MIKI.PRUNEの方丈日記
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古い門をくぐると、左手に昨年暮れにできたギャラリー酒蔵楽が さらに中庭を歩いて行くと今日のメイン会場の酒蔵が見えてくる。
ここは、江戸時代延宝元年(1673年)創業の佐野市田島町に ある「開華」の醸造元・第一酒造で、昔ながらの建物に、 歴史を感じさせてくれるたたずまいです。 今日・明日は、年に1度の酒蔵見学会がおこなわれているので、 足を運ぶ。 お米を精米し、洗米したお米を水に浸し、また、水きりをしたり、 お米を蒸したり冷やしたり、いろいろな工程を経て、お酒が出来る までを案内してくださる催しです。 ここのお酒は、水のおいしい土地柄の井戸水と昔ながらの手作りで 作られています。 丹精こめて作られたお酒は、とてもおいしいと評判です。
今日のもう1つの目的は、昨年できた蔵を改築したギャラリーを 見ることです。木の温もりを感じさせるその空間は、それほど 大きくはありません。ちょっとした絵画や陶芸、写真などを展示 するのに丁度よい広さです。 ミニコンサートも開催予定だそうで、どんな演奏会になるか楽しみ。 地元の情報発信とコミュニケ−ションの場所を提供して行こうという 第一酒造さんの思いやりが感じる空間でした。
今日の一首
温もりの 昔を伝える 空間は 新しきものの 出ずる場所となり
お酒の ほのか香る 蔵に入る かくれんぼした 思い出蘇える
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