ほうじ茶飲話【JOYWOW】
2003年11月10日(月)
家族以上の近くの他人
久しぶりにヘンリーとナカさんに会いにでかけた。 NYで彼らと出会ったのは9年ほど前になるのか。 以来、喜怒哀楽のすべてを知る、家族より近い関係といえる。 ヘンリーにいたっては、私をガールフレンドか乳母くらいに 思っているに違いないが、事実も大差ない。
人からよく、NY生活について尋ねられる。 言葉をさがして説明を試みるのだが、しゃべっている私自身が 表面をなぞるような話に納得がいかなくなることがある。 説明することが難しいあの日々を、ヘンリーとナカさんは すべて知っている。ほぼ同時期に帰国し、ブランクある日本での 足場のもろさに対する思いや、国民保険のありがたさを 説明や理屈抜きで理解してくれる。 バカみたいに厳しい環境で、時に泣き、笑いすごした あの宝もののような日々を共有できる相手がいることを、 私は、とても感謝している。
2003年11月09日(日)
あの頃はよかったけれど
懐かしくて、何十年ぶりかで伊勢佐木町に行った。 最寄駅はJR関内駅。山下公園や馬車道近くの商店街。 故青江三奈の代表作伊勢佐木町ブルースの歌碑もある。 亡母が若い時分から好んで買い物に出かけていた所で 私も、よそいきの服を買うために松坂屋デパートには よく連れて行かれた。その頃の私には、服よりも不二家が 大事だったのだが、とにかく馴染み深い町なのだ。
が。
懐かしむというよりも、惨状に頭が分析モードになってしまった。 綺麗になってはいるものの、人の少なさと高年齢層対象の 品揃えの目立つことこのうえない。だが、巣鴨ほど特化も されていない。きらびやかなのはパチスロとゲーゼンのネオン、 新しく出来たカレーミュージアム。その近所で昔ながらの店が ひっそり営業している。年末商戦に向けてのせっかくの電飾が うら悲しい。もちろん、松坂屋店内もすごいことになっていた。 一階の化粧品売り場の横に、地下からはみ出した食料品売り場 があり、客のいないヤングキャリアを狙った6Fレディース フロアにはカルチャースクールとエステティックサロン、 占い館が・・・・・。 ところで、この松坂屋。松坂屋であって松坂屋ではない。 本店である株式会社松坂屋のみそっかす、「横浜松坂屋」 という形体らしい。「ゆずファンの聖地、横浜ベイスターズを 応援している百貨店」というフレーズに、また、悲しくなってきた。
この町が生き返るには、相当の覚悟がいりそうだ。
2003年11月07日(金)
すだちな生活
この夏に知人のKさんから「すだち」を頂いてからというもの、 誇張でなく、すだちフリークとなってしまった。
まず、すだちは箱で買う。 買ってきたその日に、2-3個ずつビニール袋に小分けし 小分けしたものを大袋にいれて野菜冷蔵室保存する。 こうすればかなり長い間、みずみずしさを保っていてくれる。 毎日かかさず2-3個は絞って飲み、料理に使う時は一日 4-5個を消費する。レモン、ライム、ゆず、かぼすの役を すべて肩代わりしてくれている愛すべき果実だ。
これほどすだちオンリーな生活を送っているのだが そのうちさかりをすぎて出回らなくなる。 シーズンオフになったら、どうしたらいいんだろう。 すだちがない生活なんて考えられない! 今からじっくり対策を練らねば。
2003年11月05日(水)
営業電話
電話に出るや否や、よどみないセールストークが始まっていた。 少し高めの声を持つ女性が、新しい墓地の営業をしているのだが 相手が言葉を切るまで、とりあえず聞いていた。
「・・・・・・・地域で、まだお墓をお持ちでない50才以上の みなさんに・・・・・・」
ちょっと待て。 相手の声を確認してトークを変えるとか、そういうことは 出来ないのだろうか?自分でいうのもなんだが、私の声が 50才アップに聞こえるわけがないだろうし、事実その年には まだまだ達していない。
なんだが台本丸読みのトークが耳につきはじめたので 「お墓、ありますので」といったら 「あ、そうですか、失礼いたしましたぁ〜」 ブチっと切られてしまった。
2003年11月03日(月)
すきこそもののじょうずなれ
おともだちのメグちゃんが、突発的に北鎌倉に引越しをした。 引越しお祝いのシャンパンなどを持って、有職婦人たちと ご挨拶に伺った。あのあたりは閑静な住宅街で、日中でも 大声でしゃべったり、手を叩いたり、高笑いは厳禁な場所 なのだが、要注意人物のメグちゃんはなんと静かに暮らしていた。 びっくりである。しかし、ひとりで高笑いしてたら怖いかも。
と、いう話はさておき。
北鎌倉の駅から徒歩3分くらいのところに、自家焙煎コーヒーを 売っている酒屋さんがある。酒屋が生業であったのだろうけれど、 趣味が高じてコーヒー豆がメインになりつつあるようだ。 低温有機焙煎が売りのベルタイムというお店で、なんとも いい香りが充満している。コーヒーももちろんおいしい。 豆を購入していたら、ご主人が唐突に「一杯のコーヒーを 入れるために、いったい何粒の豆が必要だか知ってますか?」と 尋ねてきた。「うーん、多分70粒前後でしょうか?」と こたえたら、見事当たっていた。焙煎したばかりの豆がたんまり 入っている一斗缶を差し出して「うちで手塩にかけた豆なんだよ、 食べてごらんよ」という。ぽりぽりんと、あられにはいっている 豆のような食感。なかなかいけた。笑顔の素敵なご夫婦で きさくにコーヒーの効用をいろいろ教えてくれた。 帰宅して検索してみたら、首都圏各デパートの催事では おなじみどころだったのだ。兼業なのに、この繁盛振り。 コーヒー豆と焙煎が好きで好きでたまらないんだろうな。 また、買いにいこうっと。
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