30歳までの Count Down
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今日は結婚記念日。
忘れてるかなと思ったので、新潟にいる嫁さんに 「今日、結婚記念日だよ。」とメール。
しばらくして『これからもよろしくね。』と返事。
まあ、人生、先はまだ長いんだし、 家族で楽しく生きていけたら良いな・・・と仕事をしながら考えていた。
で。
その嫁さんと、さっきまで電話。
今日の昼間、嫁さんの実家の近くにあると言われれている 嫁さんの実家所有の土地を見に行ったらしく、 その場所が広くて見晴らしも良く、嫁さんはたいそうそこが気に入ったらしい。
もう話を聞いている途中でげんなりしてしまったけれど、 予想通り話の展開はその土地に家を建てて住みたいという方向へ。
「話は分かったけど、とりあえず東京戻ってきたら?」と 何度か言ってみたものの、それで話が終わる訳でもなく、 両親がいる近くに住みたいんだという彼女の要望を散々聞かされた。
確かに結婚するときに向こうに住んでも良いとは言ったけれど、 それは定年してからとかずっと先の話で、かつ、彼女の実家の辺りなんて 絶対に嫌なんだけど・・・。
『何で嫌なの?理由は?』とたたみ掛ける嫁さんに うまい反論が思いつかずに「気が進まない」としか言えなかった。
何故嫌か。
実家に近ければ近いほど実家の影響を受けるから、かな。
おれは嫁さんとおれ、お互いの実家の影響をあまり受けずに、 そういったシガラミに縛られずに、嫁さん、子供の家族で暮らしたい。
実家に近ければ、正月、盆以外のように年数回だけの付き合いから それこそ晩飯食べにおいでやら、野菜作ったから分けてあげるやら、 孫の面倒見てやるからどうのこうのやらで、世話になる機会が嫌ってほどある。
きっと、おれはそれが嫌なんだ。
親父が死んで、一人になったおれの実家の母親の面倒を見てとは言わないから おれにもそういう煩わしさを押し付けるのはやめて欲しい。 彼女からしたらそれは煩わしさではないけれど、やはり結婚したとは言え おれから見れば彼女の両親は他人であり、ある程度の距離を置いて 付き合うほうが上手くやっていけると思っている。
こんなことを嫁さんには言えないけど・・・。
『核家族だと私に負担がかかる』 『子供が熱出したりしたら私が、、、』 『夜勤だってあるし、保育園の送り迎え、、、』 『仕事帰ってきてご飯の支度して、、、』
嫁さんは両親が大好きなのに加え、近くに両親がいれば 上に書いたようなことが軽減されるから、そうしたい、と。
そりゃ、親がいれば楽でしょう。 でも、親がいなくても仕事に子育てに頑張っている人なんていくらでもいる。 当然、嫁さん一人が子育てする訳じゃなく、おれだっている。 世の中の核家族と言われる人たちは大変ながらも皆頑張って子育てしているんじゃ?
色々と話をしてみたものの、ずっと互いの主張は平行線のままで 話の途中で子供が泣いていると言ったので、そこで電話を切った。
やれやれ・・・。
40歳まであと1204日。
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