いつもどこか 心のどこかで 待っているのかもしれない
迎えにきて ゆるしてくれる 大きな手を
聖なるこの日 いちばん近くまで降りてくる気がして
白い夜の底 わたしは小さきものになり じっと 耳をすませる
教室 廊下 ワックスのにおい
階段の窓をあけて す〜 は〜 深呼吸
校舎裏の桐の木 一箇所だけ葉が揺れてる
葉影から なにか 鳥か 飛び立った
目を覚ましたら ベッドの足元に ほしかったDVDプレイヤー
姉ちゃんのとこには 48色の色鉛筆
朝昼ごはん食べて 3人で映画を観にいったけど
家族連れが多くて 4とか 5とか
ぼくんとこは なんてゆーか
プラモの部品が1個足りないみたいな 不良品みたいな
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