ほうじ茶飲話【JOYWOW】
2006年04月09日(日)
うちのこ
数年前、散歩の途中に入った雑貨屋さんで出会った マグネット付きクリップ。
見たとおり大雑把な輪郭、単純この上ないほど。

かわいいもの好き趣味はきっぱりとない。 でもこのふたつはなんだか気に入って、 それ以来ずっとキッチンにいる。 単純ゆえに頑丈な作り、壊れる気配はまったく無い。 きっと10年後もそのままここにあるんだろうな。
2006年04月08日(土)
おせっかいDNA
嵐のような通り雨×2、迫力があってちょっと感動的。 打ち合わせのために車で出かけたからよかったけれど、 突然の雨に店の軒先で雨宿りしている人がたくさんいた。 そういう人を見るとつい「乗っていきませんか?」と声を かけたくなる。ほんとにそう思うのだけれど、まだ一度も 実行したことはない。声をかけられるほうからすれば、 「変な人…」って思うに違いないしなぁ。
実は、このおせっかいな思考はDNAなのだ。 亡父は昔、終電が無くなって困っている見ず知らずの人を よく車で送ってあげていたらしい。もっと言えば、我が家に 入った泥棒を捕まえて境遇を聞いたところ、放っておけず、 二ヶ月くらい家に住まわせて面倒をみていた。 今じゃとても考えられないけれど、そんなことが出来る いい時代だったんだね。
雨粒が大きくて、桜がはらはら舞っていたけれど 季節が変っていくための儀式のようで、それもまたよし。 はやくもっと暖かくなぁれ!
2006年04月07日(金)
節子伯母
老人ホームにいる伯母に会うため、遠出をする。 往復400kmほど運転したことになるだろうか。 伯父、伯母、従兄を乗せた車中の合計年齢250才、 平均年齢62.5才。ひさしぶりの最年少な自分に笑った。
今日まで独身を通してきた81才の伯母は、一年前に自らちゃっちゃと施設探しと手続きを済ませて、ホームに入所した。伯母の場合、月に一回程度、身元引受人である従兄家族が伯母に会いに行っているが、家族に入所手続きをされて入った人たちへの面会は、あまりないらしい。誤解を恐れずに言うなら、老人ホームはある種姥捨て山に近い。そのせいか、他人への面会人を見る入所者の方々の顔はどこかうつろだ。
身内自慢をしてしまうが、腰が悪くて杖を突いているものの、 伯母はあいかわらず美人でしゃんとしている。 今日、私たちの面会があると思うと胸が一杯で、朝ごはんも 昼ごはんも喉を通らなかったという。
別れ際にちっちゃくなった伯母をぎゅーっとHUGしたら「恥ずかしいよぉ(笑)、みんながねたむし」と、小声で囁く。車に乗り込み、表で目頭を押さえながら手を振る伯母にまた来るからねと、涙を隠して笑顔で応えた。胸の中に様々な思考が去来する中、伯母の笑顔に救われている自分に気がつく。 そんな春の一日。
2006年04月05日(水)
今日のオドロキ
「ドラッカーの遺言」という本の中に、どうやったって繋がりが考えられないマーサ・グラハムが登場した。1940年代初頭、彼らは女子大学の同僚教師同士だったというのだ。
当時、お堅いドラッカーにとって、マーサは目の上のタンコブだったらしいが、そのエピソードも大いに笑わせてくれる。時代が時代だっただけに、新しいものを創り出すマーサのアーティスト気性は、彼の感性にいちいち触ったのであろうこともうなづける。
こんなふうに、ビジネス書のなかに仕事以外の驚きを発見すると、ちょっと得した気分になる。
2006年04月04日(火)
累積点数通知書
自動車安全運転センターから表題の葉書が届いた。 昨年末の駐車違反から三ヶ月以内に違反を犯したので 累積点数は5点よ、というお知らせ。
惜しいことにスピード違反があと三日後であったら 駐車違反の減点は抹消されていたはずなのだ。
普段、路上駐車することはまったくと言っていいほどないが、 魔がさす時に切符は切られてしまうんだよね。 確か、今年の6月から一瞬でも運転席を空にして車を放置したら その場で違反切符を切ることができるようになるらしい。
ところで、インドネシアは駐車違反もスピード違反も 飲酒運転もないが、シートベルト装着義務違反はあるそうだ。 お国柄なのかな〜、でも日本の道路は危ないからね。 いやはや、とにかく気をつけよう。 来年3月22日まで無事故無違反で経過すれば、減点は消える。 コンビニトラックを見習って、法定速度で走るしかない。 アクセル踏むなを頭に叩き込み、がんばれ、私!
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