椰子の実日記【JOYWOW】
2008年10月28日(火)
主述を逆にしてみる
葉山を歩いていて、水路でカモ君がくつろいでいる ところを失礼してパチリ。 彼にとっては、日経平均が6,000円台になろうが、 円が90円台になろうが、まーーーーーーーったく 関係ない。美しい水の中で、陽だまりを楽しんで いるだけである。
人間も、自然の一部。なのに自分で作り出したフィクション に暴れられ、おおわらわしている。そして、暗い顔して 電車にゆられている。
Wiiのコントローラーを操作して遊んでいるつもりが、 実は、人間がWii(の、Mii)に操作されているん じゃないだろうか。
「おれたち、2次元じゃん。一度、3次元、やって みたかったんだよね」
おかしな考えとは思えない。株価に一喜一憂している 人間を見ていると。
2008年10月27日(月)
Shall we UNI?
カリフォルニアは何を隠そう、uniが旨い。 鉛筆のユニちゃいまっせ、ウニでっせ。
写真は、あらかた食べてしまってから気づいた 写真でおま。
カリフォルニアは、海産物が傑作。 この夜は、ほか、イカとアナゴもいただきました。 マツタケも食べたけど、マツタケはメキシコに わんさか生えていて、メキシコ人は日本人のように ありがたがったりしないので、どんどこ安く買える とのこと。
---------------------------------------------- 午後、日経さん編集者お二人、横浜オフィスに 来訪いただく。 来年の書き下ろしについて打ち合わせ。
いよいよ長年の夢の本へと第一歩を踏み出した。 年内は書く余裕がないが、2009年、楽しみ 一つ、増えた。ありがたいことである。
懸案の翻訳、いよいよ最終章を残すのみ。残り20ページ。 と思ったら今週は翻訳する時間なし。日曜までおあずけ。
2008年10月26日(日)
うまくてしかたないKorean Air
LAX(ロサンゼルス国際空港)で、帰りを惜しみながら。 今回のスポンサーの一社、Korean Airさんのこれから 乗る機体を正面からパチリ。新幹線の、いまはもう 現役引退したゼロ系と同じく、飛行機って、正面 から見るとかわいいんだよね。
Korean Airは初めての搭乗だったが大満足。 とにかくメシがうまい! ビビンバを頼んだら、白いほっかほかのごはん。 持ち重みのする、韓国料理名物の銀のお箸。 嬉しく食べているうちに時間があっという間に 過ぎる。
消灯時間になったが、となりの精力的韓国ビジネス マンが「辛ラーメン」を注文。 「あ。そんなん、アリ?」ということで、様子を うかがっていたら、やがてうまそうな辛ラーメン の香りが周囲を満たす。途端、あっちこちで 座席ランプがぽ、ぽ、ぽ、とついてみんなが 同じく注文しはじめた。 当然ぼくも頭皮に汗一杯かきながらラーメンを 完食。
一服してハングルをしゃべるインディ・ジョーンズ を中国語字幕で見るという暴挙に出ていたらおやつ の時間だ。
これもおいしく食べ、「Get Smart」を楽しみ、 韓国映画の「グリーン・デスティニィ」を ハングル語音声、英語字幕で見ていたらもう 到着前の食事である。
結局一睡もせず、食べ続けていたことになる。 これなら、毎日乗っても疲れない。 一気通貫の9時間でした。ありがとう!
2008年10月25日(土)
店主出身地高松の近所に源平の史跡があるからこのネーミングです
友人のYuzoさんが経営する源平うどん。 カリフォルニア州ガーデナ、レドンドビーチBlvd. 沿いスーパーMarukai Pacificのフードコート内 にある。かけうどん$3.00、釜玉うどん$3.30、VALUE SET うどんにいなり寿司かミニ明太子丼などのごはんものと ドリンクがついてたったのプラス$1.80。 この、超「財布にやさしい」プライシングで、9月の リーマンショック以降、売上を伸ばしている。
店が立地している周辺に住むお年寄りのランチ
にターゲットを絞りに絞って、成功している。 店を切り盛りしているのはメキシカンのナイスガイ。
残念ながら食べる時間がなかった。次回は必ず ここのかけうどんを食べよう! と、いまから 楽しみにしている。
2008年10月24日(金)
無視オババと暗喪服電車
LAからラスベガスへ向かう途中で立ち寄ったガス ステーションからの眺め。いかにもアメリカ、でしょ?
このガスステーション、おばちゃんがやっていて、 100%ピュアに愛想がない。 店内で軽食を食べることができ、ドライバー とは思えない(だって、外に車が止まってなかった) じいさんたちがもぐもぐとパンとか何やらを 食べている。ぼくが挨拶しても知らん顔していた。
話は変わるが、これを書いているのは既に帰国後 であり、今日は久しぶりに都内でJRに乗ったの だけど、どうしてみんな、あんなに暗いのだろう。 全員、喪服を着ているかと思うほどに暗い。 難しい顔してケータイを見る。 居眠りする。 ホームで並んでいるのを平気で割り込み、 ドアが開くと餓えたように駆け込み、席を確保 するスーツ姿の30代サラリーマン。 バイブレーション低いこと、つらいったら ありゃしない。
真昼間だよ、これ。彼らが仕事で生み出す商品に、 JOYとWOWが含有されるはずがないと思った。
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