ほっく。

2003年12月31日(水) 年越し


まず
お父さんが沈没(大人なのに)
つづいてショウタ君、 弟、
余裕だぜ! と言っていたアサキまで

みんな眠ってしまった…



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じっとしてられない性質のタカシ君に引っぱられ
いま、公園にいる

いつもより澄んだ星空
そこここに満ちる闇
足元も見えないかわり
木の枝を踏む 小石をはじく
ひとつひとつの音が見えそう
白い息  ほ、ほ〜


「ふつうは神社でしょ?」

「あんなもん、インチキじゃねーか」

なんだか この子はいい



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熱々の缶ココア
ようやく指が動くようになったので
ポケットを探る

渡すあて(相手)のなかったもう一枚のチケット
タカシ君に渡した


なぜか分からないけど
今日会ったときから
これは
このひと以外かんがえられなかった








2003年12月30日(火) 人間の終わり


年の終わりには
次の年が用意されてるけど

人間の終わりには
何があるんだろう


約束のないところへ行くのが怖いから
みんな神様だの生まれ変わりだの言うのかな


こんなこと考えるのはまだ早いかな?
大人になったら分かるのかな







2003年12月29日(月) いっしょう けんめい はこびました


さいご
おとうさんが蛍光灯を換えて
大掃除が終わった


一度は玄関に置いたゴミを
ベランダに運んだ

三人で大きな袋抱えて
ちょっと アリンコみたいだった





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