ほうじ茶飲話【JOYWOW】
2006年07月19日(水)
「ないものを数えるな」
題名は、今朝、唐突に浮かんだ言葉。
そうなんだよ、忘れていた。 ないものを数えても何の意味もない。 「○○がない、◎◎もない、□もないし、△もない・・・」 こういうのって、飢餓と鬱屈、自己否定感を高めるだけの 作業にすぎない。
同じ状況でもあるものを数えれば、180度違う結果になる。 「◇もあるし、●●もあるし、あ、■▽もある!」
ようするに、視点の違いでしかないのだけれど 「ないもの数え」は誰かと比較して「持っていない」ことを クローズアップすることが多いように思う。 素直な「あるもの数え」は、感謝に繋がる。
だから、数えるなら「あるもの」に限ろうよ。
2006年07月18日(火)
きれいで眠い
七月大歌舞伎、昼の部を観に行く。 泉鏡花の作品を玉三郎の監修・演出、市川一門に海老蔵の 出演、なかなかおもしろそうな歌舞伎に胸躍らせて出かけた。
玉三郎に海老蔵、当然ながらの美しさと迫力。 でも、歌舞伎座でやるものじゃないよね、新橋演舞場かシアターコクーンで上演したほうがよかったんじゃないの?と、素直に感じてしまった。歌舞伎好きには肩すかしをくらわせてしまった感も否めない。
動きが少ない、橋田寿賀子さんのような長セリフ、美しい生ハープの音色で、うっとりと眠りに引き込まれてしまうのだ。私の前にいたオバサマ4名は船を漕ぎながらすっかり寝ていた。笑。
悪くない、でも、きれいで眠い。これも初体験。 歌舞伎なのに、歌舞伎が恋しくなる舞台だった。
2006年07月16日(日)
金額で判断できない
親類のM義姉と、その娘Y来訪。 家人と4人、遅めの午後から夜まで、いつものごとくあれやこれやと話しながら一日を過ごす。気持ちのいい風がBGMとなり至福の時間となる。
・・・ってそれは、それでいい。 が、よくないのは肉の質。
Yの「どうしても焼肉」という願いをかなえるべく、 近所で流行の焼肉屋に出かけた。地場のお肉は高いけれど 間違いなく美味しいので、今回もそれをオーダーした。 美味しさを満喫、ま、あと一皿くらいで終わりかなとメニューを見てみると、地場の肉より1.5倍お高い「和牛特ロース」というのに目がとまった。じゃ、試しにとオーダーしてみた。
結果、惨敗。笑。
なんだかね、よくわからない。 普通は値段で判断できそうなものなのだけれど。 お肉の違いがわかって有意義な一皿だったということで、 なんとか締めくくった焼肉屋の顛末。
2006年07月15日(土)
「理にかなうは善なり。理に背くは悪なり」
題名は、江戸時代初期の儒学者・林羅山の言葉。 下記内容は朱子学でも羅山先生のことでもないが。
地産地消。 地元で生産されたものを地元で消費すること。 普段意識していなかったけれど、大事なことかも。 悪か善かと問われてしまうと答えに窮するが、地産地消の 生活は確かに理にかなっている。
高い運搬費用、流通コスト、Co2排出なんてことを頭の隅っこ で考えれば、なるほどと納得がいく。日々の暮らしで強烈に 環境問題を意識することはしていないが、自分のできること から少しずつ、より快適な「理にかなう」ことにシフトする ことならできるよね。
たしかに、地場の野菜はなかなかいける。 ガソリンスタンドでもらう野菜、近所の畑で頂く野菜もしかり。流通経路が短いってことは、それだけ新鮮なのだよね。夏野菜がおいしい今日この頃。たまには地場野菜にこだわってみる?
2006年07月14日(金)
明日も明後日も
旧友が田舎を味わいに来たので、 ともにのほほん&ぼやぼやした一日を過ごした。 飲んで食べて、ぼ〜っと。それから長い距離を散歩し、 汗だくとなる。いやいやほんと、暑い。 なのでまた、ビールを飲む。 いい気になって夏のカクテル、マルガリータも飲んだ。 おいしい!
夜、自宅に戻って気づく。 この感覚、二日酔いコースだ・・・
普通の二日酔いのような派手なものではない。 どんより頭が働かず、胃が職務放棄する時間が午前中一杯 続くだけ。なので午後には挽回する。
明日も、明後日も来客は続く。 なので明日も明後日も、やっぱりビールを飲むにちがいない。 梅雨が明けていようといまいと、私の夏は既に始まっている。 なんであろうとしあわせな日々である。
|