○短編小説「絶滅『街の本屋さん』」 「ダ•ヴィンチ」(メディアファクトリー)に書きました。 『昼田とハッコウ』のスピンオフです。
○10/19 (土)15:00〜 下北沢のB&Bにて、トークイベントを開きます。 山崎ナオコーラ× 笈入建志×村田沙耶香 〜本を出す理由、本を売る理由 〜 『昼田とハッコウ』 (講談社)刊行記念 お二人の話を引き出そうと思います。
○『昼田とハッコウ』(講談社)発売になります。 長い長い日常を書いた、書店小説です。 装丁のデザインは、名久井直子さんです。 スリップ(本の間にはさんである、栞状だが栞でないもの)の束の写真です。
○『昼田とハッコウ』が、講談社さんから、9月26日に刊行予定です。 装丁は名久井直子さんで、とてもかっこいいデザインです。 ○本の刊行の際は、毎回どきどきします。 今回もそうです。 どうやって、読者に届けよう……。 自分のできる販促活動はすべてやりたい。 だが、ばかな活動はしない。 それで、たとえ少ししか売れないとしても、ばかな売り方をするよりはましだ。 誤解を与えて手に取らせたり、 それがまるで「商品」であるかのようなアピールはしたくない。 また、せっかくフリーランスで、規制なく、自由な立場から仕事を行っているのに、 組織のやり方を優先し、流されてしまうのは避けたい。 作家として、本をどのように届けるかというところまで、責任を持ちたい。 私がエージェントを雇ったのは、こういったことを考えたからでもあります。 フリーランスの作家が、出版社さんや書店さんや様々な方のお力をお借りしながら仕事をしていくとき、 もっと上手に、礼儀を尽くしてお付き合いし、 そして新しい、自由なやり方もできるのではないか、模索したい、と考えたわけです。 ○この出版に先立ちまして、書店イベントを企画してくださる書店さんに出会えたらとても嬉しいな、と思っております。 詳しいところについて、文章を書きましたので、お手数ですが、 下のURLを覗いてみていただけませんでしょうか? (お問い合わせは、エージェントの「コルク」宛てにお願い致します)。 http://nao-cola.cork.mu/news/1164/ 以下、私の書いた箇所のみ、転載いたします。 トークイベントやフェアのために訪問させていただける書店を募集します。 『昼田とハッコウ』という書店小説を、9月24日に刊行致します。 東京ではないところにある書店さんで、トークイベントやフェアなどを開いてくださる方は、いらっしゃいませんでしょうか? もしも、企画してくださる書店さんがいらっしゃいましたら、こちら側の交通費や滞在費は自分で持って、伺います。出演料等も不要です。 このようなことを考えた理由を書きます。 私はこれまでの書籍の出版において、挨拶まわり、あるいはトークイベントを行うとき、 どうしても東京の書店さんのみになってしまうことが多く(もちろん、東京にある書店さんも面白いお店ばかりで、とても楽しいので、東京でも続けさせていただきたいのですが)、 「機会があったら、他の場所にある書店がどのようなお店なのか見にいきたい。書店員さんとお話してみたい」と思ってきました。そして、今回の本は「書店小説」なので、機会というのは今だと感じます。 また、近場で、出版社さんと関係の深い書店さんをまわって、ご迷惑なところに頭を下げてお邪魔するよりも、「ナオコーラの本を売りたい」「作家が来てくれたら嬉しい」と思ってくださるところに行った方が、たとえ手弁当でも、仕事の意義が出る、という思いもあります。 私のような、出版シーンの隅っこにいる作家が「行きます」と言ってもなかなか喜ばれないだろうという不安もありますが、以前、縁あって遠いところにある書店さんを伺ったときに、「東京ばかりでばく、たまにはこちらにも来て下さいよ」とおっしゃる方がいらしたので、募集をしたら、もしかしたら、喜んで企画してくださるような、奇特な方が現れるかもしれない、と考えました。 「書店まわり」や「イベント」や「フェア」は、書店員さんのお時間や労力をいただくことなので恐縮なのですが、もしも呼んで下さる方がいらっしゃいましたら、 エージェントのコルク宛てに、メールなどでご連絡をいただけませんでしょうか? (9月30日までで、いったん締め切らせていただこうと思います)。 (もしも、多くのお店の方からご連絡をいただけた場合には、こちらの予算や日程に限り がある関係で、たいへん恐縮ですが、すべてのお店には伺えないかもしれません。その場 合は、誠に申し訳ございません)。 2013年9月1日 山崎ナオコーラ
「フランシス・アリス ジブラルタル海峡編」@東京都現代美術館 「アンドレアス・グルスキー展」@東京新美術館 「石川直樹 Lhotse Manaslu」@Eye of Gyre 「レオ・レオニ 絵本のしごと」@Bunkamuraザ・ミュージアム
「オディロン・ルドン 夢の起源」 東郷青児美術館 「ミヤケマイ 白粉花」 ポーラミュージアムアネックス 「北斎と暁斎 奇想の漫画」 太田記念美術館 「ファインバーグコレクション展 江戸絵画の奇跡」 江戸東京博物館 「アントニオ・ロペス展 」 Bunkamuraザ・ミュージアム 「椿会展 2013 −初心−」 資生堂ギャラリー いろいろ見た。
「宇治野宗輝 ポップ/ライフ」@彫刻の森美術館 「コレクター鈴木常司 美へのまなざし」ポーラ美術館 ラリック美術館 星の王子様ミュージアム 「佐々木マキ見本帖(後期)」@吉祥寺美術館 宮沢賢治記念館 箱根と花巻に旅行した。
「ソフィ・カル 最後のとき/最初のとき」@原美術館 「源氏絵と伊勢絵」@出光美術館 「パラの模型/ぼくらの空中楼閣:パラモデル」@メゾンエルメス 「梅佳代展」@東京オペラシティアートギャラリー 「『おおきなひとみ』(詩 谷川俊太郎・絵 宇野亜喜良)刊行記念イベント@紀伊國屋サザンシアター
「空想の建築 〜ピラネージから野又穫へ〜展」@町田市立国際版画美術館 「山口晃展 付り澱エンナーレ」@そごう美術館 「エンジョイ!ゾウノハナ!」@象の鼻テラス 全部すっごく良かった。 私は、月に一度、美術館巡りをする日があって、 その日にまとめて見ている。
ひそかに、「4月から、今年度は毎日更新しよう」とたくらんでいたこの、微炭酸ニッキだが、あえなく撃沈した。 言い訳をさせてもらうと、風邪をひいたときに、「もう駄目だ」と思って、 完治したのちも、「もう穴が空いたから」と、書かないでしまった。 よくない。 今日から、また書こう。 それにしても、「更新」って面白い言葉ですね。 ブログの文章を書くときにしか使わないですよね。
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