想い出の樹

2005年01月16日(日) びっくりするほどの効果!!!

先日日記に書いたこと。
生徒たちの反応のよさに驚いています。
もねさんからいただいたテスト表、すごい!!
みんなやる気満々になって、生き生きします。
練習してこなかった子ですら、
自分から次のスケールを探り弾きし始めるほど!
嬉しいぃ〜〜〜。

その上、このテスト表は、
それぞれがどこのスケールをどこまでできるようになったか、
すぐにわかるので、私にとっても使いやすい。
それぞれが今どの調まで弾くことができ、
今後どう持っていこうかなど、計画が立てやすいのです。
ホームコンサートの曲などでいっぱいになっちゃうと、
スケールは後回し・・・なんてストップしたりするので、
この表があると、再開したときにやりやすい!

で、この表。
スケールを勉強している大人の生徒さんにも、
見やすくわかりやすく、目標が持ちやすく、
使える表です。すごすぎる!
もねさん!!ありがと〜〜〜!!!

で、もうひとつ使えると効果絶大のもの。
これは、先日の日記には書いていないのですが、
ある先生から伝授していただいた方法です。


【どれくらい弾いたかな?】

1曲につき1枚の紙。升目を180個用意しました。
練習した回数分シールを貼っていきます。
この練習した回数というのがミソで、
部分練習でも回数に含みます。
たった2拍分の部分練習。
それも弾いた回数としてシールを貼るのです。

例えば、最初の2小節4回。次の2小節4回。
弾けない2拍分5回が1日の練習のお約束だった場合。
1日で13枚のシールを貼ることになります。


これがすっごい効き目!!
弾くたびにシールを貼れるという楽しみと、
たくさんシールが溜まっていくという楽しみ。
そのうち「こんなに練習したんだ。」
という達成感が生まれてくるでしょう。
シールの用意はとってもとっても大変ですが(笑)、
今後はお母さんに買ってもらって貼ってくるよう伝えました。

そのほか、具体的な目標を一人一人に示した点も、
効果が表れてきています。
先週金曜日に伝えた子。
今週のレッスン。びっくりするほど気合の入った演奏をしてくれました。
短期的数値目標。(月に何曲○をもらうか)という目標のほか、
どうしたらレパートリーの○がもらえるのか、という
それぞれに合った目標を3つずつ伝えたのがよかったようです。
例えば、「手首を下げないで演奏できる」
「止まらずに最後まで演奏することができる」
「1音1音丁寧に演奏することができる」
「体を使って演奏することができる」
「左右のバランスに気をつけて演奏することができる」
「表情豊かに演奏することができる」などなどです。

どうやったら「仕上げ」なのか、がわからないと、
頭を使った練習は不可能だし、やる気もわかない。
そのことにもっと早く気づくべきだった!!
毎回のレッスンで口で伝えていても、
こうやって実際に文字にするのとは大きな違い。
それを実感させられました。

ピアノは頂上の見えない世界。
スポーツの世界のように、
はっきりと数字で結果が表れるものでもないし。
具体的な目標を定めにくい世界です。
子どもにとって具体的な目標がないということは、
大きなマイナスなんだなぁと。
音楽の世界に数値目標なんて・・・と嫌だった私。
でも、先が見えない、目標が漠然としてる、というのは、
子どもにとって、マイナス以外のなにものでもないんですね。
月の目標をクリアすることによって、
弾ける曲が増えていくのは楽しさに繋がるひとつの要素。

がんばることによってしか得られない楽しさというものが、
ピアノの世界には多くあるんですよね。
それをたくさん味わってもらえたらなぁと思います。
ん〜、レッスンはいい感じでスタートだな。( ̄ー ̄)ニヤリッ

実は、今年厄年の私。知らなかったんだけど・・・
テレビで表があって、それを見たら本厄だった。
「本厄だからなのね・・・。」と妙に納得できる年明け。
初詣も「こんな始まりで一年大丈夫?」って始まりだったし、
研究会のこともあったし、
その上、楽しみにしていたアルゲリッチは中止。(T_T)
そして、ここに書くのはちょいと恥ずかしいけれど、
足の付け根にできものができてしまい、
今歩くのがかなりつらい。(T_T)
(かなり広い範囲で腫れてきちゃった。
月曜日病院へ行かなきゃかなぁ。。。)

唯一救われるのは、レッスンの楽しさ、
生徒たちの明るさ。
うまくいってるのはレッスンだけだなぁ〜〜。
厄払いに行こうっと。
彼が予約してくれることになりました。
私があまりについていないのを見て、
「本厄」だからだったんだねと。(_ _;)
こんなの信じてなかったのにぃ〜〜〜〜〜〜とほほっ。



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中嶋 [HOMEPAGE]

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