きまぐれがき
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夏風邪、千秋楽の翌日に39度の発熱。やれやれ。 今は微熱。 ずい分前、やはり夏風邪をひいて高熱を出したことがあったけれど、 その後微熱が2年ぐらい続いたあれはなんだったのだろう。
体温計を口にくわえてはかるたびに37.2度。 決まって37.2度。 病院に行こうかなぁと思っているうちに2年が過ぎて、また高熱が 出た。この高熱が下がってみると、微熱あたりでうろうろせずに正 しい私の平熱に戻っていた。
まぁいろいろなことがあるのね〜ということで;;
阪急電車に乗った後に近鉄電車に乗ると、まるで冷房が効いていない ように感じる。 座席に座ってお隣の人の汗ばんでジトジトした腕に触れた時はキャッ! だ。そんな私なんか首筋にも汗が滲んでいるのだけど。 運賃高いくせに。。車内の明かりもけちってないか。。とつい八つ当たり。
なまぬるい車内で、前の座席のお母さんと高校生らしい息子の二人連 れから目が離せなかったのは、お母さんの爆睡ぶりがすさまじかったか らだ。
頭が左右に大揺れ、かと思うと後頭部が窓ガラスにガァーーンとぶち当 たる。 時折ヨダレがツツツ〜〜 わ!
さすがに息子も、人目のあるところでヨダレを流したお母さんには恥ずか しそうにしていたけれど、起こすことはしなかった。 お母さんは疲れているんだ、寝たいだけ寝かしといてやろう。。そんな 覚悟だったのかもしれない(^^)
その様子をさっきから見てしまっている私に息子は気がついていた。 ヨダレがツツツ〜〜の時には、とっさに私の反応を確かめようとしたので 慌てて私は目をそらした。。。
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家の裏にまわって驚いた。 コニファーが2階の窓に届きそうな高さにまで成長している!
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数年前に、春の花たちとの寄せ植えのために30cmほどの高さの ものを買って、花が終わった後に地植えしたのだが、お水も肥料も 与えていないのに大きく育ってくれているなとは思っていた。
でも、梅雨に入る前はこんなに大きくはなかったぞ。 どしゃ降りの日が続いている間にすくすくと80cmは育ってしまった!
善福寺池の近くに住んでいた子供の頃、水仙が芽を出す季節にな ると母は学校帰りの兄や私を花壇に連れて行っては、この水仙はあ なたたちが学校へ行っている間に15cmも伸びたのよと言いながら 緑の茎をうっとり見つめていたものだ。
風にゆらゆら揺れているか細い水仙にはうっとりとできても、このもこ もこと急成長をとげたコニファーには「あんた、どこまで大きくなるのよ」 としか言えない;;
自室のとっ散らかりようが酷いので、取敢えず引き出しになんでも かんでも放り込んでしまえと、新聞の折込チラシにあった家具屋の セール品「3本限り!」を見て一棹(このようなキャビネットの単位 も棹なのだろうか。。?)買ったのが1年ほど前のこと。
合板安物↓
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買った一週間後にも折込チラシが入っていた。 同じもののセール!「3本限り!」 ん!?私が買った形跡がない。
一ヶ月経った時も「3本限り!」 3ヶ月経っても、半年が過ぎても「3本限り!」
そして1年経ったこの間のチラシにも「3本限り!」で、まだ売っていた。
いったいこの商品の在庫はどれだけあるのだろう? ほんとうのところ、この1年でどれだけ売れたのだろう?
家具屋に電話して訊いてみちゃおうかな〜 家具屋のしたいようにすればいいことなのに、チラシを見るたびに 気になってしまう。
美容室でトリートメントをしてもらい、頭を蒸気で蒸されている間に 「いかが?」とすすめて下さった飴の中から黒飴を選んで口に入れた。 入れたはいいけど、上顎と舌の間に挟まったままの飴をどうにも動か すことができない。飴が大きすぎるのだ。 飴というのはお口の中で転がしながら舐めていくのではなかったのか。 それなのに転がせない。 自然にとけてある程度の大きさになるまで、飴はお口の中で静止状態。
どうして、こんな大きさの無謀な飴を作るかなぁ。 棒をつけるかどうか瀬戸際の大きさというのは困るのだ。 口内炎ができてしまった。
敬老の日に市から老人へのお祝いが飴の詰め合わせというのも考え ものだ。やっぱり黒飴は巨大なのだ。 祝ってもらって喉をつまらせてあの世逝きはイヤだといって、母は舐め ない。というより舐められない。 飴を舐める時はお口の中で転がしたいというささやかな望みもかなわ ぬ飴作りはやめてもらいたい。
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小豆と一緒に出かけると、ストレスがたまってしまう。 劇場でも隣同士の席だとストレスだ。 身体は動かさないように、そぉっと足を組みかえるだけで、隣 の小豆は私の腕をつねる。
梅田でヒルトンに寄ってバッグを買おうと見ていると、今月も VISAの使いすぎだと横から口出しする。 「たしかに。。。」と思いつつもやっぱり買う気の私と、手袋を はめた手にバッグを抱え持つスタッフの間に小豆は立ちはだ かるよう入って「似合ってない!似合ってないから!」と阻止 するのだから。 まったくこの人との買い物はできやしない。
某オークションでも、パスワードを教えていないのにログイン する方法があるとかで、勝手に私の落札履歴を盗み見しては、 舞台チケットをいくらで購入したのか知ってしまうのだ。 あ〜やだやだ〜
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冬の間は毛が抜け落ち丸裸同然で過ごしているようなものだった サーシャは、どんどん気温が上昇していくこの季節だというのに モコモコの毛に覆われてしまっている。
ブラッシングしても、ほとんど抜けない。 サーシャの身体の中のなにかが混乱しているのだ。 もっとどんどん抜けていかなくては、夏を過ごすのに辛かろう。
美容室で、シェルティーのお手本カットでなくていいから、とにかく 涼しげにしてほしいと言っておいたところ、柴犬になって帰ってきた。
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外出から帰ってみると、門扉の取っ手にリボンで束ねられたカスミソウ がぶら下がっていた。 ご近所のTさんからだ。T家の庭は今カスミソウが満開なのだ。
ライラックの季節には、うちの庭で咲いたライラックを胸いっぱい抱えて Tさんにお届けする。 私が「ライラックの君」となる日だ。
Tさんはカスミソウを抱えた乙女。。麦藁帽子をかぶって走って来たに ちがいない。日活青春映画吉永小百合か。。いやあの時代、小百合だ ったら野菊かダリアか(^_^;)
この季節、湿度が高く室内までじとじととしていて気が滅入る。 カスミソウをキッチンの窓辺に飾っただけでも清々しくて、外からの生暖 かい風はカスミソウにふれた瞬間から涼風に変わったかのよう。 梅雨時は見た目さわやかが一番だ。
T家のガーデンは、花たちの開花を念頭においての心憎いばかりの色 彩の配置。ところが、そんな計算など微塵も感じさせないでどこまでも 自然体にみえるところなど、ターシャ・テューダーのガーデンの縮小版 のようだ。
でもTさん時々、え!?というような行動をするのは何故? 裏庭のじゃがいもを掘り出すのが面倒なので、スーパーで買ってきて しまう。。とかね。
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ダウンライトの薄明かりの中で、ひたすらDVDの編集をしていた ところ、視界右端にゆっくり近づいてくる黒っぽいものを感じた。
蜘蛛だ、とわかった瞬間、蜘蛛も殺気を感じたのか立ち止まった。 足の長さをいれると12〜13cmはあろうか。ギャ!気持ち悪い! とっさに手のひらで叩き殺していた。
即死状態だったであろう蜘蛛の死骸が、無残な姿で手のひらの 下にあるのかと思うと、この手のひらをどうしたらいいのか。
ゴキブリをスリッパで叩き潰した時には、殺し現場をなるべく見な いようにして、スリッパごと捨てていた。 手のひらを切り落として捨てるわけにはいかない。
覚悟を決めて手のひらを床から離してみた。 手のひらにくっ付いてきた蜘蛛の亡骸は、足の部分がしゅるしゅる と縮まってほんの3cm〜4cmほどのつぶれた塊となっていた。 ごめんね。
年に4・5回気がついたときにお水を上げるだけで、肥料などの 手入れ皆無の状態なのに、梅雨を迎える時期になると毎年咲 いてくれるなんて、ほんとに健気だ。
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「ガーデナーとは継続的に注意して世話をすること」の比喩です とは、この間見てきた映画「ナイロビの蜂」のパンフレットでの レイフ・ファインズの言葉。 しばし世話を怠り見るも無残な状態にしてしまう私には、そもそ もガーデナーの資質はなしなのだ。
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