椰子の実日記【JOYWOW】
2008年11月17日(月)
発見!おばちゃんの定食屋
オフィスのある場所がおしゃれな横浜は元町 なので、ランチ問題が結構悩ましい。 こじゃれた店は多いのだが、そこは以前の オフィスがあった学芸大と違い、いわゆる 「おばちゃんの定食屋」 みたいな肩の力を抜いた店がないのである。 これを「代官山問題」と呼んでいる。 NYから日本に帰国して最初に構えたオフィスが 代官山にあって、フォークとナイフの店ばかり、 ランチに困った。代官山から学芸大に移った 理由の一番大きなものが、この、「ランチ 問題」であった(笑)。
ところが、今日、発見しましたがな。 写真の店。古い店らしく、店主のおばちゃんは 今年還暦というが、先代からやっている由。 「私はここで生まれたのよ」 とのこと。
やきそばセット(小ライスとみそしるつき)を わしわし食べ、周囲のたばこの煙もうもうにも めげず、わしは楽しくランチを済ませたのである。
オフィスまえの帰途、こじゃれたイタリアン、 たばこ吸う人はこの寒い中、街路に面した 席でコート着たまま食べていたが、 ご苦労さんです。
2008年11月16日(日)
ヒルに出会った休日
昨日はめでたく小説校正脱稿、翻訳も一段落 したため、今日は今年初めて「何もしない」 休日を取ることができた。ほんと、まさに 今年初である。
いやー。自営業としてはありがたいことなのだが、 全く一日も休みがない、というのはひどい毎日 だった。ハードワークの連続、緊張の連続で、 キツかった。
だから今日は朝も眠れるだけ眠り、本も読まない、 何もしない。アイデアも考えない。経営マター も考えない。
ぼんやりと家を出たら、ガレージ近くの地面で ミミズが這っているのを発見、すぐ家に戻って 階段を上がり、書斎にあるケータイで写真を 撮った。しかしよくよく見てみると、これは ミミズなのではなく、ヒルなのではないのか?
うかつに触らなくてよかった。血を吸われていた かも。
一日、ぼんやりとして過ごす。ありがたい。
2008年11月15日(土)
ハロちゃん小説、いよいよver.9へ
いよいよ小説制作が佳境に。 編集者から届けられた原稿はver.8。 これに朱をさらに入れ、ver.9を完成させる。 さらに、著者あとがきを書かねばならない。
写真は、ニューヨーク、ユニオンスクエアの スターバックス出身のくまのハロちゃん。 小説の中で大活躍します。
校正を見守りたいという本人のたっての願いで、 パソコン前に座っています。
2008年11月14日(金)
LOVEのち、JOYWOW
午前中、シルク・ド・ソレイユの『LOVE』 ドキュメンタリービデオを観る。 ラスベガスはミラージュ内常設劇場で やっているビートルズの曲を使った ショーなのだが、まだ見ていない。 でも、さすがはシルク、徹底的な 創りをしている。ポールもリンゴも ヨーコもオリビア(ジョージ夫人)も 関与しているし、さらに何といっても 「あの」ジョージ・マーチンが息子と 共に曲すべてに関わっているのである。 いいものができるに決まっている。 面白く、ワクワクした。
午後、ブランド・マネジャー認定協会 岩本氏、北條氏来訪。「赤の間」で迎える。 わし、実はこの秋から外部の肩書が増えた。
「ブランド・マネジャー認定協会理事」
なのである。今日はその理事としての お仕事。
夕方、JOYWOWコンサルタント三々五々参集。 2009年の企画会議。会議といっても笑って ばかりなのだが。
彼らがJOYWOW企画のcreative cellであり、 口から出る言葉がすべて未来に関する 話題なのがすごい。こんなにすごみを 帯びながら、それでも楽しいワクワクする 会議はJOYWOWならではだろう。
翻訳と小説が一段落したら、この、 2009年企画を軌道に乗せる仕事に取り掛かろう。
会議終了後、みんなで中華街の焼肉店へ。 いまどき珍しい煙もうもう、目の前に いる人の顔が判別できないほどの 本格的、体育会系の焼肉店で、旨いの なんのって。また、出されるビールが きちんとしたジョッキで、きりっつきりに 凍らせてくれている。 最近の飲食店の、こざかしい小ぶりのジョッキとは 言えないグラスにいらついていたわしとしては、 非常にどっしりとした持ち重みある生ビールジョッキ に、大満足なのであった。
食後、名残惜しく、ローズホテルでお茶飲みながら、 さらに企画を深めていった。
*煙もうもうのため、写真写らず。あしからず。
2008年11月13日(木)
『Blessed Unrest』ついに翻訳脱稿!!
今日は朝から自宅書斎に蟄居。 翻訳の最後の仕上げをした。
そしてついさきほど・・・
やったーーーー! ついに完成!
思えばロング・アンド・ワインディング・ロード であった・・・おお、つい口に出るのも英語じゃの。
本の出版を知ったのが2006年秋、amazonUSAに予約して 待ち焦がれてようやく発売された本を手にしたのが 2007年5月6日、つまりぼくの誕生日である。 誕生日に手に入った本はエンギが良いことを 運んでくれるのであって、たとえば過去セス・ゴーディン 『パーミションマーケティング』原書もそうだ。
それから今日まで幾星霜。 ようやく。 本当にようやく。
やったーーー!
と解放されてビールを飲みに行きたいのだが、 やるべき仕事は山積。
書き下ろし小説の最終ゲラチェックと 著者あとがきも残っていて、それは今週末土日 の仕事である・・・って、一体いつになったら 休めるんや!
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