かなり気侭に腐的
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 カデンツァ三巻!!

青の軌跡シリーズ番外編 カデンツァ三巻、読了。ほんと、三四郎とカイのカプ、大好きー!!カイは三四郎を愛してるとは言わない、三四郎もそう。違いすぎるふたりには恋人よりバディである、ことのがしっくり。
とはいえ、やっぱり甘い雰囲気のふたりも見てみたいと思ったりもしつつ。
なんつうか、三四郎より先に相手に執着してるカイに萌えるー。ほんまカイは不器用ツンデレ美人さんやでぇ。三四郎の無神経さと鈍感さは愛おしいけどじれったい。カイもややこしい人だけど、シンプルそうに見えて三四郎も随分ややこしいよ三四郎が自分がカイへ抱く想いをちゃんと認識できれば話は早いんだろうけど、傭兵稼業が長過ぎて性まんま風来坊だから真の部分で人を愛せないというか、それ以前にテクはあっても情緒が子供だもんなぁ。カイも苦労する。自分の感覚には忠実に生きている三四郎が、カデンツァ三巻にきて珍しくちゃんと考えてくれそうな気配なのは進化だと思う。そのまま投げ出さずにしてね!三四郎の生き方の中でカイが特別だったことを自覚したらいいのよ、この野生児は。
この三巻で根本的にやばい亀裂になりかねない不和を引き摺ったまま次巻に続くになったので、ああああ続きを!って感じ。しかし、あとがきがいつもながら苦しんでてなんていうか、久能先生、がんばれーー。
タイトロープダンサーのあとにこうして番外編が出るなんて思いもよらなかったから(タイトロープ自体も完結しないままになるんだろうなって覚悟してたくらいだったし)こうして三四郎とカイの話を読めているだけでも、なんだか感無量だったりする。

2014年02月01日(土)
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