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| 2007年07月17日(火) | 源 |
彼女の実家は新潟県K市。
昨日の地震の被災地。
朝、おれはTVを見ていて、彼女はご飯を作っていた。
「地震だ。」
おれがそう言ってNHKにチャンネルを変えると
地震速報でK市が震度6強。
すぐに彼女が来て実家に電話を掛けたけれど繋がらず。
お昼過ぎまで実家、両親と妹の携帯に掛け続けたけれど
全く繋がらなかった。
ようやく両親と電話が繋がったのは、夜の21時過ぎ。
彼女の話によると、彼女の実家は全壊は免れたけれど、
家の中が滅茶苦茶で、とても家の中にはいれない状況らしく、
両親＋妹が近くの避難所に避難しているんだとか。
地震が起きた時、彼女の母親は友達と車で数十分の温泉に
入りに行く途中で、丁度海岸線の道路を走っているときに
すぐ目の前で土砂崩れが発生し、もう少しで巻き込まれる
ところだったらしい。
それでも上から落ちてきた岩で車が凹んだらしいけれど、
もう少し速く走っていたらと思えば恐怖だ。
電話の後、『何か実家に送ろうと思うんだけど。』と彼女。
食料や水に困っているだろうから、それは良い考えだと思うけれど
果たして今送っても荷物はちゃんと届くのだろうか？
至る箇所で道路が寸断されている状況で、宅配が普通に届くとは
あまり考えられないけれど・・・。
それに彼女が送ろうとしているのは、彼女が作った「料理」らしい。
『パンとかカップラーメンは向こうに沢山あると思うし。』
って理由から。
いや、そうじゃなくて・・・。
とりあえず、今は普通に水やカップラーメンみたいな保存が
利くやつのほうが良いんじゃ・・・。
そうおれが言っても聞きそうになかったので、彼女にお任せ。
とにかく、家族が無事で何より。
40歳まであと2526日。
