CORKSCREW Diaries(米国編) |
旅に出る前にアジカンのアルバムを買ってきてiPodにぶちこんで、 電車の中で飛行機の中で聴く。 ミニアルバムに負けず劣らずフルアルバムも素晴らしい。 なんか頭の中をぐるぐる回る。 ホテルの送迎バスで現地ガイドの人が(送迎だけだけど) 何か言ってんだけど僕はぼんやり外を眺めながらアジカン聴いてた。 隣の人は寝ていた。 連休最終日は西京極にサッカーを見に行く。 またスコアレスドロー。 今期ホームでは負けてないけど(僕が行く限り) なんかすっきりしない。 スタンドでは今日ベンチ入りしていない選手が座ってて、 試合が終わった後に下敷きにサインもらった。 お子様に交じってサインもらうのは恥ずかしい。 これで勝ってりゃなあ。 熱田だけなかなか愛想良かった。 知り合いっぽい女の子に「また合コンしよう」なんて言ってたが。 「帝王」ってのはひょっとして中盤の帝王じゃなくて合コンの帝王だったのだろうか。 まあとにかく今度は勝ってよね。 なんて思ったりするんだけどどうなるんだろうなあ。 黒部は担架で運ばれて退場しちゃったし。 前途多難。 |
乱気流に呑み込まれてB757-200の小さな機体は翻弄されまくっていた。 生まれてこの方飛行機には何回も乗ってきたけど、 こんなに機体が揺れたことは無くって、 下手なコークスクリューよりも怖かった。 機体が揺れ動いたまま止まらなくなって、 そして僕は恐怖を感じた。 初めてのことだった。 不気味な音をさせて機体は軋みながら上下を繰り返す。 周りの乗客から悲鳴があがる。 生きた心地なんてしなかった。 早く下ろして欲しかった。 生まれて初めて死にたくないって思った。 こんなに死んだ方がマシだなんて書いてるのに。 そんな自分を恥じた。 でも生きてて良かった。 帰ってきたら関空連絡橋のJRも強風の為運休中。 こんなの初めてだ。やれやれ。 何度と無く飛行機に乗っているんだけど、 こんなに恐怖したのは初めてだ。 しばらくちょっと乗りたく無いな。(乗るけど) |
君が必要だって言うんなら俺は往く。 俺が往きたいから往くんだ。 それ以上に崇高な理由なんてあるかってんだ。 だからいいじゃねえかってんだ。 別にためらうことなんてねえんだよ。 人様の家に外泊して飲むなんてのは久しぶりだったりしたので、 すげえ楽しかった。 これで今日仕事さえなけりゃあ良かったんだけどさ。 人様の家の割には割とよく寝られたと思ったんだけど気が付けばやっぱり眠い。 世の中はこれから連休なのか。 俺には少なくともあまり関係ない訳でもないけど、 人が休んでいるときにはなるべく働いて、 人が働いてる時に遊びたいと思う。 ってかエアーが高いんだよ。 |
昔夢枕獏の陰陽師を読んだときに、 名前を呼ばれてそれに返事をしてしまった時点で呪がかかる。 と言うのがあった。 博雅がうっかり返事をしてしまったために呪をかけられて動けなくなった、 と言う感じのエピソードだったかな。 つまりは花でも草でも動物でも人間でも、 名前を付けた瞬間に呪がかかってそしてつなぎ止められてしまうと言うことだ。 僕が書いたこともここで書くことによって繋ぎ止められてしまっている。 全てのものをカテゴライズしてしまうと、 全てその枠の中でしか生きられなくなってしまう。 それは自分自身の世界を狭め、 そして縛り付けることにほかならない。 だからくだらない基準で勝手にカテゴライズして、 その観点からものを見るのはもうやめよう。 そんなカテゴライズが出来るほど僕は大した人間じゃない。 物事の本質は冷静になって見つめてみないと判らない。 ほんの少しだけ覗いたぐらいで人の全てが解ってたまるもんか。 久しぶりに椎名林檎を聴いてしまった。 「モルヒネ」名曲だと思うんだけどなあ。。。 |
僕はため込むと内部崩壊を起こすらしい。 だからためない方がいいに決まっている。 シリアスになりすぎるとバカをみるよ。 なんてメールを頂くと非常に心に沁みる。 そういう時期もまあ時々ある。 春はそういう時期で本当に精神のバランスを崩すことが多い。 何が足りなくて、 何を求めているのか。 よく分からない大きな穴が開いていて、 そこから風がびゅうびゅう吹いてきて、 体はどうしようもないぐらいに凍えている。 この感覚って何? 5月になったらそれは埋まるんだろうか? |