c h e c k e r e d  f l a g .
 ○ハジメマシテ   ○オエビ   ○ノベル   ○ダイアリー
2003年10月28日(火) 気紛れ小説続き。

ヤヤヤの感想、こってり忘れてましたが、時間もあいてしまったので割愛致します。
万歩計ダンスバトルに、手越がいなかったことだけが不満でしたって事で。
ダンスバトルっつぅと色々思い出すことがあるんですけれど。
ラブジュニとかMJとか。
今思うとアレはかなり貴重でしたなァ…。
現MAがあの歳で踊ってたダンスなんて、最近のジュニアは踊れないんじゃない?
あー…ジュニアダンス論は語ると長いよワタシ(うざ)。

ベストテム30日のゲストは大宮だとか?
記者会見に乱入(違)といい…大宮、まさか、NEWS担当なのか?
っていうか、ってことは、
松本と錦戸さまの絡み
というワタシの切実で邪でアフォい野望は、風の前の塵の如く崩れ去ったわけですね。
でもまだなまあらしがある…(諦めきれないらしい)。


↓やっとこさアイタタ的嵐SJ風味小説の続きでぃ。これより前はコチラからどうぞー。
今回は何故か大野さん登場。

- que será, será -


櫻井がその忘れ物に気づいたのは、ホテルを出て大分経ってからだった。
マネージャーに聞いてみたが、ホテル側からも、それらしきものは見つからなかったと返ってきたらしい。
直感。松本が持ってる。
結局ふたりはあの後一言も会話を交わさず別れ、それから、会っていない。
互いのスケジュールの所為もあるが、電話もメールもせずに数日経っているというのは、かなり稀有だろう。
今日は週のど真ん中、水曜。あと3日もすれば、生番組でどうせ会う。
連絡せずとも持ってきてくれるのが人ってもんだろうと、櫻井は勝手に自分を納得させていた。
だが、渡される時のことを考えると、また一悶着あるかもわからない。
「…めんどくせぇ」
いつもはある筈の指輪の位置…右手の人差し指を、無意識に親指でいじりながら、櫻井は小さく独り言ちた。

「翔くん、寝てんの?」
そんなことを考えながらひとり車の中で微睡んでいると、横から声をかけられ、櫻井は今に引き戻された。
「おはよ、さとっさん」
乗り込んできたのは、大野。今日はふたりで雑誌の取材。マネージャーの運転する車で、撮影に向かう。
おはようと小さく返しながら、大野は相変わらずのぼやけた瞳で思い出したように言った。
「松潤から伝言。「どーすんの、アレ」って」
「アレ?」
思わぬ人物から思わぬ話題を振られ、櫻井は一瞬面食らったが、すぐに全てが読み取れた。
少し考え込んでいると、大野から伝言の付け足し。
「言えばわかるから。って言われたけど」
大野に、詮索してくる様子はなかった。興味がないのか、聞いてはいけないと思っているのか。
どちらにせよ、当事者としては助かる伝言役だった。
それにしても、わざわざこんな伝言役をたてるとは、松本に一体何の意図があってのことなのか。
何も言わず土曜に持ってくれば良いだけの話だろう。もしくはメールで一言よこすなり。
櫻井の中で、苛立ちというよりは気に食わないという気持ちがふつふつと湧き上がってきた。
受けて立とうじゃないの。

「じゃさ、悪いんだけど俺のも伝言してくんね?「愛してるから捨てないでー」って」
体はシートに寄りかけたまま、捨てないでの部分だけ少しオーバーに手を伸ばして言う。
「はぁ?」
「言えばわかるから」
怪訝な顔の大野が面白くて、櫻井はわざと大野に顔を近づけ、松本の口ぶりを真似てみせた。
それが気に食わなかったのか、大野は眉間に更なる皺を寄せ、口をふくらませる。
「つーか自分で言えっ!」
「あははは!」
土曜まであと3日。
伝言係が訳もわからず働いてくれるならば、それより前に何かしら松本からアクションがあるかもしれない。
笑いながらも、右手の人差し指の風通りの良さは、櫻井の心に反比例していた。


To be continued...

えー…翔智?!(←いつも「しょうとも」と読んでしまう)
残りメンバ全員出すと、無駄なにのあいサイドストーリーに流れてしまいそうだったので、
大野さんのみにしてみました。
因みにタイトルは「ケセラセラ」と読んで下せぇ。神輿ロッカーズ最高ってことで(どこまでも)。

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