30歳までの Count Down
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予定通り5時起床、6時出発。 天気は晴れ。
既に環8は渋滞し、関越乗るまで1時間。
が、藤岡JCまでは何度か渋滞はしていたものの、 思っていたほどでもなく9時過ぎには軽井沢に到着。
お昼過ぎまでアウトレットモールを散策して買物。
ここまでは天気が良かったけれど、 昼ご飯を食べようってことになったあたりから 雲行きが怪しくなってきた。
ガイド本で見つけた洒落たカフェの電話番号を ナビに入力して出発。
ナビが『目的地付近です。』と言ったので 近くのパーキングに駐車して外へ。
周りにそれらしい店が無かったので近くの案内所で 地図を広げて聞いてみると『全然違いますよ。』と案内人。
どうやらナビに嘘をつかれたらしい。
ってことで、近くにあったレストランで昼ご飯。
食事中、雨が降りだし、すぐに結構激しい雨に。
しばらくそこで雨宿りをしていたけれど、 止みそうにないと判断して車までダッシュ。
二人ともずぶ濡れ。
パーキングから車を出そうとしたら二人とも小銭を 持っていないことが判明し、おれが両替のために外へ。
ちょうど両替で入った店に傘が売っていたので 500円で傘を買ったけれど、その時雨はほぼ止んでいた。
一体、なんなんだ。
二人とも濡れてしまったので、「もう宿に行こうか。」 ってことで意見が一致し、軽井沢からさらに1時間ほどの ところにある宿へ向かった。
この時もナビには宿の電話番号を入力。
1時間後、『目的地付近です。』とナビが言い放った場所は まだ道路が開通していない山の中。 民家はちらほらあるけれど、ホテルやペンションらしい建物は皆無。
「絶対ここ違うだろ・・・。」
『違うよね・・・。』
二人ともしばらく無言。
そういえば、来る途中に泊まる宿の看板を見た気がしたので 来た道を戻って車を走らすこと30分。 その間、ナビは当然放置。
ようやくそれらしい名前とHPで見た外観の建物を発見。
駐車場に車を停めると建物からお出迎えが。 外観、内装ともに予想していた以上にイイ。
『ここ、当たりかもね。』と彼女も笑顔。
フロントの係らしき人から 『こちら、お客様の専用スリッパになります。』、 『チェックイン手続きまでの間、お召し上がりください。』と 一見しただけでは使い捨てには見えないスリッパと お茶&和菓子を出され、ソファでくつろぎながら、 値段の割にはサービスが良いなあと感心。 既にロビーには3組の夫婦やカップルがいて 皆チェックインの手続きをしていた。
『それでは、こちらにお名前を。』と出された用紙に 予約時に伝えてあったおれの名前を記入し、係の人へ。 そして彼女はトイレへ。
少ししてからその係の人がやってきて 『あのー、○○様、本日のご予約でしょうか?』
は? 何言ってやがる。 この前電話で予約したやん。
と思いつつ、「先週、電話で予約を入れましたよ。」とおれ。
『再度確認します。』と係の人が奥へ消えてから 彼女が戻って来て『どうしたの?』
彼女にワケを説明している途中に係の人が戻って来て 『あのー、もしかして○○様がご予約なさったのは、 ■■■のほうじゃないですか?』
一瞬、時が止まった。
急いで送られてきたパンフとチェックイン用紙のホテルの 名前を比較してみると確かに違う。
最初の3文字は一緒で、後の3文字が違った。
・・・。
おれが「お茶とお菓子ご馳走様でした。」、 彼女が『トイレありがとうございました。』と言い残し、 即ホテルを出た。
車に戻ってから二人で爆笑。
おれらが泊まるところはそこから少し上に上ったところにある 同じような外観をした建物のほうだったらしい。
で。
その■■■に到着し、お出迎えもなく、玄関に入ると人影も無し。 フロントも無人で中は静まり返っていた。
「すみませーん。」と何度か叫んでいると奥から小さな子供が。
『お客さんだよー。』と誰かを呼びに行き、出てきたのは 明らかにほんの今まで寝てましたって顔のおばさん。
(寝起きかよ・・・。)と思いつつ、予約した旨を伝え、 今度こそチェックイン完了。
なんだかここ数時間で色々あって疲れてきたので、 夕食まで二人とも一旦寝ることに。
1時間半後。
携帯のアラームで目が覚めた。
窓の外を見ると吹雪。
吹雪って・・・。
おれの彼女は、どんだけの雨女なんだ・・・。
で、しばらくしたら雪が積もりました、とさ。

2606日後に40。
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