ほうじ茶飲話【JOYWOW】
2006年03月17日(金)
いちばんのり
暖かい一日。本当に春。 庭で早起きな蟻とか蜘蛛発見。 (注:家の中で遭遇しない限り彼らには優しく接している)
と、庭を見回したらお花の一番乗りを発見。

オオイヌノフグリ、春の和み。
でも、なんだって、こんな名前がついたんだろう? あ、発見。そういう由来だったのね。
2006年03月16日(木)
きれいのおまじない
「きれいになりたかったらトイレ掃除しなさいね」 小さい頃、親や伯母たちによく言われた。 当時はなんの感慨もなく、ふ〜んと思って聞いていた。
そこからはるかに時は流れて現在。 自分への約束をするにあたり毎日ではハードルが高いので、 一日おきに我が家にあるふたつのトイレを掃除している。
毎日使うトイレさんに感謝しつつ、磨き上げる。 きれいになれるかどうかはさておき、とても気持ちがいい。 掃除や整頓が人の心を綺麗にし、感謝の念を抱かせるという のは、とても理にかなっていることだと実感。
2006年03月15日(水)
笑顔満面好好爺
久しぶりに、最年長17才年上の従兄から召集がかかり、綱島に出向く。
昔からお酒は飲めず、甘いものが三度の飯より好きと言う強面の御仁、おかげでというか、やはりというか、ついに糖尿病を患った。が、さすが強面である。食事制限は一切せずに好きなものを食べている。ずいぶん痩せたが、修羅場くぐってきた?という迫力は以前と変わらない。笑。ただ、冷蔵庫に常に入っていたコーラやカルピスウォーターは消えてなくなり、現在は孫娘お気に入りの「Coo」と自分用のスポーツドリンクに変わっていた。
御輿かついで「しゃらくせぇっ」だの「ってやんでぇっ」とすごんで喧嘩上等と言っていた従兄が心境を語る、語る。
「今晩はアジフライを食べようなんて思ってたら、孫がステーキ食べたいって言うからさ、わざわざ肉屋に行って3000円のステーキ買って焼いてやったよ(笑)。でね、孫がクーを大好きだからさ、一週間に一回車でイーオンに行ってよ、2リットルのペットボトルを6本買って来るんだよ。もうさぁ、孫がこんなにかわいいって、俺思わなかったよなぁ。毎晩、一緒にアンパンマン見て(孫のために番組録画し、CMをスキップ、一枚のDVDに編集しなおしてある)風呂に入ってさ、寝るんだよぉ(^^♪」
いやぁ、ほっんとに昔はコワイ人だったのだけれど・・・ 好好爺とはまさに彼のことである。 めでたし、めでたし。
2006年03月14日(火)
ホワイトデー
車のエンジンをかけた。
いつものようにETC、カーナビが作動確認音を発している。 さて、出発と思ったらカーナビが言葉を続けた。
「キョウハ、ホワイトデーデス」
あ、そう!こんなかわいいことも言うんだ。 たまに職務放棄したり間違いをおしえてくれるけれど ちょっとイイヤツかも、とプラス1点!
2006年03月13日(月)
Another day, another penny
卒業式、終業式、春休み、そして新生活。 それぞれの春が始まっている。
唐突だけれど、このキーワードで思い出すのはNYのマリッツァという名のブラジル人女性。当時彼女は32,3才だったのだと思うが、私が通っていた英会話学校で清掃業務の仕事をしていた。私自身も生徒でありながら学校でバイトをしていたので、彼女とはよくたわいもない話をしていた。
時間や仕事には几帳面、小柄な肝っ玉母ちゃん系で、口に戸は立てない主義、根っから明るい。早口で涙もろいなんて、昔の日本人にはよくいるタイプ。くるぶしの上に赤いユニコーンのTatooが彫ってあったっけ。全員父親が違う4人の子供がいて、その頃には新しいBFと結婚する段取りになっていた。子供たちはみんな優しい健康優良児、笑顔の絶えない家族。
その彼女が新しい学生たちが入ってきて休憩所の使い方が乱雑だったりすると睨みをきかせながら「使い方」を教えこんでいた。私にウィンクしながら怒ったフリをして"Another day, another penny"♪といつも口ずさむ。 明日と今日は同じじゃなくて、明日には明日のペニー(お金:一円)があるのさと、自分に向かって言い聞かせていた。
「新入学」でふと思い出したエピソード。 きっと彼女は今日もNYのどこかであの言葉を 口ずさんでいるんだろうな。
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