ほうじ茶飲話【JOYWOW】
2005年10月28日(金)
冬支度
朝夕の冷え込みをひしひしと感じるようになり、 クリーニング店に預けていた毛足の長い絨毯を配達してもらう。 代わりに夏仕様ヘンプのラグを洗濯に出し、絨毯を広げる。 一気に季節の変わり目を実感。
ついでにいえば、昨日毛布を新調した。 どんなタイプにしようか考えたが、とにかくあったか〜い一枚が欲しかった。いろいろ検討した結果、キャメル100%の毛布にした。 そう、らくだ、である。 ところで、昭和の時代には「おじいちゃんの股引(ももひき)=らくだ」という言葉が誰にでも通用したが、今は死語だと推測。というのはどうでもいいが、とにかく、このキャメルの毛布がものすごく暖かい。ベッドに入ると熊の冬眠のような心地になる。し・あ・わ・せ♪
そろそろストーブも出していいかな。 今年はどんな冬になるだろう。 夏が恋しくても、それはそれ。今は冬が待ち遠しい。
2005年10月27日(木)
サービスのプロ
ランチミーティングのために訪れたホテルで、偶然、 昔お世話になったフロントマネージャーに会った。 長らく会っていなかったのだが、私と認識するや否や、すぐにそつのない挨拶と会話が始まり、そのまま流れるような動作でレストランまでエスコートしてくれた。
思いもかけず神経の行き届いたサービスを提供されると、 一日中満たされた気持ちに浸ることができる。
一般的にサービス業は敷居が低い職業だと認識されているが、 この道を極めることは、とてもとても難しい。
2005年10月26日(水)
雨の水曜日
渋谷でオーストラリア在住、NY帰りの友人と会う。 私が『7』のデニムを一本購入するために店で試着していると、店内を見ていた彼女が目を白黒させている。
彼女はリーバイス501をよく穿いているのだが、購入はいつも日本国外。NYで40-50ドル程度だろう。ところが、現在の日本のデニム市場は\20,000前後が平均。オーストラリアでそんな値段のGパンは大金持ちしか買わないという。確かに正気になると、日本の市場価格ってものすごいものがあるのだが、ここで生きているからまあ仕方がないのだ。
ところで今時は「Gパン」とか「ジーンズ」というと、販売員さんに「あ、デニムですね」と言い直されるらしい。デニムというのは素材の名前であって、パンツの名前ではない。言い換え=お客様を否定するのはマナー違反なんだけどなぁ。
さて。 Yukari塾にお申し込みくださった皆さん、ありがとうございます。まだ若干数、席がありますのでお申し込みをお待ちしております。
2005年10月23日(日)
ぐるぐる
千葉県内、初めて行く場所に車で向かう。 電車で行こうか最後まで迷ったのだが、乗換えなどで二時間くらいかかってしまいそうだし、日曜日だから渋滞もないだろうと車を選んだ。
ナビを搭載しているわけではないので、出掛けに地図をチェックしておおよその行き方を頭に叩き込む。この道であってるかな、大丈夫かな、と一般道路では信号の名前を見ながら走るものだから、妙な緊張もする。
道が空いていたおかげもあり、80分ほどで目的地に到着。 目的地も目で確認した。ところが、たどり着けない。 その場所までは裏道から回り込まねばならないのだが、どこをどうまわっても、一方通行につぐ一方通行で、元の幹線道路に出てしまう。まっすぐ道がついていれば1分で到着すべきところを、なんと30分も走ってしまった。
近くて遠いを実践した惑いの午後なり。
2005年10月22日(土)
濃密な匂い
午前中、大きな花束を抱えていたために在来線のグリーン車で 東京駅に向かっていた。二人がけ座席が4つだけある小さな車両。 私のほかには、後部座席に若い女性が一人だけ。
品川駅からスーツ姿の若い男の子が二人、乗車してきた。 空いている前後の椅子に腰掛けて一人は携帯、一人は寝た。 すぐに空気の密度が濃くなった。酒の匂いが充満する。 これは相当に胃がやられている。
なんと、千葉に帰るお勤め帰りのホストくんだった。 グリーン車に乗るのだからド新人ではないのだろうけれど、靴の手入れもあまりされておらず、雰囲気にお金がかけられていない。 住まいも遠いし、あまり売れていないんだねぇ、きっと。 キツイお仕事、せいぜい胃と肝臓に気をつけることを祈る。
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