株式会社JOYWOW
椰子の実日記【JOYWOW】
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2009年01月01日(木)


謹賀新年2009!




新年あけましておめでとうございます!
この日記も2003年1月12日からハテ、何年? ようやるわ、
というくらい続いています。これを書いているのは
2009年元旦の夕方6時前だけど、実はJOYWOWサイトが
新しくリニューアルオープンするのにあたり、近々、
そっちへ日記も引っ越します。
ついいままで数分間、新しい日記ソフトで書こうと
していたのだけど、リンクの仕方がわからなくて
ちょっとこっちへ逃げてきました(笑)。

今日は朝からお酒飲んで、ビール飲んで、一日テレビ
の前に溶け込み、ずっと貯めこんでいた録画番組を
鑑賞。フカキョンと土屋アンナの『下妻物語』が
大傑作で、大いに楽しんだ。

写真は昨夜の紅白歌合戦採点表。
生まれて初めてである。紅白をあたまからシッポまで
全部見たの。そしていちいち採点したのも。
最初、シャレで新聞の出場者欄に線引いて、さあ、採点
しよう、と家族で言っていたのが、人間って、「採点欲」
なるものが内在しているようで、なんだかんだと言っては
点数つけてもた。
もちろん、独断と偏見そのものであって、SPEEDは文句なし、
歌聞く前から5点満点だし、大トリ氷川きよしなんか、
もらい泣きしながら6点あげちゃった。

なんだかんだ言って、結果白組が紅組を大きくリードする
図式は変わらず、テレビの判定も同じで、白組優勝。
だからどうだというのだが、どうもしないのがいいので
ある。そして、紅白、アタマから最後までずっといる歌手
やグループを今年は応援することにしたのである。
途中からいなくなるのは、いかん!

とまあ、相変わらずですが、今年もよろしくおつきあい
ください。

 

2008年12月31日(水)
ぼくはこの本書くのに50年かけたんだ




年末ごあいさつにお伺いするにあたり、拙著『ゆるみ力』
を持っていこうと思いついたが、自宅には自分用しかない
ことに気付き、葉山で唯一ある書店に電話して(もちろん
自分が著者であることは伏せて)在庫を確認してもらった。

「すみません。日経プレミアシリーズという新書の
7番、『ゆるみ力』という本、ありますか?」
「何力ですか」
「ゆるみです」
「はいはい、ゆるみね・・・ゆるみ、ゆるみ・・・と、
 しばらくお待ちください」
 cachacachacachaと、キィボード
 の音が聞こえる。

「あー。すみません。この本は半年も前に出ていて、
 いま、在庫切らしちゃってるんです。ご注文に
 なりますが」

半年も前!

おいおいにいちゃんよ、半年も前っつうけどさ、

ぼくはその本書くのに50年かけたんだ。

 

2008年12月30日(火)
『地上最大のショウ』(1952年アメリカ映画)

『地上最大のショウ』(→)

を観る。この年末年始は、古典とされる映画を徹底的に
観る予定だ。来年は映像の年にしようとしていることと、
JOYWOWがますますライブ「ショウ」に力を入れることも
あって、エンタティメントの基本文法を学ぶためには
やはり古典、と判断したためだ。

作品に関してはリンクしたウィキペディアをご覧ください。

たしか『五感商品の創りかた』だったか、ぼくの作品でも
引用した傑作『素晴らしき哉、人生!』主演のジェームズ・
スチュアートがずっとクラウンのメイクのまま、素顔が
ワンショットだけ、しかも一葉の写真で、という出演
の仕方。ほかにはボブ・ホープとビング・クロスビーが
サーカスの観客役でポップコーンをポリポリ食べている
だけ、という豪華な遊び心。いいねえ。

1952年作品(制作は51年)なのだが、この段階では
有色人種が一切出てこない。
これは監督セシル・B・デミルや主役の
チャールトン・ヘストンの意向もあるのかもしれない。
推測だが彼らは共和党員であり、映画のセリフにも
「この近くで共和党大会をやっている」というのが
あるくらいで、有色人種が嫌いなのかもしれない。

それにしてもたった400万ドルでこんなに大傑作を
創ることができるのだから、映画の、エンタティメントの
プロフェッショナルの力は、すごい。

 

2008年12月29日(月)
自画自賛させてね

昨日はYukariの日記にもあるように、
JOYWOWトークライブ収録。
事前の打ち合わせまったくなし、出たとこ勝負の
一発録りで、何ともまあ、すっげー面白いトーク
が出たのは自画自賛でもなんでもないと思うがやっぱ
自画自賛かな。

ぼく、ZONO、ラッキー、ねが、わたさん、Yukari
それぞれが一個ずつ本番のキューが出てからテーマとなる
根太(ネタ)を提出し、そのネタについてキャッチボール
するのである。文字通りライブであり、ちょうどこれ
はジャズメンがインプロヴァイゼーション、つまり
アドリブをできるようになるには腕が立たないとでき
ないのと同様、達人の技なのである。しかもそれぞれ
の尺(長さ)がほぼぴったりというのも、もちろん
サミーのタイムキーピングがあったとはいえ、
力だろうなあ。自画自賛かなあ。かもね。

でもやっている本人たちがすっごく楽しんだことは事実。
来年早々にリニューアルされた新JOYWOWサイトでお披露目
しますから、みなさん、どうぞお楽しみに!
ラジオを楽しむように、楽しんでくださいね。

そうそう、昨日のJOYWOWメンバーに馬名をつけると
したらどうか、という遊びをやった。

ラッキー:オレサマキング
ねが:クマシラズ
わたさん:オグリモドキ
ZONO:パジャマオー
Yukari:レモンクイーン

そして、ぼく:ホープダノミ
サミーとむいちゃんは考え中。

馬名の由来はラッキーはそのまま、自分大好きから。
ねがは、くまに出会ったけどくまがねがにまったく
気づかなかった事件から。
わたさんはJOYWOW・F4における小栗旬という役柄から。
ZONOはコンビニに上下違いのパジャマで行く習性から。
Yukariは知る人ぞ知るレモン好きから。
ぼくは新刊「HOPE!」に期待しているから。

 

2008年12月28日(日)
富士に恥じない商売やろうぜ!




葉山森戸海岸から望む夕暮れの裏富士。
美しいオーラに包まれている。

JR逗子駅前は本当に終わった商店街で、まともな
店がなく、不自由していたのが、先日ようやく
マトモな店と出会い、聞けば今年の秋オープン
したばかり。せいぜい贔屓にしようと思って
おり、今度大切な友人たちと年末の食事会を
そこでしようと予約していた。

外出から戻ると留守電があって、予約の件という。
コールバックしたらしどろもどろの日本語で、
そう、ちょうど、日本語を覚えたての外国人が
一所懸命に話すのをアシストしてあげながら聞く
みたいにして内容をつかんだのだが、要するに
ボヤ騒ぎを起こしてしまい、店再開のメドが立たない
からせっかく予約してもらっているけどゴメン、
ということなのだ。

「大変ですね、がんばってください。再開
したらこの番号に連絡くださいね」

と励まして切ったのだがぼくのこころは暗澹
とした。店のボヤに対してではない。予約キャンセル
に対してでもない。

電話口の店スタッフの日本語の危うさに対して、だ。
サービス業はまず、マナーだとか接客技術だとかの
前に、日本語力を身につけさせるべきである。

しかし、このように、雇用からますます逃走している
日本企業だから、こうはいかないだろう。

新メニュー販促でニセ行列を作る、
そのためにアルバイトを雇うくらいな
のがオチでは、日本経済はほんと、もう、崩壊
しちゃってるよね。

銀行のやってることも、「エンタの神様」で、
芸人たちが

「それ、地上げだろ!」
「って、やくざじゃん!」

と突っ込み入れるようなことだし。

ビジネス1.0の崩壊、ここに極まれり。

 

Kei Sakamoto |株式会社JOYWOW