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夕方から雨の予報だったので傘を持って行く。
自分の望む将来はずっと他人依存であったこと、そして自分でコントロールできない環境のせいにしていたこと、つまり、自ら迷いながら生きることを選んでいたのではなかったか。ずっと他人依存から抜けられず本来の自分が望む現実を引き寄せられないまま過ぎてしまった。とりわけ大きな不幸もなく、平穏に自分の周りの日々が過ぎていくことは確かに幸せではあるけれど、同じ失敗や絶望感を繰り返し、後悔し、時には他人を憎み、自分を憎み、その憎しみはどんどんと強くなる一方だった。
自分自身で達成するべき目標があり、そこに他人が関与しないものであること。他人に依存していないこと。目標が自分自身の中にあり、自分しか到達できないものであることに気づいた時、競う対象があるとしたらそれは自分でしかないということを、本心から納得できた時、君は一切の迷いから放たれる。究極のリラックス状態というものを、今まで感じたことがあっただろうか。
今まで日記を書けなかった理由は、何か自慢になるような特別な趣味があるわけでもなく、何か人と共有できるような面白いことがあるわけでもなく、そしてどちらかというと常に何かに迷いながら生きており、つまり自信がなかったからである。はてなdiaryもいつのまにかサービス終了してしまっていて、完全ではないながらも学生時代からの記録が残っている唯一の日記がこのenpituだった。40歳を過ぎたいま、相変わらず自分に自信は無いけれど、やはり迷いながらもここまで生きてくると、今まで以上に客観的に物事を見られるようになり、起こることのすべては自分の選択の結果であるということが、漠然とではなく、かといって強い確信を持つわけではなく、ただそれが自然であるということを受け入れることができるようになる。20代のころは、運命にあらがうことなく生きる、なんて宣言しておきながらも正直不満なことのほうが多く、あきらめて仕方なく受け入れるというのが現実だった気がする。あらがうことなく生きるというのは、今も変わらない。変わったことといえば、自然にまかせて手放すことと、自分の意志でコントロールできる事象とを自分なりに区別して考えられるようになったことで、失望だとか不満だとか自己否定的な要素がほぼなくなったことだろう。
君も夢を追ってください。最高の選択をしてください。自分の選んだ最高の道を進んでいるのだと気づいたときに、平和は訪れるものだから。君の旅は君だけのものです。ほかの人のにとっての栄養は、君にとっては毒となるかもしれない。いつまでも夢を抱き続けてほしい、でも、自分の選んだ道に満足することも大事です。
川村
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