ほうじ茶飲話【JOYWOW】
2005年06月14日(火)
各家庭の味?
カスピ海ヨーグルトとの付き合いは、かれこれ三年ほどになるだろうか。友人Nから分け与えられ「Yukariちゃんなら上手に育てられるでしょ」といわれたのだが、ここまでに三回ほど、新たなカスピちゃんをもらいなおしている。
種を残して日々新しいものを培養するわけなのだが、一年ほどたつとなんとなく当初と味が変わってくるのだ。なぜなのかわからない。冷蔵庫に戻し忘れたりはしょっちゅうしているが、手を抜いているつもりはない。驚くことに、N宅のカスピは常に同じ味と状態を保っている。魔法をかけているわけではないはずだが。
先日また、新しいカスピちゃんをもらってきた。 やはり、容器の熱湯消毒かなぁ? Nはやっていないはずなのだけれど・・・。 さて、今回はどのあたりまで持つかな。
2005年06月13日(月)
やっぱ愛でしょ
5月末で契約満了したクライアントのパーティーに出席する。 久しぶり(といっても半月ほどだが)に見る顔・顔・顔、 元気な笑顔に会い、プロジェクトの進捗状況を聞き、嬉しくなる。 乾杯や表彰、投票などの余興も終え、宴もたけなわというところで なぜか私の名が呼ばれた。振り向いたら、抱えきれないほど大きな薔薇の花束が目前にあった。13ヶ月間に対する感謝の気持ちとして教え子たちが用意してくれたものだった。花束を渡されひとこと何かと請われたのに、驚きが先に立ち、あろうことかしどろもどろになってしまった。

必要なものだけれど、お金のためだけに働くことはできない。詭弁といわれようが、なんであろうが、笑顔や感動、愛のために働いているわけで。誰かの笑顔が見たいから、どんなに大変な仕事でも頑張れちゃうんだよね。
やっぱりね、基本は愛だよ、愛!!
2005年06月12日(日)
安らかにお眠り
自室に置いていた携帯に伝言メモが残っていたので再生した。 友人Nが仕事先の秋田からかけてきていた。 「・・・・・・?」 最後まで聞いたが、よく意味がわからなかった。 20秒のメッセージをもう一度考えてみる。 「・・・・・・え?」嘘、だと思った。 もう一度再生ボタンを押す。間違えようがなかった。 彼女の愛犬の訃報だった。感情のボタンが入らない。 病気ではなく、突然、多分眠るように逝った、らしい。
NYでは彼女と一緒にいつも私のアパートに来ていたし、彼女が出張に出る時にはうちの子となって、一緒に出勤したり、遊びに出かけたりしていた。有名なセラピードッグであり、時には映画俳優、ポスターモデル、いろいろなことを経験した彼だけれど、なによりも愛すべき仲間としての彼の訃報にただただ泣けた。 あんなにも優しく利口で誰からも愛され、 そしてあんなにも人を愛した犬を私は他に知らない。

ヘンリー、おやすみ。 空の上から彼女を、君の愛するかぁちゃんを見守ってあげてね。 出会えてよかった。ありがとう。
2005年06月09日(木)
舐めて育てる
うちの庭を縄張りにしている猫が子猫3匹を産んだ。 午前中は庭先で昼寝をしながら子供たちを遊ばせている。 うるさかった恋の季節の結実かと思うと感慨深い。 子猫たちは好奇心旺盛、ころころよたよた飛び跳ねながらも すぐに母猫の元に駆け戻る。いとおしそうに、身体全体で寄り添う子猫の毛づくろいをする母猫。優しい時間が流れていく。
親子の情に疑問を抱かせるニュースばかりの人間界に身を置いていると、猫の親子が妙に眩しく映る。
幼馴染のMは中学生を筆頭に子供三人を持つ父親だが、「子供は舐めて育てる」と言い放つ。本人曰く「アイツラはものすごく嫌がってるけど、俺は舐める!」と。これについては、子供たちにものすごく同情する。
2005年06月08日(水)
感謝の日
一年待ちでしか手に入らない幻のロールケーキを 阪本塾卒業生のIさんから戴く。 私だったら待ち時間を聞いただけでオーダーしないが、 去年の約束を忘れずに送ってくれたのだ。 これがすこぶるおいしい!懐かしいのに新鮮で ほっこりと気持ちが暖かくなる味だった。 こういう幸せな思いをさせてもらうと、 私の中にあるIさんのハンサム度がアップしちゃうよね。 ゲンキンな私。感謝!
コクーン歌舞伎「桜姫」。 怨念、業、嫉妬、退廃、狂気・・・すさまじきは人間なりの極みであったけれど、橋之助の悪っぷり、扇雀、弥十郎が脇を固めて彩どる福助演じる桜姫の美しさ、演出と場面転換の妙に拍手喝采。こういった舞台を鑑賞できるとは、いい時代に生まれたことにただ感謝。
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