江ノ島 タコせんべい - 2013年11月17日(日) 天気:晴れ 我が家には不思議なことが起こっていた。 この一年以上、ずっと 不思議に思っていたことがあって、 でも、 あえて解明するような事でも無かったので ずっと「不思議」のままにしておいた。 ところが、今しがた終えた夕食時に その不思議が、また目の前で起こったので かねてからの疑問を解決してみようと思った。 「いつも、不思議に思っていたんだけど、 タコせんべいって何処から出てくるの?w」 「無くなったなぁ、と思っても 数日経つと、また置いてあるでしょ?w」 「もしかして、自分のために取り寄せてくれてるの?w」 「一年中、タコせんべいがあるもんねぇw」 「湘南名物 江ノ島 タコせんべい」というからには 生産地は茅ヶ崎である。 我が家は、その湘南から直線距離でも 500キロは悠に離れた場所に位置する。 私はサーフィンはしない。 サザンのメンバーに知り合いは無い。 漁業関係者でもない。 加山雄三は叔父さんではない。 しかし、我が家から「タコせんべい」がなくなることは無い。 ちょっと呆れた感じで笑いながら聞いてみた その答えが、 「お土産とかお返しに、タコせんべい を指定してるからww」 だった。 食べかけたご飯を噴き出しそうになりながら 「そういうことかぁ!」 食卓の蛍光灯が一段明るくなったような気がした。 たわいの無い理由だが、それだけのことで 今夜の食事が美味しく感じられた。 我が家の身内に、茅ヶ崎出身の人がいるのだが 彼ら家族が、盆暮れGWに実家に里帰りした際、 必ず買ってきてくれるのが、このお土産。 この事は知っている。 決まって、このお土産。 一貫して、このお土産なのだが その理由など、今まで聞きもしなかった。 また、盆暮れGW以外に季節の味を茅ヶ崎の家に送ってあげた際の お返しも、指定どおりの「タコせんべい」らしく したがって、一年中 我が家には「タコせんべい」が切れることが無い という事だった。 納得の回答。 茅ヶ崎の家の人たち、特にお父さんは 「ホントにこんなのばっかりで良いの?」と心配気なのだとかw 解る気がするw しかし、我が家の人達がこのお菓子を 友人や近所、知り合い等に配ると すこぶる評判がよく 中には、「買って来て」とリクエストをする人もいる様子。 確かに美味しい。 甘辛の味付けも程よく、 タコの風味(?)も濃すぎず、かといって薄すぎず せんべい自体も硬すぎず、やわらかすぎず バランスが整っている。 飽きの来ない作りになっている。 一袋に4枚。4枚も2枚ずつが一袋に包装されて 2袋をまとめて一つの袋に。 一人で食べてもよし、みんなで分けて食べてもよし。 湘南ちがさき屋さんの心配りが、感じられる。 とても、暖かい気持ちにさせてくれるお土産だと思う。 我が家の不思議というか、自分だけが思っていた謎は あっけなく解決された。 -
|
|