紫
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二十歳の夏休みは、幼馴染の友と2人、東京から京都まで旅をしました。
私鉄やJR、路線バスを乗り継ぎ、東海道に沿って「下る」旅です。
当時、旅に慣れていなかった私ですが、分厚い時刻表とにらめっこしながら、私の旅の路線図を作っていきました。
そして、まだユースホステルを知らなかった私。
時刻表の後ろの頁に載っていた「ホテル情報」を頼りに、宿を選んでいきました。
1日目は、小田原まで小田急線の急行に乗り、そこからバスで箱根。箱根のユースホステル泊。
翌日は、またまたバスとJRを乗り継ぎ、天女で有名な三保の松原で行き、三保のユースホステル泊。
最終日は、やはりJRとバスを乗り継ぎ乗り継ぎ、名古屋でビジネスホテル。
翌日は、急きょ名古屋で夕方まで遊ぼうということになったため、最後は高速バスで京都に到着。
ホテル情報にユースホステルまで載っているのが不思議ですが、当時は安い宿を探してユースホステルに宿泊。
それからユースホステルを常宿として使うようになるとは、夢にも思いませんでした。
行き当たりばったりの旅。
電車の本数が地方に行けば行くほど、1時間に1本もないことに驚き、下れば下るほどに、どんどんと方言が変わっていくことがおかしくて。
友とおおいに笑い、おおいに迷い、おおいに語った4日間でした。
今から思えば、もっと学割を活用すればよかった……とか、ユースホステルの会員になればもっと安く泊まれたのに……とかいろいろと反省点はありますが、それも、旅。
未熟な旅人がひとり、その年、その夏に誕生したことには変わりありません。
この夏、旅に出ようとしている二十歳の友がいます。
まだまだ不器用な旅人ですが、キラキラ光る瞳がたくましく感じます。
旅先で、あなたのもつ原石を磨いておいで。
旅人、万歳!
おやすみ。
命の灯火(ともしび)が消える瞬間を大切にしたい、と思います。
おやすみ。
いつから私は「居心地のよい場所」から逃げる癖ができたのでしょう。
なんて言いながら、いつからかは、だいたいわかっています。
逃げる……のではなく「居心地のよかった場所」に帰りたがっているのだということも。
その場所に帰ることは不可能なことも知っていて、だからこそ飄々(ひょうひょう)とした人生を送ってきたことも、十分に知っています。
来年、私の友たちが、東京に行こうとしています。
そんな友たちの影響を受けて、東京に帰りたがっている私もいます。
でも、私は今回はけっして逃げません。
だって、私には責任があるし、ひとつの場所にずっといるということの大切さも知っています。
でも、心がざわざわするのはなぜでしょう。
みんな、離れ離れになっちゃうからかな。
寂しいね。
おやすみ。
今日の15時。
ハーボットのサービスが終了しました。
さよなら、線。
それに伴い、ホームページをリニューアルしました。
もうこれからは、線の住む場所を考えなくてすみます。
あ〜、ラクチン。
あっけなく終わったハーボット。
線に「さよなら」って言えなかったな。
ごめんね。
ありがと。
所持金1000円。
昼ごはんは、ラーメン450円を食べました。
おやつにじゃがりこ150円とマミー100円。
おっと、その前に朝はフルーツジュース100円。
さて、残りは……?
………。
考えないようにしよう。
おやすみ。
フランスに行ったとき、パリのエトワール凱旋門の大きさに圧倒されました。
せいぜい日本の明治神宮の鳥居くらいの大きさだろうと思っていたのですが、桁が違いました。
そして、その彫刻のきめ細かさにも驚きました。
日本にはない芸術です。
1836年にできた凱旋門。
凱旋門の建立を命じたナポレオンは、凱旋門ができあがる前にこの世を去りました。
兵士が戦地でとりつかれた悪霊をはらい落とすためのもの凱旋門。
ナポレオンについた悪霊は、払い落とされなかったのでしょうか。
今日は、その凱旋門ができあがった日。
この門の下で、勝利を喜ぶことを夢みていたナポレオンの魂は、天国にいけたのでしょうか。
おやすみ。
先日、ふとこんなことを聞かれました。
「好きになる人って、どんな人?」
昔はよく聞かれたけれど、ここ数年はそんなことは聞かれたことがなかったので、ちょっとびっくり。
でも、昔も今も違わず同じことを言いました。
「仕事を一生懸命にしている人」
まだ、働いたことのない二十歳の友たちには、がんばって仕事をしている人の魅力がわからないかな?
男女問わず、とてもとてもステキだってこと。
おやすみ。
「不易流行」という言葉を始めて知りました。
「ふえきりゅうこう」と読むそうです。
「不易」はいつまでも変わらないこと。
「流行」は時代に応じて変化すること。
松尾芭蕉の理念のひとつ。
「夏草や兵(つわもの)どもが夢の跡」
奥州平泉で読んだ芭蕉の句。
夏草は不易のもの。
兵は流行のもの。
そこに住む人たちは変わっていくけれど、自然は変わらないもの、という意味をこめているのでしょうか。
今日、録画していた「その時、歴史は動いた」を観ました。
そして、また、旅に出たい。
そう強く思いました。
そんなことは、しないけどね。
おやすみ。
ハーボットの線のゲームに記録を残してくれている人たちがいます。
ありがとう。
今月いっぱい。
私も線をずっと覚えていられるように、たくさん遊ぼうと思います。
それにしても、消える、って、寂しいね。
ゆうべは悲しみと幸せとのハザマにいたまま、早々に寝ました。
たくさん夢をみて、そして目覚め。
そろそろ何かを始めなきゃいけない焦りと闘いながら、でも、もう少しこのままの時間を過ごしていたくて。
なーんて、単に 堕眠をむさぼっていたかったのでした。
さて、今日も1日、がんばるぞぅ。
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