株式会社JOYWOW
ほうじ茶飲話【JOYWOW】
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2007年03月13日(火)


風林火山

NHK風林火山を観ながらドキドキしている。
出演者にじゃなくて話の展開に、だけど。

最初はぬるく始まったのに、回を追うごとに緊迫感が増す。
映画で心拍数が上がることはあるが、TVでは初体験。

内野聖陽さんはじめ出演者が豪華なことに加え、
TVドラマは初だという亀治郎さんの信玄役、
なかなかどうして、すばらしい。

先がとても楽しみ。

大河ドラマの展開にときめくってことは
オトナになったってことだよね(笑)

 

2007年03月12日(月)
62才、アメリカで

NYから書類が届いた。米国で1995年から2004年まで、
social security tax(社会保障税)を支払っていた。

そんなわけで、62才になった時にアメリカにいると
社会保障給付金として、月額$574受け取れるらしい。
67才になってからの給付だと$883、70才で$1,142。

たった10年でこんな金額になるとは、オドロキである。

社会保険が完備されていない米国では、ある種、
弱者へのセーフティネットが手厚い部分がある。

米国の社会保障がいいなどとは思っていないが
金額だけ見れば、日本の年金システムが悲しくなるね。

 

2007年03月10日(土)
私的回想/出家編 Ver.8

このシリーズ、飛び飛び気まぐれに書いていたので
いったいどんな内容だったか、わからなくなった。
目次から探すことも面倒くさい(笑)。

でもまあ、とりあえず。

外国で暮らすことの利点の一つに
「そうしたいと思った時にひとりになれる」ことがある。
これは物理的なことでなく、マインドのこと。

母国語が話されていない街中では、
自分が考え事を始めた瞬間に周囲の音はOFFになる。
どんな雑踏の中にいようと「孤」になれる。

たまに帰国する時に必ず感じていたことは
無分別に流される音、言葉、情報の多さ。
これら雑音に、どれだけ無防備に脳と神経が
晒されていたかということ。

一人で街を歩いていても、部屋に篭っていても
日本語から逃れることは出来ない。
思考が分断され、いつの間にか流されてしまう。
集中していれば別だが、それ以外は音が入ってくれば、
耳がキャッチしてしまう。

ようするに、思考から簡単に逃避ができる状況なのだ。

あの灰汁多き時期に、NYという外国にいたおかげで
「自分の問題」から逃げずに済んだ。
自分に真正面からぶつかるしかない環境、
考えることから逃げることが出来なかったのだ。

自分の内面を視ながら、哲学していたとでもいうのか。

本当に、いろいろいろいろ考えた8年間だったなぁ。
おかげさまで、比較も、背伸びもしない
お気楽な私が今ここにあるのだ。

あの日々に、感謝。

 

2007年03月08日(木)
快適生活

当然といえば当然の成り行きだといえるが、現在
JOYWOWメンバー全員、EMシャボン玉石鹸商品を
使っている。

シャボン玉石鹸さんとはなんの関わりもないが、
阪本が商品にほれ込んだので、そういうことになった。

最初慣れるまでは、きしきしの手触りになってしまう
シャボン玉石鹸のシャンプー&リンスに腕組をしていたが、
詳しく聞き込んだ経皮毒(検索するとたくさん出てきます)
についての知識が、石鹸商品使用に拍車をかけた。

私自身も長く婦人科系の持病を抱えているので
経皮毒が一因となっていたのかもしれないと思う。

文明は快適さだけではなく、毒も運ぶ。
両極があって成り立つ世の中、自分の使うものくらい
両の眼でしっかりと見極めなくてはならないわけだね。

 

2007年03月07日(水)
27才のこども

打合せの前にランチに入ったお店で、円卓相席となった。
そのテーブルには、すでに三名の女性が座っている。

うち二人はお友達同士で、延々と相談ごとを話している。
もう一人の女性は新聞を読んでいた。三名とも50才前後だが、
二人組と新聞女性に関わりがないことは一目瞭然。

20分経過、円卓の全員が食事半ば。
二人組は話し続けているが、内容は気にも留めていなかった。

突然、新聞女性が隣に座っている二人組に話しかけた。
「どなたかご病気なんですか?」
よく通る声だったので、その瞬間から私の耳はダンボとなる。

二人組の悩みを抱える女性(仮にAとする)が答える。
「私の27才になる娘なんです」

Aさんの話によれば、娘が看護師か弁護士になるか
迷ったあげく看護師を選んだ。が、人間関係か職種なのか
合わずに挫折。その後、大学に入りなおして弁護士を目指す。
親掛かりで一人暮らしをしながら勉強とバイトをしていたが、
半年ほど前から学校は休学、バイトもせず部屋にいる。

お金がなくなったのではと心配はしているが、
さすがに親からお小遣いをあげても仕方なし、
彼女が言い出してくるのを待っているらしい。
旅行にいかせようか、留学させるか、いろいろ考えている。

新聞女性は「ふんふん、それで?」と相槌を打ちながら
家族の感情論等、真剣に意見を述べている。

お互いに名乗りもしないまま、いつの間にか三人組となる。
ものすごく不思議な光景である。

店を出て、大きくため息が出た。
話を聞くにつれて、重くなった。

27にもなる娘の未来は、娘に任せればいい。
親が「自分の問題」にしてしまうから話は過大になる。
子供を持ってみなきゃわからないという問題ではない。
27年生きてきた人間だよね。
子ども扱いするから大人になれない、
とは、考えないのだろうか。

 

Yukari |株式会社JOYWOW