今日も会えた。
なんと、5月に再会して以来、週に2回も会ったのは初めて。
どんどん近づいてる感。
あなたも、そう言っていた。
「おまえが、今回はあきらめずにいるから、こうして、会う回数も増えるし、あれもやろう、これもやろうってどんどん深まっていくんだぞ。俺は今までもそうしたいと思っていたんだから」と。
だから、あきらめるとか思わずに、ちゃんと会えよというニュアンス。
俺はそう思っていたのに、お前が勝手に終わらせたからね〜とも。
そうだね。。
そこで、私は、こう言う。
「今回は、あなたと、未来の話をたくさんしてるから、あきらめずにずっと続けていこうって思えるんだよ」
そしたらあなたは、「先のことはわからない。今を楽しく過ごしたい」と言う。
今を大事に過ごしたいと。
「今を楽しく過ごすだけじゃ、不安になる。いつかあなたと一緒になれる日が来るかもと思うと、あきらめずに思いを貫こうと思える」と私。
そうか・・・と納得するあなた。
男女の違いなのか、私とあなたの違いなのか。
時々、思い描いていることが、かみ合っていないと感じることがある。
あなたは、自信たっぷりに、そう思い込んでいることがあって、私がそうじゃないと言うと、そうなの?と驚く。
そうして、お互いの意見を言い合って、あなたが、私を受け入れてくれる。
私も、あなたの考えを知り、歩み寄る。
意見を交わしあうこと、お互いを認めて、受け入れること。
そこで、言い合いにはならない。
どちらかが、納得する。
そのやりとりが、とても幸せな時間に思える。
私が去ろうと思う理由の一つに、あなたの気持ちが冷めてしまうのが怖いということもあると言ってみた。
「それはない」と断言するあなた。
そして、「たくさん会って、俺を飽きさせないいい女になれ」と言った。
「俺にとって、なくてはならない存在になれ」と。
そして、「まぁ、今もすでに、なくてはならない存在になってるんだけどね」とぼそっ言った。
「そうなの!?」と驚く。
「そうよ」とまた素直に認めた。
また、一緒に暮らしたらどうなるかという、妄想をした。
私の妄想に、あなたはつきあってくれる。
「私が家事を一生懸命していたら?」と聞くと「こっちこんか」って言うやろね〜」と言って、私を引き寄せた。
「うんうん、早く私と二人でゆっくりお酒が飲みたくて、洗い物はいいから、早く来いって言うんでしょう」と、続けた。
あなたは、やさしい顔をして「そう」と言う。「俺が、あとからやってやるからって言うね」と。
私は、ニヤニヤが止まらない。
早く、そんな日がくるといいね。。
あなたに会えた。
待ちあわせの場所にたどり着くと、しばらくして、あなたが到着した。
車を降りて、あなたの車に乗り込んで、「やっと会えたね」とお互いに言い合った。
「会いたかった」と。
車を、人気のない路地に止めて、真っ先に、ギュっと抱きしめあった。
会っていなかった時に感じていた不安がうそのように、あなたの肌のぬくもりから、抱きしめられた腕の強さから、愛を感じることができた。
「肩をもんでくれんか」と言われ、マッサージをしながら、いろんな話をした。
途中、私の足を触って、「相変わらず、すべすべだね。いつも綺麗にしてるな」と言った。
「そう?魅力的に思える?」と聞くと、「もちろんよ」と言われた。
「おまえは、ものすごく魅力的よ」と。
私は、けっして、魅力的と言われるような部類の人間ではない。
あなたにはそう見えるほど、私に気持ちが向いてきてるんだと、嬉しく思った。
あばたもえくぼという言葉がある。
あなたから見えている私は、それなのだろう。
「旦那にも言われんか?おまえは魅力的だって」と言うので、「まさか」と答えた。
本当に、そんなことなど、微塵にも思われてはいない。
家で、時々顔をじっと見られては、「ぶっちゃいくだな〜」と冗談交じりに言われる。
そうかといって、あなたと軽く会うときは、別人のようにメイクをしているわけでもなくて、ファンデーションを薄く塗る程度。
そんな私が、魅力的に見えるというのだから、本当に、ありがたいことだと思う。
「本当に、一緒に暮らしてみたいよね」と言ってみた。
「そうだなー」とあなたはいい、さらに、「どんな生活を送っているかな。楽しい毎日だろうね」と聞くと。
「そうだなー。毎日お前の手作りのご飯を食べて、一緒にお風呂に入って・・・」と、考えながら言ってくれた。
「それから?それから?」と私はワクワクしながら、その続きを待った。
「あとは、ゆっくり過ごしたいねー」とあなた。
「テレビを見て〜、休みの日にはドライブして〜」とそのあとに私が続けた。
「紅葉を見に行って〜」と私が具体的な例をあげると、「紅葉とか、四季の自然は、いつも現場で山ばかりみてるから、もういい」と笑いながら言うので「え〜」と言って、「じゃあ、温泉ドライブ」というと、「それはいいかもね」と言ってくれた。
「こんなに続いてるってことは、居心地がよっぽどいいってことなんだろうね」と、同じ話を蒸し返してみる。
あなたは、素直に、そうだなと答える。
「長く一緒にいられるってことは、そういうことなんだろうな」と。
そういうことが聞きたくて、同じことを何度も何度も話題にする私に、真摯に答えようとしてくれる。
時々、今目の前にいる人は、本当にあなたなんだろうかと思いたくなるほど、あなたは私に向き合ってくれて、私は幸せでいっぱいになる。
帰る間際、「会えて嬉しかった」というと、「嬉しかったのは俺のほうよ」と言ってくれた。
会えた。
夢のような時間はあっという間に終わり、夜がきて、とてもとてもせつない気持ちでいっぱいになってしまっているけど。
幸せでいっぱいだったはずなのに、胸がしめつけられる思い。
好きって、苦しいね。。
今日もず〜〜っと話をして過ごした。
どんなに話しても、話し足りない。
抱きしめても抱きしめても、はかない。
運転中は、ずっと手を握っていた。
はしゃいではしゃいで、「よく考えれば、俺たち、おじさんとおばさんなのにな」と、あなたは笑いながら言った。
いろんなことを話しすぎて、何から記録していけばいいのか。
忘れないうちに、嬉しかったことから書いていこうと思う。
今日、一番嬉しかったことは。。
私があなたに抱き付いて、「ものすごく愛してる」と言うと、「ばーか、俺のほうがもっと愛してるよ」と言われた。
まさか、そんなことを言われるなんて。。
空想の中での、こんなこと言われたいな〜と思うような言葉を、現実で、言われるなんて。
信じられない気持ちで、聞いていた。
それから、、「私に、やめてほしいこととか、嫌なところは、ある?」と聞いてみた。
「あったら、直していかないとね♪」と。
そしたらあなたは、少し迷って、「そうね〜、もう会わないって言うこと」と言った。
「会わない、会えない、かな」と付け加えた。
「そんなこと言わないし!」と言ったけど、やめてほしいことが、私への不満ではなくて、自分の願望だったことに驚いた。
私は、うざいことを言ってしまう自分を戒めてもらうつもりだったのに。
あなたの愛を感じて、本当に私の心は慰められる。
あなたも、自分で今日のことを、進歩だと言っていた。
仕事だと偽って、私と会ってくれていること。
「おまえのために、時間を作りたいと思っていたのよ」と、俺もお前のことを思っているんだということを、伝えてくれた。
いつか一緒に暮らしたいという夢も、また語り合った。
私が前に、80歳くらいになったらーという話をしてたので。
「80は遠いな〜」と言った。
「じゃ、60?」と聞くと、「そうだな〜、そのくらいには一緒になれてるんじゃないかな」と言っていた。
へぇと思った。
夢物語に、付き合って、私に合わせて相槌を打ってるだけじゃないんだと感じることができて。
あなたと会える日まで、あともう少し。
私は、その日が、ダメになってしまうんじゃないかと、怯えている日々。
楽しみにしていると、ダメになるという、何かのトラウマなんだろうね。。
ダメになると思うと、ダメになるから、そう思わないようにしているけど。
これがまた、難しい。
絶対会える、現実になる、楽しい一日が待っていると、ウキウキしていたいけど。。
期待しすぎると、ダメになった時の衝撃が大きいから。。
考えないように、考えないように、心はニュートラルに。
数日前の電話で、「その日は、少し仕事が入って、朝は職場に顔を出さないといけなくなった」と言われた。
私は、ドキドキして、嫌な予感を打ち消そうと必死だった。
でもあなたは、「9時くらいには終わりそうだから。少し遅くなるけど、ごめんな」と、朝早くから出かけられないことだけを、申し訳なさそうに言ってくれた。
中止でなければ、全然構わない。
私は、ホッとして、「わかったー」と告げた。
次の日、「仕事は大丈夫?やっぱり、朝だけじゃなくて、1日仕事になるとか言われてない?」と聞くと、「それは大丈夫」と言われた。
「仕事するって言われてるけど、俺は断固として拒否してるから。どうしてもはずせない用事があるって、言ってあるから大丈夫よ」と言われた。
私を優先してくれていることが、とてもありがたかった。
なんとしてでも、時間を作りたいと思ってくれている気持ち。
私たちの仲は、ここまで進展したんだなーという、感慨深い思い。
あなたの、私に対する、思いの強さ、気持ちの変化。
昔々、あなたがまだ、結婚もしていない頃。
私への思いはそんなに強かったわけではなくて、ただの仲のいい、友達以上恋人未満の関係だった。
そんな私が、あなたと遊ぶ約束をしていて、優先順位に負けて、悲しい思いをしたことが、何度もあった。
まだ、携帯がない時代で、遊ぶ約束は、家の電話から。
今から会おうと言って、あなたの家まで行って、あなたの家の近くの公衆電話から、「着いたよ」と電話して、会っていた。
いつものように、「着いたよ」と電話すると、「ごめん!おまえから電話きた直後に友達から電話がきて、今からそいつと会うことになった。おまえはもう、出てるやろね〜と思って、連絡できなかった」と言われて、しょんぼりしながら、帰ったこともあった。
クリスマスの日、会っていたら、あなたの友達から電話がかかってきて、麻雀に誘われ、そっちへ行ってしまったこともあった。
クリスマスという、特別な日にも、ないがしろにされていた過去。
そんな理不尽な仕打ちにも、耐えながら、私はあなたを思い続け、今に至る。
私が、恋愛で得たものは、「忍耐」に尽きると、つくづく思う。
そんなあなたが、仕事よりも私と会うことを優先してくれる。
なんて感慨深いことだろう。。
なんとしてでも、阻止して、おまえと会うからという、強い意志。
嬉しくて嬉しくて、胸がいっぱいになる。
「どこに行こうか〜」とワクワクしながら、計画を立てる。
「だけど、おまえ、あんまりあちこちうろうろはできないよ。俺も仕事してることになってるし、どこで誰に見られるかわからないから」と言われた。
「え〜〜、1日中ラブホにでもいるつもり〜?どこか、海とか山とか外で遊びたいよ」と言うと、「いやいや、ちゃんと、どこかには行くのよ」と慌てて、言ってくれた。
「お弁当作ろうかなと思ったんだけど、、暑いから腐れるかなと思って、迷うんだけど」と言うと、「腐れはしないんじゃない。早めに食べたら大丈夫やろ」と言われた。
「お弁当作ってほしい?」と聞くと、「食べたいねぇ」と言ってくれた。
「お店で食べるのも、人目が気になるでしょ」と言うと、「そうなのよね〜」と言われた。
「じゃあ、ラブホで食べる?」と聞くと、「いや、どこか、外で」と言ってくれた。
そういう、私の思いも、くみ取ってくれていることが、本当に嬉しい。
どうかどうか、無事にその日がやってきますように。
なんのアクシデントもなく、無事に会えますように。
幸せで、楽しい1日になりますように。。
まだまだ、電話だけの日々。
なかなか会えない。
けれども、嬉しいこともあった。
夫が出張でいない日を告げると、いろいろ考えてくれたみたいで。
休みの日に、仕事になったことにして、時間を作ってくれることになった。
昼間のデート。
一体、何年ぶりだろうか。
そして、昔した約束が、やっと現実になるという喜び。
7年くらい前から、「おまえともっとゆっくりできる時間を作りたいね〜」と言われ続けていて。
「いつか有休を取って時間を作るから、どこか行きたいね」と言っていた。
いつ?いつ?と、聞いてはいたものの、現実になることはないだろうと思って、ほとんど諦めていたけど。
あなたから、いろいろ向かってきてくれていることが、本当に嬉しい。
今朝の電話では。。
電話を切る間際に、「いつものあれを聞きたいですか?」と冗談ぽく聞いてみた。
あなたは、「おう、もちろんよ。聞かせんか」と素直に応じたので。
今度は、私が、「どうしよっかな〜」と言ってみた。
そしたらあなたは、「あ〜〜おまえ、そんなこと言うわけね〜」と笑いながら言って、「俺の知ってるお前は、そんなこというやつじゃなかったのにな〜。もっと素直でかわいらしい女だったのにな〜」と言った。
私も笑って、「こんだけ待ちぼうけをくらえば、意地悪にもなるのよ」と言って、「でも、この先にすごく嬉しいことが待ってるから、言ってあげる」と言って、「愛してるよ」と伝えた。
あなたは、満足げに、「おう」と言った。
「あなたは言わないんでしょ。また今度ね」と言うと、「おう、俺は会った時に」と言っていた。
念願の約束は、実現するだろうか。
どこまで行けるのだろう。
どのくらい一緒にいられるのだろう。
なかなか、会えない日々が続いているけれども。
あなたとの電話に、勇気をもらっている日々。
今日も、たくさん話ができて、嬉しいことをたくさん言ってもらえた。
一番心に残っていることは。
「おまえはもっと、自信を持て。俺が今、会いたいとか思う女は、おまえしかいないんだから」
ありがとう。
途中、何かの拍子に、「あ〜、まじで早く会いて〜〜」と言われた。
心が軽くなる。
そんな風に思ってくれて、本当にありがとう。
今日、会えた。
本当は、今日は飲み会で、私の都合が悪かったんだけど。
あなたは今日が都合よくて、会いたさに負けて、会うことにした。
飲み会の開始を遅くしてもらって、それまでの間、1時間ほど会えた。
昨日、「今日は会えない?」と聞いたら、「今日はちょっとむずかしいねぇ。明日なら大丈夫なんだけど」と言われ。
「私が明日はダメだ〜〜」と言ったら、「えええ〜〜〜」と言われた。
あっさり、「そうか、じゃまた次の機会にだね〜」と言われるかと思ったら、「え〜?」と言われたので、びっくりした。
だけど、冗談だったのか、本気だったのか、私にはつかめなくて、つい照れ隠しもあって、「またまた、心にもないことを〜」というと、笑っていた。
会いたかったのに会えなくて残念と思ってくれていたら、こんなに嬉しいことはないんだけどね。。
だけど、会えないと言ったものの、私がどうしても未練が残って、どうにかして会えないものかと思って、妥協案を出した。
ここ最近は、うちまで来ると、ロスタイムで会える時間が短いから、あなたの職場の近くまで行って会っていたんだけど。。。
今回は行けないから、電車で行ける、あなたの職場に一番近いところで待ち合わせした。
そして、飲み会の場所まで送ってもらった。
電停の近くにコンビニがあって、そこで待ち合わせをした。
歩いてる時に、もう着いてるよと言われ、「ジュース買いに行こうよ」と言うと「買ってあるよ」と言われた。
最近では、あなたはお小遣い制だから、私と会うことによって、金欠になってはいけないと思って、デートで飲み物を買うときは私が出すよと言ってあった。
私は、疲れているあなたに、栄養ドリンクを買ってあげたかったから、買ってあるよと言われたけど、買いに行った。
車に向かって走ってかけよると、私を笑顔で見ているあなたが見えた。
嬉しそうにしているあなたの顔が、とても意外で、私は不思議な気持ちでいっぱいだった。
あなたが、私に、こんな顔をして笑いかけてくれてるなんてね。。
車に乗ると、ウコンドリンクと、コーヒーが買ってあった。
私は、栄養ドリンクかぶった(><)とがっかりした。
今日に限って、あなたも自分で買ってる〜〜〜って。
やっぱり疲れてるんだ〜と思ったけど。。
ウコンは、私のためにだった。
私がコーヒーを飲もうとしたら、「おまえはこっちよ」と言われ、そこで気づいた。
飲む前に飲むために(笑
「おまえ今日、飲み会なんやろ?飲む前に飲むといいって言うやろ」と。
優しい心遣いに、キュンとなる。
そして、私の買った栄養ドリンクを、ありがたくもらうわと、満面の笑みで飲んでくれた。
今日は、あなたの家庭の話を聞かされた。
奥さんの車を買い替えるって話は、ずいぶん前に聞いていたけど。
今回本格的に決めることになったらしく、そのことについていろいろ聞かされた。
自分から聞く分にはいいけど、あなたから聞かされるのも、複雑だな〜と思った。
今日も、途中で、うざいことをたくさん言ってしまった。
あなたが忙しくしていることはわかっているのに。
私までうざくなって、負担を増やすわけにはいかないのに。
仕事のこと、家庭のこと、私のこと、あなたが手一杯になってしまうのに。
私との付き合いは奥さんよりも長いけど、密度でいったら、全然敵わないと、愚痴をこぼした。
それがうらやましいし、悔しいと。
あなたは、子供ができてしまったからねーとしょうがないよというニュアンスで、なげやりな感じで言っていた。
自分の人生、自分のために生きればいいのにと言うと、俺はいいのとまたまた投げやりだった。。
頭に来ることも多いけど、面倒くさいから争いたくないとも言っていた。
あなたが何も言わないから、奥さんが強気なんだろうね。。
「疲れて一人になりたいって言って、家出して、実家に戻ればいいのに」と言うと、笑っていた。
「で、おまえはどうするのよ?」と言われ、「押しかけるのよ」というと、笑っていた。
一緒に住んでみたいよ。。
「どうなるか、おためしで住んでみようよ」というと「それはお前、おまえと一緒に住んだら、楽しくて楽しくてしょうがないに決まってるのよ」と言われた。
そう思ってもらえているのに、叶わぬ現実。
つらいね。。
私があまりに面倒くさいことを言ってしまって、自分でもうざいな〜と思ったので、ごめんねと言うと、「うざくなったら、おまえ、しつこい」って怒るからと言われた。
「わかったー、その時は言ってね」と言ってみた。
「うざすぎて、面倒くさいと思われて、嫌われたらどうしよう」と言うと、「面倒くさいのはおまえ、昔からだろう」と笑われた。
「あ、思ってた?それ込みで、好きでいてくれるのね」と言うと、「そうよ」と言われて、私はあなたに感謝した。
今日は、会えた。
会えたから、昨日までの不安が一気に消えてしまった。
単純だなと思う。
今日も、たくさん話をした。
たくさん話す中で、私の不安も打ち明けることができた。
あなたは、やさしく受け止めてくれた。
「会いすぎて冷めない?」と聞くと、「それはない」と言われた。
「すごく好き?」ときくと「もちろん」と言われた。
「だけど、私が思うみたいに、好きで好きでたまらなくて、苦しい気持ちにまではならないんでしょうー」と聞くと、「それはまぁねぇ」と笑って、「好きで好きで仕方なくて、いったい何回会えば、気持ちが落ち着くんだろうと思う」と言うと、「おまえは中学生か」と笑われた。
だけど、そんな重い気持ちも、あなたは優しく受け止めてくれて、「好きだよ」とか、「俺も会いたいと思う」とか、「おまえといると楽しいし」と言ってくれた。
そして、「俺がせつなくなったりしないのは、おまえとこうして会っていることを嬉しいと思って、楽しんでいるからだよ」と言われた。
時間がたつと。
やっぱり、思いは切ない方向へ・・・。
会っているときはなんでもなくて、ついつい聞いてしまう、あなたの生活。
奥さんのこと、子供のこと。。
あとから、、思い出して、また、胸が苦しくなる。
また、離婚の話題になった。
切り出したのは私のほうだけど。
重い話題にも、あなたは普通に答えてくれて、その声に、偽りのないことを感じて、会話の間はホッとする。
「今は一緒になれないってことはわかってるから。だけど、遠い将来は一緒になろうね」という問いに、「そうだな」と自然に答えた。
追い打ちをかけるように、「10年後かなぁ」と私が言うと。
少し考え込んで、「そうだなぁ、10年たてば成人してるか。ちょうどそのくらいだなぁ・・・」と、またまた、無意識に答えていた。
その時私は、やっぱり、あなたの責任感は、次男までで止まってるんだって、冷静な頭で考えていたけど。
言ったら、あなたが、一番下の子のことを思い出してしまうから、言わなかった。
車の中で話をしているときに、また、奥さんから電話が鳴った。
あなたは、「なんだなんだ?」とまた、不思議がっていた。
こんな時間に電話がくるなんてことないのにと。
私は、またまた、「女の勘〜〜?」と茶化したけど。。
あなたは、目を見開いて、「まじか?」と笑っていた。
「何の用だった?」と聞くと、「用事はないみたいだった。何時に帰ってくるの?だって」と言っていた。
そこから、私は、「浮気ばれてしまえばいいのに」と言った。
「慰謝料請求されたら、ダブル不倫だから、こっちはこっちで、旦那に慰謝料請求されて、示談になるかな」と言ってみた。
あなたは、なるほどね・・・って感じで、私の話を聞いていた。
「奥さんが離婚したいって言ってきたら、する?」と聞いてみたら「そりゃもちろん!」と言っていた。
「マジですか・・・ってうろたえるふりをしながら、「喜んで」と思う」と言っていた。
全く離婚する気がないわけではないんだ・・・と私の心はホッとしたけどね。
「だけど、あなたの奥さん、浮気がばれても、慰謝料だけ請求されて、離婚はしなそうだよね」と言うと、「そうなのよね〜!」と言っていた。
あなたは、よっぽど、いい旦那さんなんだろうね。
奥さんにとって、都合のいい。
今日はとにかく、毎日でも会いたいという、私の思いを打ち明けた。
あなたは、とにかく、時間を見つけて、少しずつでも、こうして会っていきたいと思うと言ってくれた。
重い私の気持ちにひかないでねというと、それは大丈夫と言ってくれた。
とにかく、おまえとは気が合うんだからと。
一緒にいて、楽しいんだからと。
「もっと、好きで好きでたまらないとか思ってくれたらいいのに」と言ってみた。
「そうなったら、おまえが、旦那さんとうまくやっていけなくなるんじゃないかって心配になるのよね」と言われた。
「大丈夫。家にいるときは、何も変わらず、ふつーーに過ごしているから。自分がこうやって普通に過ごせているように、あなたも普通に過ごしているんだろうなと思うと、またやるせない気持ちになるんだけどね」というと、笑っていた。
あなたが、「おまえとこうして会っているおかげで、家庭も円満な気がする」と言った。
奥さんにイライラしなくなったと。
私は、それは困ると言った。
イライラして、こいつは〜と思って、奥さんからもムカつくと思われないと!と。
あなたは笑って、「おまえはどうなのよ。最近旦那にイラッとしたか?」と聞かれて、「最近はない」というと、、ほらみろと得意顔で笑っていた。
「何か言われても、聞き流せるのよね〜」と言っていた。
「だけど私は、ちょっと前に、イラッとしたことがあったよ!」と思い出したことを言うと、あなたは「どんなこと!?」と興味深げに聞いてきた。
あなたも、、私の愚痴を聞きたいのかなと思った。。
私が、こんなこんなことを言われたと言うと、「おまえそれは〜」と、一緒になって怒ってくれた。
こういう時に、自分は思われているんだなと、実感する。
家に帰ってすぐ、また占いをしてしまう。
今日は、こんなカードが出た。
利益や仕事を表す「風雷益(ふうらいえき)」のカードが出ました。
将来の夢や希望などを伝え、わかちあいたいという気持ちが高まっていますよ。 あなたがとりたてて動かずとも自然とそういう流れになる可能性はあります。 ですがあなたが進んでふたりの関係に前向きであることを示すことができれば、照れやためらいを見せずにあの人は夢を共有しようと働きかけてくれるでしょう。
10年後の話を、真剣に考えてくれているのかなと思った。
いつか、一緒になろうという、夢や希望。
もしかしたら、叶わないと思っている夢は、叶わない夢ではないのかもしれない。
そんな期待。
24年も待てていたのだから、あと10年なんて、あっという間だろう。
こないだ、あなたと会った日。
あなたは、職場の人と飲みに行くと言って、家を出てきた。
そしたら、奥さんがめずらしく、疑ってきて、焦ったと言っていた。
いつもは、実家に車を止めて、実家に泊まって、次の日に帰るようにしてるのに。
その日に限って奥さんが、「送り迎えをしてあげるから、いったん戻っておいでよ」と言ってきたらしい。
「今までそんなこと言ったことなんてなかったのに、ドキドキしたってよ」とあなたは言っていた。
「まさか、女の勘?」と私が言うと、「いや、そうじゃないと思うけど」と言っていた。
「向こうもここ何回か飲み会があって、俺が送り迎えをしたのよね。それで、お返しのつもりでそんなこと言ってきたのかも。失敗した。余計なことしなければよかった」と言っていた。
次の日、「大丈夫だった」?と聞くと、「実家に俺が来たか?と確認してたってよと」言われ、また、今までこんなことなかったのにと言っていた。
私は、ますます、女の勘じゃないの〜と思ったけど。。
「多分、今、不倫のドラマをやってるから、友だちとか職場で話題にしてるんじゃないの?」と言ってみた。
そうなの?と、あなたはそのドラマのことは知らないみたいだった。
それから、何かの話から、「不倫は別にとがめられることじゃないだろう」とあなたが言うので。
世間の評価は違うよと言った。
「不倫してる人は、主婦の間では目の敵にされて、許せないってかなりの怒りを買うと思うよ」と。
そしたらあなたは。
「世の中に、好きな相手と結婚した人ばかりいるわけじゃないと思うんだけど」
「妥協した中で、本当に好きな人とこうして会ったりしてしまうことは、仕方のないことだと思う」と言った。
そうだよね。
私もあなたも、本当に好きな人とは結婚できなかった。
だけど、私は、あなたが奥さんを選ばずに、私を選んでくれていたらと思わずにはいられないけど。。
結婚してしまう前に、なんとか阻止することができていたなら・・・。
電話をした時に。
いろいろとうざいことを言ってしまって、何度も後悔する。
あなたの気を引こうと、私は何てバカなことばかり言っているのだろうと、自分が嫌になる。
だけど、あなたは、予想外のことばかり返してきて、不安は不安ではなかったんだと気づき、よかったーと、胸をなでおろす。
ここ最近、また、数年前と同じことを繰り返しそうになる自分がいる。
苦しくて苦しくて。 あなたが私とのことをマンネリに思って、去って行ってしまうのが怖くて。 それならば、自分から去ってしまおうかと思う気持ち。 去っていく自分をどう思うだろうか?とあなたを試したくなる気持ち。
こないだ、それとなく、そのことを打ち明けてみた。
「やばい傾向だよ。つらくてつらくて、去ってしまった数年前と同じ傾向になりそう」
そしたらあなたは、慌てて、「思いつめるな」と言った。
「おまえはすぐに一直線につっぱしって、思いつめるところがあるから、もっと気楽に。ゆっくりゆっくり会っていこうよ」と。
「あなたからも、今日は早く終わりそうだから会えない?とか聞いてくれたらいいんだよ」と言うと「もちろん、そのつもりだよ。ちゃんと、会えそうな時は連絡するから」と言われた。
「だけどさー、前の時も、私が連絡しなかったら、そっちからはしてこなくて疎遠になったじゃん」
「それはおまえ、おまえが結婚してたからだろう」
「違うし。結婚してなかった時だし」
あなたの記憶は、昔のことが曖昧になっているようだった。
詳しくその時の状況を説明しようと思ったけど、まぁいいかと思って、あえて、つっこまなかった。
私は、昔のことを覚えすぎてるところがあって、あなたに「お前がなんでもかんでも覚えてるから、俺は下手なことが言えない」と言われたことがあったから。
「私に冷めてないよね?」と聞くと「もちろん」と返ってきた。
「冷めてしまうんじゃないかと思って、それが不安だよ」と言うと「冷めて去っていくのは、おまえのほうだろう」と言われた。
どうやら、過去の疎遠になった理由は、私が冷めたからだと思っているようだった。
意外な事実に、また驚く。
「冷めるわけないじゃん!好きすぎてつらくなって去ってたんだよ!」と咎めた。
あなたのその言葉に、今まで言われてきた言葉が重なって、あなたの気持ちを知る。
「ちゃんと会えよ」とか、「こうしてずっと会っていこう」とか。
あなたはとにかく、私と長くつきあっていこうと思ってくれているんだよね。
あなたは、「つらくなる必要なんかないんだよ。おれはおまえとはずっと会って行きたいと思っているんだから」と優しく諭してくれた。
あなたの気持ちが知りたい。 愛されている実感が欲しい。
そう願う私に、
「俺の気持ちは、会ったときに言うから」
とにかく、会うことにこだわっているのは、あなたのほうだった。
会えないのには、理由がある。
2人が会える時間には限りがあるから。
それを理解して、私は待つということを覚えなければいけない。
|