ほうじ茶飲話【JOYWOW】
2005年11月03日(木)
新人ホテルマン
若いベルボーイをしている男の子と話す機会があった。 なんということなく、とりとめのない会話をする。
入社して八ヶ月だという。話から推察したことだが高校・大学は慶応らしい。一般常識的な皇居関連の話題を出したら「え?なんでしょうか?どんな漢字を書くんですか?」と返されてしまい、思わず苦笑しながら解説した。立派なホテルマンになるためがんばっているのだが、まだ若輩ですいませんとうつむきがちに伝えてくる。なんだか、親のような気持ちになってしまう。
サービスという仕事は、知れば知るほど奥が深いし、つまずくこともあるだろうけれど、素敵な仕事だからがんばってね・・・なんて、激励してしまった。まっすぐに目を見て「勉強します。ありがとうございました!」と答えてくれた彼には、輝く未来が待ち受けているにちがいない。
2005年11月02日(水)
おいしい時間
昨日今日と大忙しで仕事をこなす。 PC&携帯メールの返事もままならない。 夕刻になってやっと一段落し、友人との食事に向かう。 中華街で飲茶とリクエストされていたのだが、場所を考えている暇がなかったのでみなとみらいでお茶を濁してもらう。
二人きりで食事をするのが初めてというのが不思議なほど、 お互いにお互いがまったく壁を感じない相手。 とはいえ、彼女と私は同じタイプというわけではない。彼女のご主人と私が、そして我が家の家人と彼女がとても似ているのだ。笑。
下戸な彼女に付き合ったわけではないが、私も生ビール一杯のみで後はお茶を飲んでいたのだが、こういう食事は文句なく楽しい。仕事、プライベート、哲学、言いたいことを言って、意見し、笑って、時間の経過が惜しいほど。
やっぱり人生は楽しい!と感じるのは、こんな時かな。
2005年10月31日(月)
決意新たに
ピアノ話、三連ちゃん(これも死語?)。
仕事後に横浜のYAMAHAへ。 ほぼ即決で電子ピアノを購入。グランドピアノの弾き心地を探求して開発されたグレードハンマー鍵盤の美しい一台、所詮ド初心者には関係の無い代物なのだが、せっかくならとこれに決めた。宅配手続きをお願いして店を出る。駐車場まで歩きながら、満面の笑顔、とてもわくわくしている私がいた。
琴しか弾けない私にとって西洋楽器は高嶺の花、なかでもピアノは長い間永遠の憧れだった。明日から試練の日々が始まるわけだが、妙に嬉しい。発表会での連弾が終わったら、そのままピアノを習おうと決めた。
2005年10月30日(日)
特効薬が欲しい
夕方、ピアノ連弾、件のお相手に会いに出向く。 考えてみたら、彼女のピアノを聴いたことが無い。 いつも恥ずかしがって私の前で弾いてくれたためしがない。 今日こそはと思いお願いするが、身体をくねくねしたまま教本が見つからないと弾かない理由を探す。笑。私に連弾レッスンをさせているのはキミでしょー!と思いながら、その気になるのを待つ。
二時間後、やっと弾いてくれた。スケーターズワルツ。 想像していたよりずっと上手。きけば、ピアノ教室で一番の生徒だという。これは大変まずい状況になった。三年生のこの子に恥をかかせるわけにはいかない。トラウマになっちゃったらどうしようとも思う。大ピンチである。といっても練習以外に特効薬はない。
仕事の場面でここまで苦悩したりフリーズすることは久しくなかった。やはりこの言葉しかない。 「千里の道も一歩から」だ!あせらず、急ごう!
2005年10月29日(土)
ピアノのお稽古
本日の夕方、生まれて初めて「ピアノのレッスン」をした。 いったい何があったのか?!と驚かれている方も多いだろうが どうもこうもない。ちょっとしたアクシデントで親戚の女の子(小学三年生)とピアノの連弾をすることになってしまった。それも発表会で。ピアノなんて小学校以来触ったこともないし、習ってもいない。打ち合わせ中に脅迫のようにかかってきた電話(笑)に、あせって「わかった、やるから」と返事をしてしまったのだ。
どんな事情にせよ、引き受けたからにはやるしかない。約束は約束だし、血の繋がったかわいい娘のお願いに「いや」とはいえまい。そんな事情で、本日、彼女のピアノの先生にレッスンを受けたのだ。
結果、わはははっ!と笑うしかないほどフリーズした(汗)。 「三番(中指)と五番(小指)の指で同時に鍵盤を叩いてくださいね」先生は軽く言う。だが、私の三番と五番は同時に動けと命令されたことが無いので、そんな指令は受け付けない。頭も右手もフリーズ。
千里の道も一歩から。私は負けないっ!!
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