MIKI.PRUNEの方丈日記
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8月28日から2泊3日で平泉・花巻・遠野・気仙沼などを旅する。
一日目は、平泉から花巻まで。東北道を車でひた走ること
400Kmほどのロング・ドライブ。
平泉は、奥州の雄、藤原氏が栄華を誇った所。
先ずは、中尊寺・金色堂を拝観する。其処へ行く前の月見坂は
結構きつい坂道です。しかし、幹の太い杉の大木が坂を覆い、
幽玄な世界への花道といった風情の雰囲気で気持ちが引き締まる。
中尊寺は、厳格な社で、金色堂は金箔のきらびやかな建物です。
ここへは、昭和の大改修が行われた直後、中学2年の時に
一度訪れている。その時は、きらびやかなお堂と藤原3代の
ミイラが安置されていることに興味を注がれたが、
今回は、藤原氏の歴史と奥州の極楽浄土の世界に関心があった。
源頼朝に打ち滅ぼされずに、義経が奥州で生きていて、
藤原氏と一緒に国を治めていたら、どんな国ができていたかと
思うと残念な気がします。
わたしは領民にとって理想的な国ができていたかもしれないと思う。
次に、高館義経堂に行く。高台に位置するこの場所は、北上川と
衣川のゆったりとした流れと豊かな平野が眼下に見えるところに
あります。
ここから、義経は何を思っていたのか?どんな理想の世の中を
作ろうとしていたのかを考えるとロマンが広がる。
この高台から見た風景から想像しても藤原氏・義経らは
この地を素晴らしい国にしたかったことだけは間違いないと思った。
妻子を殺して、自刃した義経終焉の場所とされているこの場所に
芭蕉の句碑も建っている。
夏草や 兵どもが 夢の跡
平泉は、藤原や義経が夢半ばで亡くなった歴史の地です。
また、毛越寺(もうつうじ)へも足をのばす。中尊寺と同じ
慈覚大師が開基したと伝えられるこのお寺は、浄土庭園が
美しく、ゆっくりと眺め歩いた。
曲水の宴も行われる庭園は、よく手入れがされていて
萩が咲きはじめて、秋のはしりを感じる。
また、もみじもたくさんあり紅葉の時期も素晴らしい
風景となるそうです。
春はさくら、夏は睡蓮の花が咲き誇る庭園をみても、
藤原氏が栄華を極めていた証となる場所です。
旅は続く。
今日の一句
幽玄と 光まぶしき お堂たち
高台より 美しき風景 理想郷
時流れ 栄枯盛衰見る 夏の旅
色づきし 萩の花可憐 毛越寺
ゆったりと 懐ふかし 奥州路
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