MIKI.PRUNEの方丈日記
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今日、教育テレビ国宝探訪では「宗匠たちの茶室」を放送していました。
1つは、千利休が建てた「待庵」(たいあん)という茶室。 これは、土壁の茶室で、削ぎ落とされた空間でたった2畳の茶室です。 利休の思いが結集された茶室だそうです。また、韓国民家に通じる作りを している茶室なのだそうです。 土壁の質素さが伝わる空間でした。
もう1つは、織田有楽が建てた「如庵」(じょあん)という茶室。 これは、有楽の創意工夫されたくつろぎの空間で、暦が壁に貼ってあり 別名暦亭とも呼ばれているそうです。 光と時間のうつろいが感じられる空間でした。
それぞれの空間にひき込まれしまいましたが、わたしは如庵の茶室で お茶を飲んでみたいと思いました。
毎週この番組を見てますが、心のいやされるひとときを与えてくれます。
今日の一句
いやされる 空間ひとり 佇めば むかしといまを 1人漂う
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