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2008年06月26日(木)
「風花」 川上弘美 著











感情をあまり表に出さず、人よりゆるやか。自己主張をまったくせず、ずっとクヨクヨしている。かなりの優柔不断なのだが。そんな、のゆり。しかし、夫である卓哉は、そんなのゆりに愛想をついたのか、会社の女性とずっと不倫をしていた。

そんな関係を、のゆりの視点から、淡々と、でも繊細な描写で綴られている。まぁ、とにかくのゆりはクヨクヨしつつどうしようかどうしようかと、考えるばかり。でも、誰かを傷つけたくないという、優しさからきているものなのだろう。卓哉に対しても、怒ったりも、何もいえないのは、それも愛情からなのだろう。そういう主人公が、一番強いような気も、最後を読んでいてした。

男性からすると、のゆりみたいな女性は、「守ってやりたい」と想うだろうし、たとえ夫が不倫していても、「別れたくない」と想い続けるz女性は、いろいろ見方があるだろうな。

「わたし卓ちゃんとわかれたくないんだ。別れようとはっきり言われて、はじめてわかった。わたし、反応が遅すぎる」

そんなのゆりの言葉、ふっと印象に残った。そういう女性って、けっこういると思うし


不倫相手と、高級料理店で会ったときの、2人の対比が印象的だった。無言電話の件は、意外だったが。個人的に想ったのは、旅行の件(くだり)は、いらないように想った。

結婚ってなんでしょう?いいものなのだろうか?
この夫婦のストーリーを読んでいると、考えてしまいます。夫婦の形って、いろいろあるけれど、結婚したのだから・・・分かり合えるまで、時間をかけて、言葉を交わして。そうすれば、なにか光明が見えてくることも、あるのかな・・・


2008年06月25日(水)
出会いについて想うこと

出会いというものは、多くなくてもいい。
僕だって、そんなに社交的というわけではなく、本当に自分にとって居心地のよい、相手にこうしてあげたいと思える人を、慎重にも無意識にも選んでいると想うのです。もちろん、自分から出会っていくこころを忘れてしまうと、人生なにも始まらないですし、友人も、少ないよりは、ある程度多いほうがいいとは想います。

出会いもあれば、別れもある。別れがあるから出会いもある。
その気持ち、きっと大切なことのように思える。
でも、僕は思う。たとえば、恋愛にしても、結婚にしても、出会いもあれば別れもあって。永遠の愛を誓うなんて到底無理なことで。あくまで、その地点で、こうありたいという希望の域を出ないのではないでしょうか。

僕が、人を信じない、信じることが出来ないのは、理由はいくつもあるけれど、そうした人、言葉などに、過大な期待を持ちすぎると、いずれ、うまくいなかくなったとき、自分を精神的に追い詰めることになりうる気がするのです。

愛すること、好きになることって、自然なものであり、別れること、気持ちが変わることも自然。ただ、倫理的なルールが存在することはあるのも事実。別れは、身を裂かれるほど、辛いものであるし。ただ、現実として、人の気持ちは縛れない。出会いとは幸福でもあり、残酷でもあり。


出会いとは、そういうもののような気がしています。
そうなるとね、人と出会うことも、無理に出逢いを求めたり、交友関係を広げようとするのが、不自然に思えてくる。

要は、「ひとりでいれるけれど、あなたといれば、もっといい時間が過ごせる」それでいいんです。はい。「あなたがいないとダメ」じゃなくて。


2008年06月24日(火)
90日、愛する時間

「90日、愛する時間」
という韓国ドラマを見続けている

妻と小さな娘と幸せな生活を送っていた(ただ、妻には冷たい違和感を感じている)大学教授のジソクは、すい蔵がんに侵され、余命3ヶ月(90日)と宣告される。残された90日を、妻ではなくて、学生だった9年前、ある事情で、やむを得ず、冷たく捨てるしかなかった、初恋の女性ミヨンと生きることを選ぶ。ミヨンは、ジソクを恨んでいたが、いまは、すてきな男性と結婚して幸せに暮らしていた。しかし、ジソクと再会、3ヶ月一緒に暮らそうといわれ、最初は反発するも、9年前の本当の真実、そしてジソクが余命3ヶ月であることを偶然知ってしまい、悩み葛藤する。 そんな、毎回涙腺が緩くなる、純粋なストーリーである。

とてもせつないラブストーリー。日本のドラマとはまったく違うのは、音楽も、ストーリーも、ロケしている場所や風景も、すべてがせつなくて、美しい。そんなところからも、すーっと引き込まれていくのでしょう。


もし、自分が、余命3ヶ月となってしまったら。
誰と、その残された時間を生きてゆきたいか。
ふと、考えさせられる

みなさんは、どうでしょう?
いまの伴侶、恋人?それとも・・・


昔、いっしょになることが出来なかった恋人・・・と、考えたりもするかもしれない。特に男性って、きっとそういうことってあると思う。ほら、過去の恋愛、恋人が忘れられずにいるのって、男性の方が多い気がするので


90日、愛する時間
http://www.bs-j.co.jp/90days/


昨年だったか、おなじ局で放送していた「雪の女王」も、不思議と見続けた。こちらのドラマは、ヒロインが不治の病に侵されていたのだが、同じようにウルウルくるようなドラマでした。 (と、いっても韓国ドラマって特別好きなわけじゃない。いままでまともに見たことあるのは、冬のソナタくらいだったもの)


この最近、見続けてきたドラマって、「ラストフレンズ」くらいだな。どうも日本のドラマで、見続けたい!って思わせるものが少ない気がする。もっと、大人のドラマって、社会派のドラマ、アイドルが出ないドラマって、あっていいと想うのだけれど。(秋には、倉本聡さんのドラマが始まるので楽しみ)

大河ドラマは、欠かさず見ている。「篤姫」視聴率が好調のようですね。初回から20%以上を続けているのは、12年ぶりだとか。確かに、わかりやすくストーリーに入りやすい。きっと女性もたくさん見られているのでしょうね。


2008年06月23日(月)
ひんやり、都心の夜を歩くと












さ、今週もスタート。元気だして、なるべく笑顔で仕事もやっていきたいものです。今夜は不思議とひんやりしていて、ひとときの清涼感を覚えた夜。そんな日は、市内を気持ちよく夜の散歩ができる。










夜って、ショーウインドーを見るのが結構すき。スポットライトに照らされたショーウインドーの中って、独特のキラキラした世界、ステージに上がった主役の演劇を見てる感覚で。
バスを待っている時間とか、人と待ち合わせする時間って、無意識に見てる気がします。

都心の夜って、バーあたりのお店に入って、まったり楽しむことだけじゃない気がするんですよね。

この写真のようなソファーがめっちゃほしい。自分の部屋に置けるようなソファーをいま探している途中なのです。

悲しい思い出も、せつない思いも、
夜のネオンや、ほのかな灯りまでもが、どこか癒してくれるものです。いまは、そうしたことでしか・・・



コバルト

広島在住
文筆とカメラとここちよい暮らしが好き
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