紫
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さて、今週もがんばりましょう。
おやすみ。
いろんな思いが錯綜(さくそう)して、よくわかりません。
とにかく、眠い。
ただ、それだけです。
おやすみ。
朝風呂に入りました。
それから、山の上の朝ごはんの予定にしていた「味噌ラーメン」を、仲間が作ってくれました。
そして、少しゆっくりしながら、きょうの予定の打ち合わせ。
「ここからだと、白山スーパー林道を通って、白川郷に抜けられる」
「あ、白川郷にうまい蕎麦屋がある」
「白川郷? 行ってみたい♪」
などなどの意見をまとめて、目的地は決まりました。
途中、スーパー林道で何度も何度も写真撮影の途中下車を繰り返し、こうとなっては憧憬の山ともいえる「白山」を展望台から眺め、すっかり観光地と化している「白川郷」でうまい蕎麦を食べ、ジャガイモの多い「飛騨牛コロッケ」をほおばりました。
旅慣れた仲間たちは、互いに互いを心地よく気遣いながら、つかず離れずで行動しています。
集団での旅行のように面倒くさくなくて、ひとり旅のように人恋しくなくて。
この距離感が、とてもいい。
そんなことを考えながら、いろんなことに思いをめぐらし、何が平穏で何がスリリングなのか、ホントに大事なものはなんなのか。
「ホントにたいせつなものは、目に見えないんだ」
サンテグジュペリの言葉を思い出しながら、帰りの車はすっかりと眠りにおちてしまいました。
山には登れなかったけれど、いい2日間。
どうも、ありがとう。
ここ数週間の緊張と、運転の疲れが出たのでしょう。
朝は誰に起こされることもなく、運転席でゆっくり眠りました。
すでに起きていた仲間たちのところに向かうと、もう登山中止は暗黙の了解で決まっていました。
外は今は小降りといえども、雨。
天気図にはゆっくりと進む大型の台風。
仕方がありません。
ちょっとがっかりしながら、登山のなくなったきょうの予定をみんなで議論しました。
こんなとき、頼もしきは旅慣れた仲間たち。
地図を見ずとも、次から次へと案が出てきます。
白山の近所のひなびた温泉に入り、金沢の回転寿司屋まで車を飛ばし、福井の六呂師温泉のコテージで山頂で食べるはずだった豚汁を作り、夜はみんなでのらりくらりと宴会。
そして、雑魚寝。
真夜中に奇妙な行動をする人にちょっと驚かされましたが、それもまた旅の一興。
あしたの予定なんて、決まっていません。
決まっていないけれど、大丈夫。
だって、こんなに心強い仲間たちといっしょなんだもん。
おやすみ。
早朝の天気予報を見ながら、数人の友にメールをしました。
「きょう、どうしましょう」
台風のなか、行っても仕方がない。
それなら家でのんびりしていたい。
みんな、そんなふうに思っていたら、どうしよう。
もし、中止になっても、私ひとりでも出発しよう。
私のそんな予想とは正反対に、こんな返事がいくつか届きました。
「台風の進路次第でなんとかなるかも」
あぁ!なんてすばらしい仲間たちなのでしょう。
一瞬たりとも弱気になったことに心のなかで謝罪をしてメールを送り返しました。
「行きましょう!」
そして21時を過ぎて、続々と集合場所に集まってくる仲間たち。
ひとしきりの談笑。
そして、出発。
いつものようにいつもの場所のマスターが作ってくれた大きな大きなおにぎりを持って……。
今晩から「白山(はくさん)」に行ってきます。
台風の進路が心配ですが、いつも「曇り空から晴れを期待する私」でいたいんです。
といっても、相手は「曇り空」なんかではなく猛烈な「嵐」ですが。
とりあえず、行ってきます。
台風が接近しているのを、今日の夜遅くに知りました。
最近の多忙&疲労に、新聞を読む力もありません。
週末に予定があり、かなり気になりましたが、きょうも力尽きて早めにおやすみ。
明日の朝、検討することにします。
関係者のみなさま、連絡をお待ちください。
おやすみ。
今日って、誰かの誕生日だったような……。
そんな日、ありませんか?
日にちだけが特別さをアピールしているけれど、それが何の日かわからない。
友の誕生日を忘れたのなら、その友に聞けばいいのだけど、日にちに「あなた、誰かの誕生日だっけ? 私にとって『特別』な日だっけ?」と聞いても答えてくれません。
でも、どうしても気になる今日の日付。
とうことで、きょう生まれたすべての友に、ハッピーバースデー。
って祝われても、うれしくないか。
おやすみ。
愚痴はたくさん言います。
でも、相手を選びます。
たとえば、職場の愚痴なら会社の人に言います。
仲間の愚痴なら、その仲間を知っている人に言います。
私の置かれている状況を、まったく知らない人に説明するのが、面倒くさいからです。
それに、説明しているうちに、どんどん落ち込むのは自分自身です。
今月に入ってから、心身ともにハードスケジュール。
「死」と「生」の接点にいるからなのでしょう。
いろんな思いが頭の中を、ぐるぐる、ぐるぐる、と巡ります。
そんななか。
ふと立ち寄った洋食屋さんで「どう、がんばってる?」と聞かれました。
ふだんなら、「別に〜」とか「知らない」とか適当に言うのですが、ついつい私の口からこぼれた言葉は……。
「………。疲れた。………」
その瞬間。
あぁ、私、ホンキで疲れているんだな。
あらためて実感。
でも、あしたから、またがんばります。
「死」と「生」の接点にいて、不随意でも「生きよう」としている人たちのために。
おやすみ。
久々に、母にお弁当を作ってもらいました。
いつもは自分でなんだかんだとおいしいものを詰めているのですが、きょうはもうヘトヘト。
月曜日から、ヘトヘト。
母に甘えました。
お昼休み。
母に作ってもらったことをすっかり忘れてお弁当箱のふたを開けると……。
おにぎりや玉子焼き、ハンバーグにウインナー。
私の中学時代の大好物がそろいにそろっていました。
高校から両親とは別れて住んでいた私。
なんとも懐かしい気持ちになりました。
おにぎりと玉子焼きは、母の味がします。
お昼も輪をかけてヘトヘトだったけれど、それでも、お弁当、いいですね。
母の味を知っているって、いいですね。
おやすみ。
「新・世界七不思議」というのがあるそうです。
それが、きょう、選ばれました。
中国の「万里の長城」、インドの「タージマハル」、ペルーの「マチュピチュ遺跡」、チチェンイツァの「ピラミッド(メキシコ)」、リオデジャネイロの「キリスト像(ブラジル)」、ヨルダンの「ペトラ遺跡」、ローマの「コロシアム(イタリア)」。
残念ながら、選ばれなかった候補に、京都の「清水寺」がありました。
何が七不思議なのかはわかりませんが、どうせなら選ばれてほしかったな。
なぜなら、あの「清水の舞台」のひとつは、当時、宮大工だった父が、その修復作業に立ち会ったものだから。
今日も、父が生前にお世話になった人のところへ挨拶に行きました。
「いろんなことを、教えてもらいました。職人として、貴重なことも、たくさん……」
そんな言葉に母が涙ぐみ、私は、やはり隣でガマンしていました。
私だって、父の思い出を語りたいのに。
もっと、大工だった父の話を聞きたいのに。
もし、今、私が交通事故で死にいたったら、母は「生きていられない」と言います。
寂しさが、人を殺す。
その寸前までいったことのある私には、その気持ちはよくわかります。
だから、私は人を死なせちゃいけない。
そう思うから、長生きするんです。
悲しむ人がいなくなるまで。
迷惑をかける人がいなくなるまで。
おやすみ。
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