて辛くもないのに。


2002年10月06日(日)
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