日々記
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今年もどうぞよろしくお願いします。 書く書くといっても詐欺にしかならなくてすみません。 改めたい。
下に読書のまとめを貼り付け。 年末は辻村さんフィーバーでした。今一番好きというか気になる作家さんかも。 読書メーターは昨年度分がまとめできるんだけど63冊しか読んでなかった。 漫画や一部ラノベは入れてないけど今年は100冊くらいは目標に。
12月の読書メーター 読んだ本の数:7冊 読んだページ数:2545ページ
名前探しの放課後(下) 物語で読者を騙すのはびっくりしたなあという快い嘘とえーと引いてしまう悪い嘘ってのがあると思うんですが、河野くん関連の騙しはどうだったか。ちょっと後者に寄るような気もする。演技でみんなあんな怒ったりしてたのか、と思うとちょっと。物語の三分の二を薄めてしまう気がする。時代錯誤的なイジメ描写とか、いつかが脚本があればやれるっていうのやヒントはたくさんあったかもだけれど。しかし本当の容疑者を救おうとみんなが必至に頑張ってきた姿には心打たれた。メジャースプーンの説得力が効いてる。あすな祖父と河野くんがとても好きだな 読了日:12月23日 著者:辻村 深月 名前探しの放課後(上) 今回の仲間たちはみんなすっと好きだなあと思えた。いつかくんとあすなちゃんの視点の力かもしれない。 読了日:12月23日 著者:辻村 深月 シティ・マラソンズ シティマラソンの一種のお祭りみたいな高揚感を三作からとも感じた。魔法にかかったみたいに走りが楽しく感じられるなら参加してみたいもんだ。マラソンっていうのは走ってる最中は無心かもしれないけれど、人生を重ねてしまうスポーツだなあ。 読了日:12月17日 著者:三浦 しをん,近藤 史恵,あさの あつこ 子どもたちは夜と遊ぶ (下) ミステリ部分はおまけだなあと思いつつ、人間関係に関する仕掛けがいつも効いていて繋がると楽しい。浅葱の過去はあそこまで惨いものだとすでに被害者でなんの罪もない人が死んだ罰は誰が受ければいいの、という気分になる。メジャースプーンと続けて読んだので余計に考えてしまった。罪と罰について。恭司かっこいいな。 読了日:12月10日 著者:辻村 深月 子どもたちは夜と遊ぶ(上) 読了日:12月10日 著者:辻村 深月 凍りのくじら (講談社ノベルス) 辻村さんの作品を逆さまに読んでいってみる。再読です。初読とままた違った印象で前は理帆子がどうにもあまり好きではなかったんだけど、彼女のある意味の偏った狭い視点がだんだんと広がっていく感じには救われる。最新作の今の彼女や郁也に繋がっていくのを感じられて面白かった。 読了日:12月07日 著者:辻村 深月 ぼくのメジャースプーン (講談社文庫) 自分の大切な人を傷つけた人に対する罰はどれくらいのものが相当か。秋先生が提示したものがシンプルにひどくて怖かったけれど私だったらその残酷さにすがって望んでしまうかも。ふみちゃんの言ったとおり、ぼくはえらい、と思った。 読了日:12月07日 著者:辻村 深月
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