農作業の日記

2001年05月08日(火) さくらんぼ花摘みはじまる

今日は寒かったです。
昨日から採花始まりました
これは、蕾を取ってそこから花粉を取り出し人工交配するためです
今日は水門(一部セネカ)花摘みしました

葯落とし機という機械にかけて、葯(花粉の詰まったカプセルのようなもの)
を取り出します。今日は300g取れました
3人で1日かかってやっと300g(ふう・・)
時間がかかります。
まだまだとらないと、そして人工交配ちゃんとやって今年はちゃんと成らせるぞ。
ぜんぜん違う話だけど
この間農業新聞に載っていたが、農協青年部(全国)の代表がニュージーランドへ行ってきたそうだ
そこで、向こうの農家に『ニュージーランドから安い農産物が輸入されて日本の農家はつぶれそうだ』と
訴えたそうだ。そして向こうから帰ってきた答えは『つぶれてしまうのは仕方がないのではないか』
というものだったらしい・・・
僕もそう思っている。そこで生き残れない生産者はなくなっても仕方ないと思う(厳しいけど)
それは、外国と同程度の価格競争力をすべての品目でつけなければ成らないというわけでない。
多少たかっくても国産の、いやあの人の(わたしの)作っているものを食べたい、買おうとさせるものがあればいいのだ。
もうすぐ、価格(お金)で価値を計る(安ければいいという)時代は過ぎていくと思う。
その価格に見合う農産物の価値があれば高くてもかってくれる人はいるだろうし、
いくら安くても、ごみのような物を買う人はいなくなるだろう。
輸入農産物の危険性に付いてはまたいつか

カウンターが999になった1000にあたるのは果たして誰だろう。
自分だったら悲しい・・


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勝浦 [MAIL] [HOMEPAGE]

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