紫
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起きるのがちょっと怖い今朝でした。
おそるおそる手を動かし、そして足、体を起こしました。
………!
あれ?!
思ったより体が痛くありません。
いつもの大腿部の筋肉痛もありません。
疲労と少し膝が痛いくらい。
成長したなぁ……、ワタシ。
と思いながら、ホントは明日にやってくるだろう筋肉痛におそれをなしている自分に気づかないふりをして。
おやすみ。
朝3時半起床。
友が持ってきてくれたカップのお味噌汁を食べ、4時にほかの友が向かえに来てくれました。
10月からみんなでトレーニングを重ねてきた六甲全山縦走大会の日です。
5時にスタート地点の「須磨浦公園」に到着。
スタートチェック待ちの長蛇の列に並ぶと、なんと前に山の師匠がいました。
わぁ、偶然!
長蛇の列はなかなか進まず、ストレッチをしながら待つこと約40分。
やっとスタートです。5時41分。
総勢6人の精鋭ぞろいです。
聞いてはいたけれど、最初から大渋滞。
鵯越(ひよどりごえ)まで予定より1時間オーバーでしたが、オーバーすることは予測していたので、そこはそこでオッケー。
体調不良を訴えていて、ずっと遅れがちだった友は、そこでリタイヤ。
よくがんばった!
そして、この先、菊水山の登りから予定のコースタイムなんてもう役に立たないほど遅れてしまうのでした。
まず、菊水山の渋滞とチェック待ちの渋滞、高取山の登りの階段での渋滞、須磨アルプスでの大渋滞、摩耶山までの渋滞で、摩耶のテレビ塔に到着したのが15時過ぎ。
後方の友を待ち、摩耶を出たのが15時45分。
さて、これからが時間との勝負です。
チェックポイントは時間制限があり、次の六甲のチェックポイントには18時半までに到着しなければいけません。
渋滞のおかげで、覚悟していたほど体力の消耗はなく、スタスタと歩けるのかと思っていましたが、やはりこの先も渋滞。
車の通りの多いアスファルト道。
追い越しをかけるにも一苦労です。
そして、やっとトンネルを抜けるとチェックポイント!というところで、係りの人に止められました。
なんと、ここではボランティアの人曰く「縦走始まって以来の前代未聞のチェック渋滞」だったのです。
列に並び、寒さに震えながら待つこと30〜40分。
各自で持ってきたおにぎりやパンなどで行動食を取り、制限時間の18時半を過ぎても順番は回ってこず、18時45分ころ、やっとチェックを終えました。
気を取り直して、宝塚のゴールを目指します。通常なら3時間くらいの道のり。21時半には着くかな〜。
なんて思っていたら、やっぱりそこから先も急な下りの大渋滞。
しかも、ちょっと遅めの集団の後ろについたようで、どうもうまく前に進んでくれません。
ちらほらと見えるその集団の先はかなり空いているようなのですが、追い越すにも道が狭く険しくしかも暗くて怖くてできません。
でも、のんびり降りたおかげで、下りの怖さもあまり感じることなく、楽しんで下りることができました。
とはいえ、やっぱり長い長い東六甲十走路。
私ひとりだったら、きっと制限時間をかなりオーバーしていたことでしょう。
前方に宝塚の夜景が木漏れ日のようにちらちらと私たちを照らします。
もうすぐ、あの光りの中に行くんだ、と思うと同時に、まだ夜景がきれいな高さにいるんだ、という気持ちが心のあちこちでよぎりましたが、思考能力なんて、あんまり残っていません。
最後の広いアスファルト道に出てから、再びスピードアップして、途中、2グループに分かれて歩いていた5人ですが、最後はいっしょにゴール。
22時20分。ギリギリ制限時間内です。
数年前、申し込みはしたけれど怖れをなして不参加を決めた六甲全山縦走大会。
あの時から、毎年、友人たちがもらってきた参加賞の「たて」を見るたびに心がうずき、とうとう今年、リベンジを決めました。
今年なら行けるかな。
この仲間なら私をゴールまで引っ張って行ってくれるかな。
そして、この仲間たちとこの今の時に一生に残る思い出を作りたい。
今、私の目の前に、欲しくて欲しくてたまらなかった参加賞の「たて」があります。
手の平にのるくらいの小さなたて。
それでも、このたての輝きは「歩いた人にしか、わからない」。
いっしょに歩いてくれた仲間たち。
応援してくれた友たち。
縦走についていろいろ教えてくれた人たちへ。
どうも、ありがとう。
みなさんのおかでです。
おやすみ。
いつもの場所で鮭おにぎりを作ってもらいました。
おかずにと、ハンバーグももらいました。
22時に到着する友を待って、22時半にはふとんに入りました。
明日は早起きです。
そういうことで、おやすみ。
「飲みにいこうよ」
友に誘われました。
うぅ、久しく飲み会、していない。
行きたい!
でも、今日は家で食事をする日。
母が待っています。
待っているといっても、19時には寝てしまう母。
いっしょに食事をするわけではありません。
どうしようどうしよう。
どうしよう。
と、かなり迷いに迷い、改札をくぐり、電車に乗ってからも、どうしようどうしよう、と迷い続けて、家に着いてやっとあきらめがつきました。
500円玉貯金箱に、あるだけの500円をチャリンと入れた瞬間、きょうも貯金できてよかった。
飲みに行っていたら、この500円玉たちは、どこぞに連れ去られてしまったかもしれません。
うん、きょうは飲まずに正解の1日なのだ。
ふふん。
おやすみ。
「きょう、靴を買いに行く」
友が言いました。
週末、いっしょに六甲縦走に行く友です。
大丈夫かな。
新しい靴。
そんな心配を残したまま。
おやすみ。
小学校に通う途中、車の通りの多い交差点がありました。
信号もあったので、とくに怖い、という印象はなかったけれど、それでも、毎朝、「みどりのおばさん」が立ってくれていて、小学生たちに「おはよう」「おはよう」と声をかけながら、誘導してくれていました。
私が低学年のときは、そのおばさんにあいさつをするのが普通でした。
集団登校だったため、先頭をあるく高学年の「班長」がおばさんに「おはようございます」というのをまねて、私たち低学年も「おはようございます」とあいさつ。
ちょっとさわやかな気分。
でも、いつしかみどりのおばさんはいなくなりました。
どうしたのかな?
私たちが高学年になり、班長になりました。
そして、その交差点には以前の人と違う「みどりのおばさん」がやってきました。
また、ちょっとさわやかな気分になれるのかな、と思ったけれど、誰もあいさつをしようとしません。
低学年の子たちは、いっさい何も言いません。
どうしてかな?
なんであいさつしないのかな?
そんな毎日が続いたあと、ふと気づきました。
私のあいさつする声が小さくて、私のうしろを歩く人たちまで聴こえないんだ!
翌日から、ちょっと大声でおばさんにあいさつ。
数日後には、班全員があいさつできるようになっていました。
そっか。
みんな、上級生を真似するんだな。
私もそうだったもんな。
そんな「学び」を得た小学校6年生。
きょうは「みどりのおばさん」の日だそうです。
最近は、あんまり見かけませんが、まだ交差点で立っている地区があるのかな?
おやすみ。
久々に、祖母のところに行きました。
祖母は、数年前から老人ホームに入っています。
認知症が進み、徘徊が激しくなり、母が介護で倒れそうになっている寸前のところを見かねた市の職員さんが、優先的に祖母を入所させてくれたそうです。
たまには、いい人もいますね、お役所にも。
祖母は、元気でした。
90歳を数年過ぎていて、車イスの生活。
もう誰のことも覚えていないようで、誰が行っても、ケタケタケタ、と高笑いをします。
そして、すぐに眠ります。
でも、きょうはちょっと違いました。
母と私を交互に見つめ、私に向かって何か語りかけてくれました。
音にならないような声でうまく聞き取れませんが、確かに何かを語りかけてくれています。
そして、私の手をさすってくれました。
何度も、何度も。
母がいっしょでなかったら、私は間違いなく、泣いていたでしょう。
どんなに認知症が進んで私たちのことを思い出せなくなっても、どんな姿になっても、ここに「生きてくれている」ということのすばらしさとたいせつさを、感じました。
「生」は尊い。
おやすみ。
初対面でまったく会話をしなかった人を駅まで送りました。
たった10分ほどだったけれど、車の中で自己紹介&おしゃべり。
なんだか、いいな。
こういうの。
久々だな。
ちょっと旅先にいる気分。
旅先では、同じ宿に泊まった人同士で、翌日遊びに行ったり温泉に行ったりすることが多々あります。
前日までは見ず知らずの仲だったのに、なぜか翌日はいきなり旅の友に。
地元に戻ってきても交流は続き、いつしか親友に、はたまた生涯の伴侶になっていくこともしばしば。
きょう、駅まで送って行った人もなかなか旅のつわもののようで、時間が許せばもう少し旅の話が聞きたかったな。
よく笑う人でした。
駅で別れを告げ、ゆっくり車を走らせました。
私も数年前までは、誰に対してもあんなふうに素直に笑えていたんだろうな……。
いつの間にやらあっちこっちに高くて厚い壁を作って、自分自身もその壁から出られなくなっているような気がします。
だから、突如として旅に出たくなるのでしょう。
素直に笑える自分がまだいることを確認するために。
さて、来週からまた忙しい忙しい1週間が始まります。
がんばるぞー。おーー(虚)。
琴線に触れる歌、があります。
もう大丈夫かな、と思っていても、やはりその歌を聴くと、ついつい涙腺がゆるんでしまいます。
帰りたいけど、帰れない。
そんな歌。
そんな、大事にしている歌、ありませんか?
おやすみ。
なんだか最近、「疲れた」って人に言うことが多くなってきたような気がします。
ダメだな、ワタシ。
おやすみ。
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