30歳までの Count Down
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2004年06月16日(水) 0

今年の正月、
「あと半年で30歳か・・・。」
「どうせ、今年も一人で祝うんだろうな。」
って思っていたけど、いざそれが間近に迫ってくると
そうじゃなくなってきていることがよく分かった。

彼女ができてから、それまでの生活が一変して
二人が休みの日はどこかへ遊びに行き、片方が休みの日は
新宿あたりで会ってご飯を食べ、最近では彼女が家に
泊まりに来るようになった。
簡単に言うと、「一人でいる時間が減った。」
当然、6/16も一人で祝うんじゃなく、彼女と二人で
一緒に過ごすもんだと思っていたし。

普通に考えたら、ありがたいことじゃないっすか・・・。


でも、正直に言います。


今回は一人で祝いたかった。


このニッキの本来の目的は、30歳まで日々どう過ごしていったかと
「いかにして30歳を一人で寂しく迎えるか。」
ってことが大きなテーマだった。
去年はケーキと寿司とビール買ってきて、部屋真っ暗にして
浜省の「Wasted Tears」を聴きながら寂しく過ごし、
買ってきたケーキを食べながら、ケーキの表面にフォークで
29さいオメデトウ」と書いてみたり
その様子を買ったばかりのカメラ付き携帯で写真に撮り、
次の日会社行ってから、「こんな過ごし方どうよ?」って
周りの連中に自慢するくらい、「独り」ってことを楽しめてた。
この写真、去年載せるか迷ったけど「引かれるだけだな。」と
思ったので却下した。でも、もうそんなのどうでも良い。


で、結果的に今回の30歳の誕生日は去年のそれとは真逆の結果になった。


かなり普通だ。

12/31から1/1へ年が明ける瞬間にジャンプして、
「おれ、年が明ける瞬間、地上にいなかったよ。」
って言うくらい普通。
何も自慢できることなんてない。
3ヶ月くらい前は、「30歳の誕生日は何してやろうかな」って
考えることが唯一の楽しみといっても良かったのに・・・。


『彼女と一緒なら、いいじゃん。』


確かにそうなのかも知れない・・・。

でもなあ・・・。

この1年と3ヶ月、前のニッキと合わせたら2年以上の月日は
一体なんだったんだ?って思ってしまうのが正直なところ。

こうやって次の日にニッキ書いてることすら本当は嫌だったりする。
しかもそれが、大事な最終日もだっていうんだから、
もうこうなると「Count Down」じゃない。


「有終の美」
「立つ鳥後を濁さず」
「来た時よりも美しく」?

こんな言葉があるように、最後は自分なりに納得した形で終わりたかった。


こんなこと書くと「せっかくできた彼女いらないってこと?」
って思われそうだけどそういうことじゃなくて、
何をやってもダメで中途半端だったおれがここまで一つのことを
毎日続けてこられたんだから、最後くらいちゃんとしたかったってことを
言いたかったのです・・・。



前置きが長くなってしまったけれど、
で、ついに30歳。
Count Downもこの日をもって終了。


おめっす、おれ。






というわけで、この度めでたく30歳になりました。
my登録してくださった方、直で飛んできてくれている方、
今まで読んで下さってありがとうございます。


azza |MAIL

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