椰子の実日記【JOYWOW】
2008年12月17日(水)
用意はいいかい? Ready, Go!!
クリスマスを控えた、横浜・元町。 はっきりとは見えにくいが、クリスマス仕様に なってるよ。
この、
「さあ、いよいよこれからクリスマス いきまっせー!」
という街全体のノリ、 いくつになってもワクワクするものだ。 今年のクリスマスは
『HOPE!』の著者見本が届く頃。 ぼくにとっては最高のプレゼントだ。
2008年12月16日(火)
パワーノベルamazonにて予約開始!
2009年を明るく照らしたい(笑)、ぼくの初小説、 パワーノベル『HOPE!おばちゃんとぼく』 のamazon予約が開始しました!
ご予約はこちらから(→ココ)
書店に並ぶのは1月9日頃です。
プレスリリースも準備しましたので、もしご入り用のかたは
JOYWOW事務局(→クリック!)
までメールください。
2008年12月15日(月)
それにしても茂木さんはセッズ症候群やなあ
来年出版する翻訳書の版元バジリコ担当編集者 Aさんからいただいた。
「セッズ症候群」というのは、「お墨付き症候群」 のことで、やれニーチェがこう言っている、 フロイトがヘをこいた、という伝で、自分の 言い分にお墨付きをつけたがる思考フレームのこと。 拙著『スロー・ビジネス宣言!』p.47にあります。
茂木健一郎は、「プロフェッショナル」や 「あいのり」のコメントほかから、 「ぼくとは合わない人」という印象が強かったのだが、 対談相手が甲野善紀先生というので、読み進めたら、 これが面白いのなんのって。
対談はまず、甲野先生の科学批判から始まる。 強烈であって、茂木さんはたじたじしている。
それからずっと、「すり寄る茂木、跳ね返す甲野」 という図式で話が進んでいく。痛快この上ない。
「わかりやすい」 「簡単にできる」 「これだけ!」
といった、吐き気のしそうなビジネス書群や 社会常識がことごとく攻撃されていく。
お勧めの一冊です。勉強になりますよ。
2008年12月14日(日)
やっぱりすごかったリンゴ・スター
シルク・ド・ソレイユのビートルズ・トリビュート ショウ「LOVE」のBGMを繰り返し聴いているうちに、 ビートルズ歴35年にして初めてリンゴ・スターの実力 を認識した。
「LOVE」は、ジョージ・マーティンが、いったん ビートルズの楽曲をトラック(楽器)ごとにバラバラ にして、メンバー一人ひとりに光を当てる、メンバー フィーチャー方式を取って再録音した、いわば古い 楽曲を使ったニューアルバム。だからこそ、「この曲は ドラムをフィーチャーしたほうがいい」というプロ デューサーの意思が反映されていて、余計にわかる のかもしれない。
例を挙げよう。
「サムシング」はジョージの名曲だが、あの曲を、 たとえばストリングスだけでカバーしたものを 聴いてもピンとこないのは、間違いなくドラムが ないから。あの曲はドラムから始まり、そして、 あの、ぼくはあまり評価しない、「つけたし」の ようで凡庸なサビ部分、光っているのはドラムの たたみかけるような音だ。プラス、ポールの ベースも相当へんてこな動きをしていて、 ジョージはあのベースプレイが気に入っていなかった らしいが、ぼくは大好きであって、ドラムと ベース、この二本立てのリズム隊があってこそ、 「サムシング」は名曲になったんだと思う。
ほか、「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」、 「カム・トゥゲザー」など、ストーンズ・チャーリー ・ワッツのスネア中心のドラミングに惚れていたぼくに とっては盲点だった。 タムやフロアタムを駆使した創造性あふれるドラムなのだ。 ということで、しばらくは聞きなじんだビートルズ を、リンゴのドラムを中心に聴き直して楽しみたいと 思う。
*写真は昨日土曜にも働いていて仕事帰りに撮った みなとみらいの観覧車。リンゴに捧げます。
2008年12月13日(土)
もう一人の主役、ハロちゃん
新作書き下ろし小説『HOPE!おばちゃんとぼく』 裏表紙。カバンからのぞきこんでいるのが、 くまのハロちゃん。イラストは若い人を中心に 大人気を博している新進気鋭の売れっ子 漫画家&イラストレーターべつやくれいさん。 コミックエッセイ劇場(→) amazon(→)
このハロちゃん、実在していて、ニューヨークは スターバックス・ユニオンスクエア店(そういう 店名かどうかは不明だが)で買ったスタバグマだ。 以来、我が家に住んでいるのだが、今回、ほんの 脇役のつもりで「出演」してもらったら、ストーリー の重要な役どころになった。
帯にあるように、主人公は東京から西へ、 新幹線で旅をする。本も、ページをめくるごとに 「東(右)」から「西(左)」へと進んでいく 身体感覚と内容とがシンクロするようにできている。
2009年の新年、『HOPE』を読んで、希望に満ちた 一年のスタートをしてください!
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