ほうじ茶飲話【JOYWOW】
2008年08月13日(水)
お盆ドライバーズ
お盆のおかげで、一般道も高速道路もがらがら。
さぞ、運転しやすいことだろうと思っていたのだけれど
普段の何倍も運転しづらいことが判明。
トラックもほとんどいないし、ホントに台数は少ない。
でもね、普段運転しない人たちが我物顔で高速にいるんだな。
普通、かつ、交通法規上、80kmが制限速度の高速では、
左車線はおおよそ80kmで走る車が多いよね。
右側は追い越し車線だから、左より車のスピードは速い。
ところが、追い越し車線を80km以下で走る車が一台や二台じゃない。
たらたらたらたらたらたら、時に左車線より遅い速度で走るし。
ま、左車線も60kmで走る車がいるんだけどね(苦笑)
普段運転しないと、必死に前だけを見る=前だけしか見えない
ということになる。後続車が長い行列になっていることには
気がつかないんだねぇ。
幸いトラックもいないから、あおられることもそんなにない。
お父さんたちには、久々のドライブを満喫していただこう。
私も、みんなに合わせて、ゆっくりいくさ(^_^)
2008年08月11日(月)
歌舞伎のアイーダ
ひっさびさの歌舞伎座、八月納涼大歌舞伎、第三部を観る。
満席。さすがに野田秀樹と勘三郎の組み合わせ。
演目は、紅葉狩(もみじがり)と野田版・愛陀姫(あいだひめ)。
とうぜん、愛陀姫狙いで選んだ第三部だったのだけれど、
予想に反して、橋之助と勘太郎の紅葉狩に軍配!
野田版・愛陀姫、流行の祈祷師設定なんぞ随所に現代的な
皮肉と笑いがちりばめられているし、美術は美しかった。
ただ、歌舞伎というより新劇っぽかったなー。
オペラの名作「アイーダ」を歌舞伎に翻訳で、
ナイス・トライ!
・・・なんだけれども、歌舞伎を観に行った私としては
少々ストレスが残ってしまった。
それにしても、七之助の声が「女性のそれ」に聞こえるから
不思議。どこからどうやって声を出しているんだろう。
女性の内面を意図的に作り出し、演じている女形。
これはこれで、鍛錬の賜物なんだろうな。
なにはともあれ、やはり歌舞伎座と歌舞伎はいい。
歌舞伎座の改築話があるけれど、この雰囲気を残したまま
いい施設が出来上がることを願う。
さて。
次は、10月から始まる平成中村座を楽しみに働こうっと♪
今年こそは歌舞伎デビューと思っているみなさん、
浅草寺裏で開催される平成中村座、おすすめですよ!
2008年08月10日(日)
「今日の私」と「食堂かたつむり」
昨夜はぐっすり眠りました。はい。
・・・・・・・・・・・・う〜ん・・・
眠ったのだけれど、眠りが足りないのかな。
朝の食事中、椅子に腰掛けながら瞼が落ちてくる。
8時間近く寝ているのに眠くて仕方がない。
掃除したいし、いろいろやりたいことがある。
でも、だるいわ、眠いわ、抗えない。
あきらめて、ベッドに向かう。気づいたら12時過ぎ。
家人がお腹すいたと、情けない顔をしているのだが、
私の顔を見るなり、こりゃムリと悟ったらしく、私の分も
昼食の用意をしてくれた。ありがたいもんです。
ランチ後、リビングで30分ほど寝てしまい、体が痛くなって
起きる。歯を磨いて、どうしようか5秒間思案にくれた結果、
ベッドに戻って寝た(-_-;)瞬間で眠りに落ちた。
どうやら、疲労がいっぺんに出たらしい。
どこが痛いとか苦しいとかはない。ただすごく疲れていた。
もうなんだか忘れちゃったけど、現実とごっちゃになるような
夢を見た。目覚めてからもぼーっと夢の中。はたと時計を
見たら15:30じゃないの。お米を洗いにキッチンに降りる。
疲れていても、ごはんは別。平日はご飯粒なしの手抜き料理に
なってしまうから、週末だけは、きちんとごはんを炊いて、
料理する。これがいい気分転換になる。
洗ったお米をザルにあげて、また寝室に戻る。
眠ろうか迷ったけれど、半分読みかけの「食堂かたつむり」を
手に取った。そのまま最後まで読みきったら、なんとも
信じられないほど泣いている私がいた。
著者の立場が問題なのか、Amazonではひどく酷評されている。
私の場合、うちの本棚にあったから手にとっただけ。
先入観、事前情報なしで素直に読んだおかげで楽しめた。
すなお〜に読んだら、ほんとに素敵な一冊なんだけどな。
一部分、苦手な描写があって、そこはナナメ読みしたけれど
いい本だよ。あんな批評を受ける理由がまったくわからない。
私見、作者の小川糸さんは存じ上げないけれど、こういう物語
を書く人に、悪い人はいないと思う。 ・・・そうか!
酷評レビュアーさんってさ、きっと素直じゃないんだね。
ははは〜
あ、いつのまにか小説の話になっていた(汗)
読了後、いざキッチンへ。食堂かたつむりに触発された
せいもあるのかな、調子が悪かったにもかかわらず上出来な
晩ご飯が出来上がった。
モロヘイヤとミディトマトのおひたし、丸ナスの蒸したもの。
裏のお宅からいただいたトマト+きのこ+卵の四川風。
あとはお吸い物に、ごはん。うまうま、yammy♪
食べ終わったら、具合がすっかり良くなっていた。
今日の1日、なんだったんだろうね(笑)?
なんにせよ、私にとって「食べる」ということは、
ものすごく大切なことらしい。
いまさらながらに実感した1日だったなぁ。
2008年08月09日(土)
忘れたのは私です
必要なファイルをオフィスのPCに入れたまま、すっかり忘れて
帰宅し、さてとりかかろう!で、青くなった昨夜21:30。
土曜日、オフィスに行ってファイルを取って来るか。
いや、今晩から始めてコツコツ図版も作成するか。
迷った挙句、後者を選択。
そんなわけで、金曜夜は21:30から3:00まで、眠たい目を
こすりながら作業に没頭。今朝はそれでも9時に起き、
合間に洗濯をしながら作業を続ける。
久しぶりに行う深夜作業は、既にこりまくっている
肩から背中を岩盤に仕上げてくれた(笑)
たまにはこんなこともあるやね。
午後、ようやくファイルを仕上げてPCから解放された。
夕方、いつもの友人らと食事に出かける。
てんこもりな一週間を洗い流すようなゆるい時間に浸る。
ふわ〜っと気が抜けて、今夜はぐっすり眠れそう。
2008年08月06日(水)
もっともっと
記憶にある方もいると思うが、水戸の老人ホームに
入居していた節子伯母の葬儀を、本日、無事終えた。
9人いた亡母の兄弟も残り3人となった。
若い頃には、あの昭和の時代を、まるでカラマーゾフ兄弟の如く
やりたい放題にやって駆け抜けた母方一族が「いなくなる」などと
想像することもできなかった。強固な城壁のように、行く手を
阻む。そう思わせるほど、強烈な個性集団だったのだ。
見送る従兄たちと思い出を語りながら、同じ思いを抱き
感慨にふける。
「時代の終焉」
この言葉をかみしめ、一族栄華の日々を懐かしむ。
人が死に向かって生き続ける日常、それが人生。
その意味が、ようやくわかりはじめる40代。
先達が紡ぎ、育んでくれた私たち自身の命。
親族や近しい人の葬儀とは、お別れというより、
今日という日を、もっともっともっと大切に
生きなさいと、再認識させてもらえる大切な儀式
なのかもしれないね。
|