ほうじ茶飲話【JOYWOW】
2007年03月06日(火)
気が早過ぎ
今朝、裏のお宅からきれいな花束を頂いた。 房咲き水仙の束と大杯水仙、それに知らないピンクの花。 すべて庭に咲いているもの。とても香りがいい。
早速、仏壇に供えさせてもらった。

庭先でその花の話をしていて、ふ、と、横を見たら なんと桜が満開じゃないの。

そりゃ若い樹だから毎年早く咲くけれど 今年はあまりに早くてなんだか味気ない。
と、庭先を見回したらハコベとか、 いろいろな下草がすでに元気に生茂っている。
虫たちの目覚めも今年は早いね、まちがいなく。
2007年03月02日(金)
切り身希望
クライアントのみなさんと会議の合間にランチに。 いきつけの食堂で、考えが決まらず人につられて 「煮魚定食」をオーダー。
そんなに食べるスピードが速くはないので とっとと出てきそうなメニューにしたのだが、 一番最後も最後、席についてから25分後に出てきた。
そして、驚く、かつ、おののく。
お魚さん、全長20cm、在りし日の姿そのままで 目の前にど〜んと、 ほんとにど〜んと横たわっていた!! まさか840円のランチで、一尾丸ごととは誰も思うまい。
あわわわわ・・・である。
失礼ながら生前のお名前さえ知らず、箸をつけたものの 一向に先に進まず、半身も食せずに断念。
ランチに丸ごとは反則です(涙)。
2007年02月28日(水)
脈絡ない話だね
雑事および書類関係の用件をこなすため 昨夜出張先から戻る。
近所の沈丁花からいい香りが漂ってくる。 この花の学名がDaphne(ダフネ)だと最近知った。
ダフネは、ギリシャ神話でさんざアポロンの求愛を拒み、 最後は月桂樹に姿を変えてまでも「いや!」を通しきった。 ここまで嫌われてしまうアポロンて、一体何したの?と 考えてしまう私は、新聞の読みすぎなのかもしれない。
一時、神話の世界に思いを馳せつつも 現実には書類に埋もれていた。
たまにはゆるりんと想像の世界に浸っていたいなぁ。
そういえば、JOYWOWの仕事リズムはとても優雅に ゆっくりと流れているように見えるらしく、 先日私たちの仕事のスピードを垣間見た知人らが 目を丸くしていた(笑)
気持ちと見かけは「ゆっくり」が身上であるけれど 作業と仕事はぱっぱとこなすものと決まっている。
とはいえ、せめてお風呂はゆるゆる浸かろう。
2007年02月26日(月)
シリーズ!本日の大御所
昼間の出来事。
降車駅が近づいたので、新幹線車両の出口に向かった。 目の前を大きな背中が通せんぼしている。 まるきり後ろのことは考えていない。
鰐皮の黒いバックを抱え、靴・衣服素材も高価。 その筋の人?・・・と思ったが、 振り返ったら金田正一さんだった。
そして、夜。 がやがやと素人っぽくない団体が近づいてきた。 ふと目を上げたら、役所広司さんが中心にいた。
昨夜、録画しておいた「ガイヤの夜明け」で見たばかりのお顔。 とても51才には見えない。
この次は誰かなぁ。 ここまで続くと、待ち遠しくなってしまうぞ。
2007年02月25日(日)
ありがとう、NHKさん。
録画しておいた2/22放送の「プロフェッショナル 仕事の流儀」 専門看護師・北村愛子さんについての回を見た。
泣いた。ただ泣いた。 瀕死の病人の生きる力にとか、 助かってよかったとか、そういう明快なことでなく 専門看護師である北村さんご自身の高い徳と、 魂から語っている真摯な言葉に感動したのだ。
ここでその感想を述べるというわけではないのだが、 あまりに感動したので、キーボードを叩いている。
DVDを終了して、TVをアナログに戻したら 新日曜美術館の再放送をやっていた。 人間国宝である染織家の志村ふくみさんの仕事場、 そして作品を番組に沿って流していた。 ここでまた、なんと私はさらに泣いた。
植物から糸を染め、そして織る。 創りだされた芸術品である着物の数々が、 美しいという言葉が陳腐すぎるほど、 美しかったから、なのだ。
着物があまりにも美しすぎて泣いた、というのは 生まれてはじめての経験である。
あの着物を瞼によみがえらせると すぐに涙が湧いてくる。
美しいものが人に与える感動。 いまさらだけれど、人の生み出す力はすごい。 北村さんと志村さん。 そしてこのお二人を番組にしてくれたNHKさんに感謝。
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